コスパの高いPCがほしい

PC選び

ゲーミングPCについて初心者が知るべき知識

今回はゲーミングパソコンとクリエイターPC(イラスト制作、動画編集、音楽制作、CAD)の意味・違いや選び方を初心者向けに質疑応答形式でわかりやすく紹介します。

ゲーミングPCとクリエイターPCに共通した特徴、普通のパソコンと何が違うか

  • 普通のパソコンよりも動作速度が速いうえに保存容量も大きいから高価
  • 普通のパソコンより高性能だから消費電力も発熱量も大きめ
  • 普通のパソコンより発熱量が大きいから本体サイズも大きいなど排熱性も工夫されている
  • 普通のパソコンとは違ってグラフィックボードが搭載されている
  • クリエイターPCでもゲームはできるし、ゲーミングパソコンでもクリエイティブな作業はできる(向き・不向きはある)
  • ゲーム以外の普通の事務作業にも使える
  • モニターサイズは大きめが合う
  • 普通のPCモニターの縦横比(アスペクト比)は16:9だが、おもにゲーム用として21:9や32:9のモニターも販売されている
  • デスクトップがおすすめ
  • デスクトップなら拡張性が高い

ゲーミングパソコンとクリエイターPCの違い

  • 向いているグラフィックボードの種類が違う
  • モニターについてクリエイターは解像度や色域を重視して選ぶが、ゲーマーはリフレッシュレート重視で選ぶ
  • Windowsはゲームにもクリエイティブな作業にも使えるが、Macはゲームには不向き
  • 光り方はゲーミングのほうが派手

もしゲーミングPCやクリエイターPCが欲しいのなら、

  1. あなたがやりたいソフトの推奨スペックを調べる
  2. それらのソフトの推奨スペックの中で最も高い推奨スペックを割り出す
  3. その推奨スペックよりも少し高いスペックをもったパソコンを買う

という流れが基本です。

目次

ゲーミングパソコンとは?クリエイターPCとは?【初心者に知識を解説】

ゲーミングPCとはゲームのプレイに適した高性能のパソコンのこと。

ゲーミングPCはゲームをするためのパソコンというより高度なゲームが快適にできるほど高性能な機械だとお考えください。

クリエイターPCとはクリエイティブな作業(イラスト制作、動画編集、音楽制作、CADなど)に適した高性能のパソコンのこと。

たとえば高性能の自動車にも舗装された道を走るのが得意な車とオフロードが得意な車とがあるように、高性能なパソコンにも使い方に向き・不向きがあるのです。

要するにゲーミングパソコンは高性能なパソコンのことなんだけど、マーケティング的には「高性能なパソコン」と呼ぶよりも「ゲーミングパソコン」と呼ぶほうがカッコよくて売れる。

高性能パソコンって具体的にどういうこと?

CPUという計算装置が高性能で、なおかつメモリという短期記憶装置が16GB以上あれば標準スペックよりは上とお考えください。

インテルとRyzenのスペック比較

性能が高い(数値が大きい)ほど動作は速くなり、価格は上がります。

さらにストレージというデータの長期保存装置の容量が多いことも基準になります。具体的にはSSD500GB以上が基準。

ゲーミングPCやクリエイターPCの場合、グラフィックス(グラフィック処理装置)やモニターの性能の高さも基準になります。

PCスペック ゲーム性能 音楽制作 動画編集、2D CAD 3D制作
標準スペック ▲~○ ×
標準より少し上 ▲~○ ▲~○
ゲーミング(高~超高性能) ▲~○
クリエイター(高~超高性能) ▲~○

CPUは世代も大事

CPUの世代の見方

なおインテルのCPUは、たとえばCore i7であっても昔に発売された世代と新しい世代とでは性能がまあまあ違います。

現在のインテル最新世代は第12世代であり、この第12世代は性能および評判がかなりいいです。

AMDのRyzenも世代が新しいほど性能が上です。

おすすめスペックはどのくらい?

