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Hihiccupのワイヤレスイヤホンをレビュー【サクラかな?】

ワイヤレスイヤホンというのは結構な精密機械。バッテリーや受信のためのチップを小さなイヤホンに埋め込む必要があるからです。

それゆえワイヤレスイヤホンは技術力のある大手メーカーによる高額製品が多数を占めていました。

アップルの純正イヤホンであるAirpodsなど未だに約2万円しますからね。

しかし、最近では中国勢によって3000~4000円レベルのワイヤレスイヤホンが数多く登場しています。

ただし、中国系のイヤホンはAmazonでサクラレビューが多いという噂もあります。

そのうえ中国系イヤホンの中でも売れている「Hihiccup」について検索してみてもメーカー公式サイトはヒットしないためちょっと怪しいのです。

そこで今回はAmazonで5つ星が多いHihiccupのワイヤレスイヤホンを自腹で買って公平にレビューしてみます。

HihiccupのイヤホンTWS-C5をレビュー【中国製品】

まずは基本仕様の紹介から。

  • 価格:3000~4000円で推移
  • 通信規格:Bluetooth 5.0
  • 対応機種:Bluetooth対応機器
  • イヤホンの重さ:片側だけで約4.7g、両側で約9.4g
  • イヤホン本体の形状:カナル型
  • ワイヤレスイヤホンの方式:左右分離型
  • ノイズキャンセリング機能: CVC8.0
  • 防水性能:IPX7
  • 充電ケースの重さ:約75g
  • 連続再生時間の目安:6時間ちょっと
  • 充電時間の目安:1~1.5時間
  • 同梱物:イヤホン本体、充電ケース、説明書、Micro USBの充電ケーブル、イヤーピース(Sサイズ2個、Mサイズ2個、Lサイズ2個)

イヤーピースのうち2個は開封した時点で本体に装着してありました。

ちなみにMサイズのイヤーピースとLサイズのイヤーピースは近似したサイズです。

私が思う本商品のポイント

  • Hihiccupは中国メーカー
  • 充電の量や効率は標準的
  • イヤーピースのシリコンゴムがちょっと厚くてキツイ
  • 音質は高級品に比べると劣るが、価格の割には悪くなく普通
  • 音飛びは露骨に遮らない限り起きない
  • デフォルトの音量が大きい
  • 私なりのAmazonレビュー星数は4

Hihiccupのワイヤレスイヤホン

Hihiccupのワイヤレスイヤホンでまず注目したいのが、スリーブ式になっている紙箱の上部の文字。

そこには「”日本の完全ワイヤレスイヤホンの頂点の音を目指して開発した”」と書いてあります。

スリーブ式の箱とはマッチ箱のように開くタイプの箱のこと。

その日本語は意味はなんとなくわかりますが、日本語として明らかに不自然です。

中国メーカーは日本人を一人雇うか、委託業務として日本人に日本語を校正してもらえばその不自然さは解消されるのに、なぜか不自然な日本語を使っています。

このあたりはAmazonの謎めいた中国製品で見られる「あるある」です。

イヤホンの外観はまあ普通

次はイヤホンの外観について。

Hihiccupのワイヤレスイヤホン本体の外側はプラスチック製であり、少しの光沢があります。

正直言って高級感はありませんが、特段デザインは悪くもありません。

イヤホンは耳に装着する機械である以上、各社の形は似通っている。

材質は個人的には金属製のほうが望ましいですが、金属製のイヤホンは基本的に高いです。

Hihiccupのサイドビュー

ワイヤレスイヤホン本体の厚さは約21mm。

やはり電池やチップを内蔵しているだけあって厚さはそれなりにあります(重さは片側だけで約4.7g)。

これは高級品でもあまり変わりません。

充電器はモバイルバッテリーになっている

次は充電器について。

Hihiccupのイヤホン充電器

充電器の外観はプラスチック製で光沢調の石けん箱みたいな色形をしており、表面はツルツルしています。

充電器の前部には1~100からまでのエネルギー残量が表示され、その数字が残っている間は中にイヤホンを装着することで充電器できます。このときはUSBケーブルをつながなくても大丈夫。

イヤホンが充電中であればイヤホン本体の上側が赤く点灯したままになります。

充電器のフタを閉じて数秒経つとエネルギー残量の表示は消えます。

充電器内でイヤホンは磁力でもって端子と結びつくため揺れ動きにくいです。

その数字・残量がなくなったら付属のMicro USB充電ケーブルを使って箱自体を充電するという仕組み。つまり、本商品の充電器はモバイルバッテリーの役割を果たせるわけ。

充電の量や時間は安物だから悪いということはとくに感じられず「標準的」だと思います。

残量がない場合、充電器の充電時間は満タンまで1.5時間、イヤホンの充電時間は1時間かかります。

耳への装着感には少し難があるが簡単に改善可能

次はイヤホンの耳への装着感について。

イヤホンの種類

私の場合、本機(カナル型)を両耳につけたまま頭を左右に傾けてもイヤホンが落下することはありませんでした。

しかし、耳の穴へのフィット感は少し難がありました。

Hihiccupのイヤーピース

上の画像は左から、HihiccupのワイヤレスイヤホンのイヤーピースLサイズ、そのSサイズ、そして一番右側はソニーウォークマンのイヤーピースです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左2つの純正品はイヤーピースの内側のゴムが少し厚いため、耳に入れるときに私の場合は少しキツくて硬い感じがしました。

そのため、私はウォークマンのような内側のゴムが薄くて柔らかいタイプのイヤーピースに付け替えることにしました。

耳の穴サイズは個人差がありますし、イヤーピースは安いですから、まあ許せる範囲です。

Bluetooth接続は簡単

HihiccupのワイヤレスイヤホンはBluetooth対応です。

充電器から出すと自動的に電源がオンになります。

そしてBluetooth対応のスマホやパソコンなどのBluetooth設定画面の中で「C5」を選べば自動的にペアリングできます。

音質は普通レベル

本機の音質は高級品に比べると劣りますが、価格の割には悪くなく普通レベルだと思います。

音質は澄んでいますが(クリアーな感じ)、高音域および低音域の迫力は高級品に負けるという感じです。

デフォルトの音量はなぜか大きいため、買ってから最初につける際は音量に注意してください。

音飛びはあるか

ワイヤレスイヤホンは無線だけに人混みで音飛びが発生しうるという欠点があります。

本機の場合、音楽を発する機械(スマホやパソコン)との間が強く遮断されていたり、あるいは距離を長めに置いていない限り音飛びはほとんどしません。

要するに本機を普通に耳につけ、人混みでスマホを手近のバッグやポケットに入れているくらいでは音飛びはほとんどしないのです。

私なりのAmazonレビュー星数は4

もしHihiccupのワイヤレスイヤホンが1万円以上の価格だとしたら、Amazonでのレビューは☆2つにします。

しかし本商品の価格は4000円前後ですから、まあ☆4つが妥当だと思います。

☆5つは過大評価で、☆1や☆2は過小評価ですね。

安いワイヤレスイヤホンとしてはコスパは悪くありません。

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