今回はIKSTARの低反発クッションをレビューします。
現在の私は、30代男性、腰痛持ち、自宅で座りながらのパソコン作業が多いという条件をもっているため、腰痛が軽くなればと思ってAmazonで本商品を買いました。
本商品はAmazonでかなり評判がいいので、それは私にとっても高評価であるかが気になったのです。
IKSTAR第四世代座布団の基本データ
- サイズは縦38cm、横45cm
- 厚さは薄いところで4cm、厚いところで11cm
- 重さは約1.1kg
- 内部クッションの素材はポリウレタン
- 内部クッションは白色
- クッションカバーの素材はポリエステル
- クッションカバーは黒色
- 生産国は中国
- 価格は2900~4000円くらいで推移
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IKSTARの第四世代ヘルスケア座布団をレビュー【低反発クッション】
レビューの要点:
- クッションはお尻付近が削られたような構造になっている
- 高さ(厚さ)が結構ある
- クッションの表面はお尻と太ももの形に合うようにくぼんでいる
- クッションとしては少し固い
- 座っていると姿勢がよくなる感じがする
- 腰痛は少し軽くなる
- カバーのポリエステル素材はメッシュ状になっており少し滑りやすい
- 2年近く使っているがヘタレはない
- 外側のクッションカバーは外して洗えるが、中身のクッション本体は洗えない
- 床、オフィスチェア、車椅子など安定した面に置いてこそ効果を発揮する
上の画像はIKSTARの低反発クッションの表側を真上から撮ったところと、それをそのまま横から撮ったところ(ファスナーはわざと開けています)。
座る場合「お尻」と書いてあるところ付近にお尻を乗っける形になっています。本商品はお尻付近が削られたような構造(空洞)になっているのです。
それは痔の対策クッションに似ていますが、痔の対策クッションのほうがお尻付近はもっと大胆に削られていると思います。
横からの画像(ファスナーが開いている画像)を見ると、お尻の側には厚みがあり、太ももの方はそれよりは薄くなっていることがわかります。
お尻を包み込む形になっている
上の画像を見ると本商品はお尻を包み込むような感じで、外側に高さがあって内側が凹んでいることがわかります。
上の画像ではわかりにくいでしょうが、クッションの股間部は少し盛り上がった構造になっています。
それは私の場合(身長175cm、普通体型)は座っているときに大して気になりません。
ただし、身体が私よりもかなり大きな方はクッションの股間部の盛り上がりが気になると思います。
クッションに厚みがある
IKSTARの第四世代ヘルスケア座布団を実際に使ってわかる一番の特徴は、クッションに厚みがあるということ。
最も薄いところで4cm、最も厚いところで11cmもあります。
体重72kgの私にとって地べたから座面が上がる実質的な高さは約3cmという感じです。約3cmの座高アップでも意外と大きく感じますよ。
高さを調整できない椅子の上で使うと、座高が高くなる割に椅子を下げられなくなりますからご注意を。
パソコンを使っているときに本商品を使う方は、座高が上がる分だけパソコンスタンドなどを使ってパソコンの高さを上げることも検討しましょう。
あるいは、たとえば自動車を運転するときにもっと座高を上げたいという人が本商品を買うのもありです。
安定した面の上で使おう
IKSTARの第四世代ヘルスケア座布団は、床、畳み、オフィスチェア、車椅子、座椅子、自動車の座席など安定した面の上に置くのが適しています。
その一方で柔らかいソファや丸み・デコボコが強いところに置くことには適していません。
柔らかすぎるところやデコボコが強いところに置くとクッションの形が歪んで、それに伴って座っている人の姿勢も崩れてしまうからです。
素材は蒸れにくい
クッションカバーの素材はポリエステルであり、それはメッシュ状になっているため蒸れにくい感覚があります。
座っているときのお尻はクッションの接触面の関係で少し滑りやすい感じがしますが、大きく気になるわけではありません。
もし滑りやすさが気になるのであれば何らかの布類を敷けばすぐに解決できるでしょう。
なおクッションカバーの下面(クッションが床と接する面)には上の画像のような小さいイボイボがたくさんついており、それによって床との関係で滑りにくいです。
クッションは少し固いし凹みがある:姿勢がよくなる
柔らかいクッションだと座ったときに大きく凹みますが、IKSTARの低反発クッションは少し固いためクッションの凹み度合いは弱いです。
わかりやすく言うと、国産大衆車の座席の固さよりも少しだけ柔らかくなったという感じの固さ。正直言ってクッションとしては少し固いです。
長時間にわたって同じところに座り続ける場合、クッションが柔らかすぎるとだらけて姿勢が悪くなったりします。そのためクッションは少し固めになっているといえます。
また本商品の表面にはお尻を包み込むような凹みがあり、その凹みの形に合っていない座り方をすると心地悪いです。したがって、本商品に座ると正しい姿勢になりやすいのです。
本商品のサイズ以内にお尻が収まらない方は座り心地に違和感をもちやすいでしょうが、一度は固めの厚いクッションを試してみるのもよいと思います。
私の場合、本商品に座ったとき、そしてそこから立ち上がるときの腰痛は軽くなりましたから。
耐久性とメンテナンス
IKSTARの第四世代ヘルスケア座布団を今までに2年近く使い続けている私ですが、今のところクッションに目立ったヘタリはありません。
メンテナンスに関して本商品は、本体側面についているファスナーを開けることでカバーと本体に分離することができます。
洗いたくなったらカバーだけを洗うことができるようになっているのです。本商品を出先で使っていて洗いたい場合、カバーだけを持ち帰ればいいのでお手軽です。
中身の本体クッションは洗うことに対応していませんのでご注意ください。
IKSTARの低反発クッションは「固めで厚いクッションが嫌い」という人にはおすすめしませんが、それが好き、興味あるという人にはおすすめです。