推奨CPU 推奨メモリ 参考ストレージ
芸術系の学生と教員
軽めの絵描き
軽めの動画編集者
ライトゲーマー
Core i5~7
Ryzen5~7
16GB SSD500GB~
理系や芸術系の教員
音楽制作者
写真編集者
Core i5~7
Ryzen5~7
16~32GB SSD500GB~
3D系ソフトの使用者
3Dの絵描き
アニメ制作者
Core i7~9
Ryzen7~9
16~32GB SSD500GB~
4K動画編集者
本格派ゲーマー
Core i7~9
Ryzen7~9
32~64GB SSD500GB~

CPUについて迷う人は、新品パソコンであればCore i7(Ryzen7)を選ぶのがおすすめ。中古だとCore i7(Ryzen7)であっても性能が高くない場合がありますからおすすめしません。

メモリが64GBも必要な人はまれですから、ほとんどの人はメモリは16GB~32GBを目安にしましょう。

CPUとメモリとストレージの意味は下の記事でわかりやすく解説していますのでご覧ください。

普通のパソコンではゲームやクリエイター向けソフトは動かせないの?

ソフトによっては動かせますが、ソフトによっては動かせません。

たとえばYahoo!Japanのオセロゲームは標準スペックどころか低スペックのパソコンでも快適に動かせます。もう余裕のよっちゃんです。

なぜなら、そのオセロゲームがパソコンにもとめるスペックの水準は低いから。見た目にもそのオセロゲームはグラフィックが地味ですし、裏でものすごい演算処理をしているわけでもありません。

低スペックでも動くゲームやクリエイター向けソフトばかりをやりたいのなら、ゲーミングパソコンやクリエイターPCを買う必要はありません。

ただし、一般論としてはゲーム好きやクリエイターはパソコンに慣れるにつれてより高度なソフトを使ってみたがる傾向があります。

少しオーバースペックのほうがいいわけだ。

ゲームやクリエイター向けソフトに合ったパソコンのスペックはどのように調べるの?

たとえば『ファイナルファンタジー14』に興味があるのならGoogleで「ファイナルファンタジー14、推奨環境(推奨スペック)」などと検索します。

『ファイナルファンタジー14』の制作者・配信者はスクウェア・エニックスですから、スクエニの公式サイトを見るのが一番参考になります。

クリエイター向けソフトも同じ要領で検索してみましょう。

ゲーミングパソコン

ソフトの推奨環境や最低動作環境って何?

推奨環境とは快適に動かすのに必要なスペックのこと。

最低動作環境とは動かすのに必要な最低限のスペックのこと。最低動作環境よりも推奨環境のほうがスペックは高いです。

最低動作環境 推奨環境
OS Windows10 32/64bit 日本語版
Windows11日本語版
CPU Core i3 2.0GHz 相当以上 Core i5 2.4GHz以上
メモリ 3GB以上 4GB以上
ストレージ 空き容量24GB以上
グラフィックボード Geforce GT 220
Radeon HD 5550
Geforce GTX 650
Radeon HD 5800

上の表はドラクエ10の最低動作環境と推奨環境です。

ドラクエ10は最近の有名なオンラインゲームの中では必要なスペックが低いため、ここで取り上げてみました。

ゲームにしてもクリエイター向けソフトにしても快適に動かすには推奨環境を満たすことが必要であり、それはソフトによって違います。

インテルとRyzenのスペック比較

パソコンでドラクエ10がやりたいのなら、さきほどの表を照らし合わせてCPUはCore i5以上、メモリ8GBを目安にしましょう。メモリはさきほどの表では4GBとありますが、8GBのほうが圧倒的におすすめ。

というかドラクエ10以外にもゲームやクリエイターソフトをいろいろやりたいのならメモリは最低でも16GBにしたほうがいいです。

ストレージは新品状態のパソコンではガラ空きですから24GBくらいなら余裕で確保できます。

ほかにグラフィックボードのスペックを満たすことも必要です。

自分はクリエイターだけどゲームもしたい。注意点は?

クリエイターPCでもゲームはできます。

しかし、かなり高いスペックをもとめられるゲームをクリエイターPCでやる場合は動作が快適にならないかもしれません。

逆もまた真なりで、ゲーミングPCでクリエイターソフトも動かせますが、かなり高いスペックをもとめられるクリエイターソフトだと快適に動作しにくいです。

なぜならハイスペックのソフトの動作に向いているグラフィックボードの種類は違うから。

グラフィックボードって何?

グラフィックについて高度な処理と表示を専門的に行う装置を意味します。

グラフィックボード

グラフィックボード

普通のパソコンの場合は内蔵GPUといってCPUに付属している簡易的な装置がグラフィックを処理します。

しかし、ゲーミングパソコンやクリエイターPCにはグラフィックボードという専用の別装置がついているため、より高度なグラフィック処理ができるというわけ。

グラフィックボードは1万円~50万円くらい価格幅がありますが、多くの人におすすめは3万円~10万円くらいのもの。

グラフィックボードにはどんなものがあるの?

ゲーマー向けとクリエイター向けと違います。

  • ゲーマー向けグラフィックボード(ソフトの推奨環境にDirectXという記載)矢印NVIDIAのGeForceシリーズ
  • クリエイター向けグラフィックボード(ソフトの推奨環境にOpenGLという記載)矢印NVIDIAのRTX AシリーズやQuadroシリーズ

クリエイターソフトの中にはGeForceシリーズでも快適に動くものもあります。

クリエイターソフトの中でも音楽制作関係には高度なグラフィックボードは必要ありません。なぜならグラフィックボードは動画やゲーム、イラストといった画像・映像分野でこそとくに有効なのであって、純粋な音楽制作と画像・映像は関係性が薄いから。

ただし、グラフィックボードによる複数画面への出力機能やCPUを助ける機能なんかは音楽制作の分野でも有効ですから、音楽制作者は低めのグラフィックボードをつけるべきというわけ。

ちなみにグラフィックスにはインテルのIris Xeというのもあります。

インテルのIris Xeは通常のグラフィックスよりは性能が高いものの、RTX AシリーズやQuadroなどに比べると性能が低くて価格が安いです。

グラフィックスやグラフィックボードについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

普通のパソコン(グラボ非搭載)で高度なゲームやクリエイター向けソフトを動かすとどうなる?

画面はまるでコマ送りしているかのようにカクカクしたり、グラフィックが明らかにしょぼくなるなど快適に動かせません。

たとえば低スペックのパソコンやスマホでも静止画やYouTube動画ならそれなりに美しく表示できます。

しかし、高度なゲームや動画編集、イラスト制作などは、ユーザーの操作に対してパソコンが高画質を維持したまますぐに処理・描画してくれるだけの性能がないとストレスがたまるのです。

たとえばYouTubeのゲーム視聴ではパソコンは動画データを読み込むだけですが、実際にあなたがやるゲームではあなたが指定した動きをパソコンに命令します。この違いは意外と大きいです。

「ソフトの推奨スペック(推奨環境)ギリギリのパソコンはよくない」って聞いたんだけどホント?

ギリギリのスペックでも快適に動く場合もあれば、ギリギリのスペックだと快適に動かない場合もあります。

したがって、ギリギリのスペックでは動かない場合を危惧して少し上のスペックを買うべき。

推奨スペックギリギリではなく少しオーバースペックのほうがいい理由

  • ソフトによっては推奨スペックギリギリだと快適に動かない場合もある
  • 本来は推奨スペックギリギリのパソコンで快適に動くとしても、そのパソコンに何かほかに重いソフトを入れているとそれが重石になる場合もあるから
  • ハイスペックユーザーはパソコンに慣れるにつれてより高度なソフトを使ってみたがるから

ノートパソコンは購入後にスペックを拡張するのが難しいですからご注意を。

とくにセキュリティソフトは重い傾向があるから、ほかのソフトの動きを邪魔してしまう場合もあるよ。

AppleのMacシリーズってゲームに使えるの?

Mac(Appleのパソコン)はクリエイティブな作業には使えますが、ゲームには向いていません。

Macのデスクトップ一覧

そもそも世界のパソコンメーカーは、WindowsというOSを搭載するメーカーと、macOSというOSを搭載したメーカーとがあります。

OS(オペレーティングシステム)とはコンピュータの動作全般に使える基本ソフトのこと。

たとえば『ファイナルファンタジー7』というゲームソフトでは『ファイナルファンタジー7』しかできませんが、OSは基本ソフトですからコンピュータの動作全般に作用します。

Windowsを搭載するパソコンメーカーは圧倒的な多数派ですから、ゲームやクリエイター向けソフトの運営者としても対応率が高いです。

一方、macOSを搭載するパソコンメーカーはAppleだけですから、ゲームの運営者は少数派に対応したがらないのです。

昔はクリエイターソフトを動かすならMacであり、Windowsはクリエイターソフトが少なかったのですが、最近ではWindows向けのクリエイターソフトが格段に増えたためWindowsを使うクリエイターも増えました。

ゲーミングPCやクリエイターPCをつくっているメーカーはどんなメーカーがあるの?

デスクトップもノートもつくっているメーカーだと以下のとおり。ノートの生産は大手メーカーのほうが得意としています。

  • マウスコンピューター
  • パソコン工房
  • Lenovo
  • HP
  • ASUS
  • DELL

高性能PCに関してはデスクトップしかないところだと以下が有名(ノートパソコンは標準スペックなら取り扱っている場合あり)。

  • FRONTIER
  • SEVEN
  • Sycom

ちなみに低スペック~標準スペックのパソコンだとメーカーによって価格が結構違います。このあたりの情報を知らない初心者は割高なパソコンを買ってしまいがち。

しかし、ゲーマーやクリエイターはパソコンに詳しい人が多いためメーカーも消費者も価格差にも敏感。検索しまくって最良の情報に行きつこうとする人は多いです。

それゆえ高性能PCは低スペック~標準スペックのパソコンほど価格差は大きくありません。

まあ高性能PCは額が大きいため、5%の価格差でも1万~2万円とか変わりますけど。

ゲーミングパソコンやクリエイターPCは普段使いもできるの?

普通の事務(文書作成、表計算、メール、ネット閲覧など)にも使えます。

ただし、高性能のパソコンが真価を発揮するのは高度なソフトを動かしているとき。

このあたりの事情は、高価なスポーツカーは日本のごちゃごちゃした街中での低速走行にも使えますが、真価を発揮するのは高速道路を高速で走るときにあるのと似たようなものです。

ゲーミングパソコンやクリエイターPCを始めるのに何が必要?

ノートパソコンなら本体だけあれば一応できます。バッテリーや充電器も本体とセットになっているのが普通。

分離型デスクトップとオールインワン

分離型デスクトップなら本体のほかにもモニター、マウス、キーボードを買いましょう。

あとは高速のインターネットを実現するための光回線、さらに発熱対策として冷房のある部屋がほしいところ。

なお本体のスペックはさきほど解説しましたが、モニター、マウス、キーボードなどもゲーミング仕様の製品が販売されています。

普通のパソコンなら普通(安物)のキーボードやマウスで問題ありませんが、ゲームについて本気で多機能の操作を速く実現したいのならゲーミング仕様を買う必要があります。

このあたりは、たとえば普通の大衆車でも自動車レースを走れなくはありませんが、競技としてよい結果を出したいのならレーシングカーが必要なのと似たようなもの。

電車の中で暇つぶしのためにやるようなお手軽なスマホゲームと、高価な機材を買って競技として行うゲームとでは入れ込み方が違うのです。

ゲーミングパソコンは安く買いたいのなら周辺機器も含めて10万円台で済みますが、とにかく妥協せず高いものばかりがほしいのなら100万円以上かかります。

ゲーミングパソコンとゲーム機とはどこが違う?

違いは以下の表にまとめました。

高性能パソコン ゲーム機
ゲームソフト以外のこと いろいろできる DVDの再生くらい
拡張性 デスクトップなら高い 低い
本体のみの新品価格 10万~100万 4~8万
持ち運び ノートなら持ち運びやすい 携帯型なら持ち運びやすい
ソフトのプレイ料金 無料部分があるソフトも多い 有料が原則
使いまわし(後述) 使いまわしやすい 使いまわしにくい

※拡張性とはパーツの増設によって機能を上げること。

ゲーミングパソコンは普通の事務にも使えますが、PS5のようなゲーム機はゲームをするための専用機械です。

PS5はPS5対応のゲームソフトならなんでも快適に動きますが、ゲーミングパソコンは機種によってCPUやメモリ、グラボのスペックがさまざまであるためスペックが足りないとソフトは快適に動きません。

たとえばPS4からPS5へとゲームメーカーの主軸が移るとPS4は時代遅れ感が高まるけど、ゲーミングパソコンはそういう流行り廃りを感じにくいよ。

なぜ日本ではスマホやゲーム専用機でゲームをやる人はたくさんいるのにPCゲーマーはそれより少ないの?

たとえばPS5のソフトならPS5をもっているだけで確実にできますが、PCゲームは自分なりにスペックや設定を合わせる必要があるからでしょう。

ほかにも以下のような理由が考えられます。

  • ゲーミングパソコンは高い
  • 任天堂のSwitchやソニーのPSシリーズで満足
  • そんな高度なPCゲームではなくお手軽にできるソシャゲで満足
  • PCゲームはオタクっぽかったり、初心者に冷たいイメージがある
  • PCでやりたいゲームタイトルがない
  • PCゲームは機械そのものはもちろん、コミュニケーションも英語ばかりでなんか苦手
  • 最先端のゲームはデスクトップのほうがプレイしやすいが、日本で売れているのはノートばかり
  • ゲーミングデスクトップは場所をとる
  • ゲーム=子どもがやるもの、みたいなイメージがあって大人には広まりにくい
  • 日本市場で売上トップクラスのメーカーである富士通やNECのパソコンにグラボは搭載されていない

高性能パソコンの価格帯は10万~100万円と広いけどどれくらいがおすすめ?

ノートパソコンでもデスクトップでも税込みで15万~25万の価格帯はラインナップが多いですし、コスパが高くておすすめ。

15万~25万円という価格帯はメーカーの競合が激しいですし、価格帯別売上ランキングとしてもトップクラスですからおすすめなのです。

ただし、ゲームやクリエイティブな作業について軽めのソフトしかやらないと決めている方にはインテルのIris Xe搭載機種をおすすめします。

これなら価格は10万~15万くらいでも手に入ります。

PCソフトの入手方法は?光学ドライブは必要?

ゲームにしてもクリエイター向けソフトにしても昔は実店舗でCD-ROMを買うのが普通でしたが、現代ではオンライン経由のダウンロード販売が主流です。

ゲーミングパソコン

なお光学ドライブとはCDやDVD、Blu-rayディスクといったディスク類を読み込む装置のこと。

とくにノートパソコンでは光学ドライブは搭載されていないことが基本です。

今の時代はダウンロード販売やオンラインゲームが主流になったためディスクの類は不要になってきたからです。このほうが重量もサイズも小さくて済みます。

光学ドライブが必要だとしてもパソコンに内蔵するのではなく外付けを買ってもいいよ。

高性能PCのサイズってどんな感じ?デスクトップのほうがいいの?

普通のパソコンより大きいのが普通ですし、デスクトップのほうがどちらかというとおすすめ。

そもそもグラボはそれなりに大きなパーツですし、高性能のCPUやグラボは動作中に大きな熱が発生します。

熱を冷ますにはパーツ同士の間隔が広くて冷却装置が大きいほうが望ましいため、パソコン本体のサイズも大きくなるのです。とくにデスクトップはそれが顕著。

デスクトップのほうが部品の増設や交換もやりやすいですから寿命も長いです。

液晶サイズについても大きいほうが迫力があって作業効率がいいですから、液晶サイズは大きめが基本です。

ノートパソコンで大きな液晶サイズは17.3インチくらいですが、デスクトップモニターのサイズは最小が17インチくらいで、最大は30インチ以上とかです。

ゲーマーや動画編集者にはデスクトップが好まれる理由が見えてきたでしょうか。

ノートパソコンは薄いところにパーツが密集していますから冷却性能が弱いです。ACアダプタも結構熱くなります。そして熱はバッテリーを劣化させます。

熱がひどいとフリーズする場合もあるように、とくに夏にノートパソコンで高度なソフトを長時間にわたって動かし続けるのは無理があります。

デスクトップなら液晶やキーボードを本体とは別々に(自由に)選びやすいよ。

デスクトップって大きい感じだからあまり置きたくないんだけど

デスクトップタワーの各サイズ

確かにフルタワーはかなり大きいですが、ミニタワー~ミドルタワーくらいのサイズを机の下に置くだけならあまり邪魔になりません。

なおミニPCやスリムタワーはゲーミングPCやクリエイターPCとしては性能不足です。

高性能パソコンって高いけどパーツは使いまわせるの?

デスクトップパソコンの名称イラスト

デスクトップはバラバラだから使いまわしやすい

ノートパソコンはパーツ(部品)の使いまわしが難しいですが、デスクトップなら使いまわしやすいです。

そもそも高性能パソコンはCPUもグラボも液晶も高価。

もしノートパソコンについてどこかが故障すると、ユーザー自身では該当パーツを交換しにくいですし、業者に修理を頼むと数万円の代金をもとめられる場合があります。

しかし、デスクトップならユーザー自身の手で分解や交換、そしてパーツの使いまわしがしやすいです。

たとえばキーボードだけ壊れたらノートだとまるごと修理に出す必要がありますが、デスクトップならキーボードだけを買い替えればいいだけ。

内部のCPUやメモリなんかも使いまわしやすいですよ。

自作に興味があるから自作したいんだけど?

2台目以降において自作するのがおすすめ。

確かに自作PCはメーカー品を買うよりも安上がりであり(とくにハイスペックのほうが割安感は高まる)、さまざまなパーツの組み合わせによって個性化できます。

しかし、自作PCは組み立ては簡単だとしても、部品を集めるのに知識と労力が必要。

たとえば新品のメーカー製パソコンを買うなら、メモリは量だけを気にすればいいです。

しかし、自作の場合はメモリの量だけでなくメモリの規格や、それを差し込むマザーボードの規格もよく考えて買い集める必要があります。

そのため初心者中の初心者は1台目はBTO(受注生産)のパソコンにして、それで慣れたり知識がついたらパーツ交換に挑むとか、2台目は1台目を使いまわしての自作にするといいです。

BTOのデスクトップは分解や交換・増設がしやすい構造になっており、経験値がつきやすいですよ。

ノートパソコンの分解は難しいし、感電や故障の危険もあるし、保証の対象外にもなるから経験値もつきにくい。

モニターに違いはあるの?

一般にクリエイターは静止画としての美しさをもとめるためモニター解像度と色域の高さを重視しますが、ゲーマーは画面の激しい動きに対応した高いリフレッシュレートをもとめるのが基本です(例外あり)。

これはちょっとややこしいので別ページに記してあります。

4Kのゲームってどうやったらできるの?

4Kに対応するモニター、4Kゲームを動かせるだけのパソコン本体のスペック、そしてゲーム開発・運営会社がゲームを4Kに対応させていることが必要。

4KゲームはフルHDよりも美しいですが、消費者も生産者もかかるコストが何かと大きいため、まだ発展途上という感じです。

もしあなたのやりたいゲームが4Kに対応しているのであれば、モニターやパソコンスペックはそれに対応した高性能なものにしましょう。

映画は基本的に高画質がいいけど、ゲームの場合は高画質が合うゲームと、高画質にしてもあまり意味ないゲームとがある。

音質にもこだわりたいんだけど?

ノートパソコンならスピーカーは表面にあるタイプがおすすめ。キーボード裏面にスピーカーがあると音がこもるからです。

ただし、イヤホン類で聴くのならスピーカーの位置は関係なくなります。

デスクトップにはサウンドカードという部品を内部に搭載すると音質が上がります。サウンドカードはノートパソコンに外付けできるタイプもありますよ。

サウンドカード

サウンドカード

ゲーミングパソコンは光るの?光るとすればなぜ?

ゲーミングパソコンは光るタイプが多いですが(光らないようにも設定可)、クリエイターPCの光り方は地味です。

ゲーミングキーボードが光る

とくにデスクトップパソコンならオプションパーツによって光り方を変えられます。

ゲーミングパソコンを使ったイベント会場を見るとわかりますが、ゲームのイベント会場の照明は暗いのが基本です。そのほうが視認性が増すとともにゲームに集中しやすいからです。

光り方次第では動作や接続の不良を見つけやすくもなる。

そして暗いところにあるキーボードは光っているほうが操作しやすいです。

イベント会場にいるような本気のゲーマーは操作の効率性についてすごくこだわりますから、少しでも視認性や集中力が増す環境にしたがるというわけ。

ゲームは娯楽ですが、本気のゲーマーはゲームをスポーツ・競技としてプレイするといえます。

なおゲーミングパソコンの光は基本的にLEDであり、LEDの熱は弱いですから光に関する熱はほぼ気にする必要はありません。

光ると人によってはテンションが上がりそう。
スポーツカーは大衆車より派手なように、ゲーミングパソコンもスポーツ仕様で派手なのだ。

ゲーミングパソコンやクリエイターパソコンはどこで買うのがいいの?

家電量販店以外のところ、具体的にはグラボを搭載しているパソコンメーカーの直販サイトがおすすめです。

具体的には、マウスコンピューター、HP、DELL、レノボ、FRONTIERなど。

これらのメーカーは価格がスペックの割に安いだけでなく、機種が多い、あるいはカスタマイズ項目が多いというメリットもあります。

家電量販店に行ってパソコンコーナーを見渡すとわかりますが、グラボを搭載しているパソコンは明らかに少ないです。

しかも家電量販店のパソコンって本当のゲーマーやクリエイターから見ると低いスペックでも「クリエイターにおすすめ」という宣伝をしているように信頼できません。

必要ないソフトもねじ込んでいる率も高いです。

大手メーカーのデスクトップの見た目は無難、もっと個性的な見た目のパソコンがほしい

パソコンショップSEVEN」というBTO(受注生産)パソコンは見た目(デスクトップケース、CPUクーラー)の選択肢が多くておすすめ。

PCセブンのデスクトップケース

パソコンショップSEVENで選べるデスクトップケース

HP、レノボ、マウスコンピューターといった大手メーカーの高性能パソコンは見た目が黒系の無難な色で、DELLのAlienwareは攻めた外観をしています。

大手メーカーにとってはデスクトップケースの種類を少なくおさえたほうが在庫管理や受注が楽ですし、なおかつ多くの人に売りたがりますから無難な色になりがち。

DELLのAlienware

DELLのAlienware

中古としてのゲーミングパソコンやクリエイターパソコンは買い得なの?

基本的にはお買い得感が低いものが多いですし、中古品を選ぶのは初心者には難しいといえます。

そもそも中古パソコンは、中古専門業者が法人所有のパソコンを大量に買い取って整備し、個人や法人に売るというパターンが多いです。

法人所有のパソコンは低スペック~標準スペックばかりでゲーム向けには性能が足りない場合がほとんど。

しかし、ゲーミングパソコンの所有者の多くは個人であるため、中古としてのゲーミングパソコンは流通量が少ないのです。

実際、中古店のゲーミングパソコンをながめると「中古品の割に高いな、これを買うくらいなら新品を買うほうがいい」と思うことは多いです。

ヤフオクのゲーミングパソコンにしてもかなり古い場合が多く、SSDは新品に換装されているとしても、電源やコンデンサは近いうちに寿命を迎えそうな品が多い感じがします。

ヤフオクの個人からゲーミングパソコンを買って届いたら壊れていて、そのうえ保証がなくて困るというのは最悪のパターン。
専門業者なら多少の保証期間はついているんだけどね。

ゲーミングPCを試しにプレイしてみたいんだけど、どこがいい?

一部のネットカフェにはゲーミングPCが設置されていますから、それを試してましょう。

大都市圏ならeスポーツカフェ(イースポーツカフェ)といってゲーミングPCオンリーの店舗もあります。

ネカフェもeスポーツカフェも基本的にはデスクトップばかり。

そこでゲーミングPCの雰囲気を知ってから注文するのもありですよ。

ゲーミングパソコンやクリエイターPCのメリットとデメリットをまとめて教えて?

メリット

  • 高性能矢印動作が速い、さまざまなソフトを快適に動かせる
  • 優越感がもてる
  • 見た目がカッコいい
  • 拡張や部品交換がしたくなるから、それに伴ってパソコンに詳しくなる
  • とくにデスクトップならいろいろ拡張しやすい
  • 最先端のゲームやクリエイターソフトを最高のスペックでプレイすることができる
  • パソコン本体は高いが、ソフトはやや安いし無料部分もある

デメリット

  • パソコン本体は高価
  • 発熱が大きい矢印消費電力が大きい、バッテリーの消耗が早い
  • ノートだとバッテリーやACアダプタが重い
  • サイズが大きくて場所をとる
  • パソコンオタクに見られがち(メリット?)

ゲーミングパソコンやクリエイターPCにおける標準的なスペックのまとめ

  • CPUはインテルのCore i7(AMDのRyzen7)、デスクトップならCore i9(Ryzen9)でもいい
  • メモリは16GB~32GB(デスクトップなら64GBもあり)
  • ストレージは最低でもSSD500GB~
  • グラフィックボードはゲーマーならNVIDIAのGeForceシリーズ、クリエイターならNVIDIAのRTX AシリーズやQuadroシリーズ
  • 軽めのゲームやクリエイター向けソフトしか動かさないのならグラフィックスはインテルのIris Xeでもいい
  • OSはWindowsが無難

最新・期間限定セール

【標準スペック】レノボ14インチノートが約6.4万円|Ryzen5,メモリ8GB,SSD256GB,IPS液晶

【標準より少し上スペック】マウスコンピューター14インチノートが約9万円|Core i5,メモリ16GB,SSD512GB

【標準より少し上スペック】マウスコンピューター15.6インチノートが約10.5万円|Core i7,メモリ16GB,SSD512GB,GeForce GTX1650Ti /

コスパの高い商品のまとめ【当サイト記事】

PCの選び方【一部抜粋】

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