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PC選び

パソコンメーカーの違いを比較【特徴をつかんで選ぼう】

パソコンメーカーの診断(国産云々は複雑):
パソコンメーカーの診断

このページではパソコンメーカーの違い、あなたに合うパソコンメーカーの診断、そして大手メーカー各社の特徴をわかりやすく説明します。

パソコンメーカーの特徴を大まかに知ってあなたに合ったメーカーを選びましょう。

こちらの記事で紹介している外資系メーカーはどれも日本法人と日本語公式サイトをもっています。日本市場向けにパソコンを出荷しているのに、日本法人と日本語公式サイトをもっていないパソコンメーカーはおすすめしません。

パソコンメーカーの違いを比較【特徴をつかんで選ぼう】

本体価格  有名機種 本国 工場 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
Lenovo
(レノボ)
安い ThinkPad
IdeaPad
YOGA
中国 中国
山形
▲~○
DELL
(デル)
安い Inspiron
XPS
アメリカ 中国 ○~◎
マウスコンピューター やや安い mouse
DAIV
日本 長野 ▲~○
HP
(エイチピー)
(ヒューレットパッカード)
やや安い Pavilion
ENVY
アメリカ 東京
中国
○~◎ ▲~○
ASUS
(エイスース)
やや安い ZenBook 台湾 中国
DynaBook
(ダイナブック)
普通 DynaBook 日本
台湾
中国 ▲~○ ▲~○
Microsoft
(マイクロソフト)
やや高い Surface アメリカ 中国 ▲~○
Apple
(アップル)
やや高い MacBook
iMac
アメリカ 中国 ▲~○
NEC
(エヌイーシー)
やや高い LAVIE 日本 山形 ▲~○
富士通 やや高い FMV
ESPRIMO
日本 島根
福島
▲~○
VAIO
(バイオ)
高い VAIO 日本 長野 ○~◎
Panasonic
(パナソニック)
高い Let's note 日本 兵庫

※たとえばHPはアメリカ企業ですが日本法人を設立しています。HPの日本市場向けパソコンの工場は東京と中国にあります。こういうのは他メーカーでもありますから国名はあまり気にしないほうがいいです。

※工場とは日本市場向けのパソコンを生産している工場とお考えください。表中の記載以外にも工場はあります。

※設計や研究みたいな製造前の業務はそのメーカーの本国で行っている場合が多いです。

※同じ機種でも本体価格やカスタマイズ数は家電量販店よりもメーカー直販サイトのほうが安くてカスタマイズ数が多い傾向にあります。この記事ではメーカー直販サイトを基準にしてあります。

※本体価格は性能を考慮しています。たとえばApple製品の価格は高いですが、性能も高いため上記比較の中では真ん中くらいの水準としています。

※価格競争力は海外市場で売上上位にあるDELLとLenovoとHPが強いです。パソコンメーカーの売上が多いと、パソコンメーカーは部品を一度に大量に安く購入できますし、工場の稼働も効率的になるからです。

※プリインストールが少ないのはDELLとマウスコンピューターで、逆にプリインストールが多いのは富士通とNECです。ほかのメーカーはその中間くらいの水準である場合が多いです(その他外資は少なめ、その他国産は多め)。

プリインストールとは買った時点ですでにインストールされていること。プリインストールが多いと価格が上がるうえに動作は遅くなります。

※表中の種類(ラインナップの豊富さ)は、ノートパソコン、デスクトップ、ハイスペック機(クリエイター向け、ゲーミング)、2in1パソコンのすべてを現在も生産していれば◎、そこから種類が欠けていると〇、▲となります。

やはりラインナップの分野でも世界規模で売上が上位にあるHPとDELLとLenovoが強いです。

※カッコよさは、世評、ロゴにあこがれるか(ブランド感があるか)、色が美しいか、を総合的に評価しました。ノートパソコンなら形はどこも同じような薄型ばかりですけどね。

※耐久性をメーカーごとに評価するのはかなり難しいため表の項目には入れませんでした。

※サポートは、電話サポートの料金が安い、対応する時間帯が長い、対応スタッフが日本人、Twitterでの評判がいい、を満たしているほど高評価としています。サポートは国産メーカーが優れている傾向があります。

まあ対応スタッフが日本人だとしても不満をもつ日本人はいますけどね。

日本の本体価格が高いパソコンメーカーはサポート料金が無料なら、それは本体価格に織り込まれているといえる。

パソコン起動時に表れるメーカーロゴ

カッコよさに関して、パソコンを起動すると黒(Appleだけは黒以外)を基調とした画面に以下のようなメーカーロゴが少しの間だけ表示されます。

富士通みたいな正式には漢字表記のメーカーであってもアルファベットでの表記となっています。

パソコンメーカーのモニターに表れるロゴ一覧

どれも液晶に映ったメーカーロゴ(時代や機種によって変化します)

NECのLAVIEロゴ

  • マウスコンピューター矢印チーズ(mouse=ネズミ、チーズはネズミの好物)
  • Microsoft矢印四大分野(窓=Windowにも見える)
  • Apple矢印かじったリンゴ
  • NEC矢印ダブルトライアングル
  • 富士通矢印無限(ひょうたんではない…)

ただし、各メーカーのゲーミングパソコンはメーカー名ではなく機種名が表示される場合が多いです。

ゲーミングパソコンは高価なだけにメーカーは独自のブランド感を演出したいのでしょう。

デスクトップの場合、モニターだけを起動するとモニターメーカーのロゴが表れます。

パソコンメーカーのランキングを整理

  • (番外編)すでにパソコン事業から撤退あるいは他社にパソコン事業が吸収されたおもなメーカー矢印三菱電機、日立、東芝、シャープ、キヤノン、オンキヨー、三洋電機、カシオ、ソニー、コンパック、IBM
ヤフオクにおけるPC人気ランキング

2022年のヤフオクにおけるPCメーカーの人気ランキング

↑これは日本における中古市場のランキングであり個人取引が多いところですから、あまり参考にならないかも。SonyはVAIOになりましたが、中古市場ならSony製も手に入ります。

  • 世界的に有名かつ売上が多い矢印レノボ、DELL、HP、Apple
  • 世界一売れているノートパソコン機種矢印AppleのMacBookシリーズ(トータルの売上台数ならレノボが世界一)
  • 日本市場限定で有名かつ売上が多い矢印NEC、富士通
  • 本体価格が安い矢印レノボ、DELL、マウスコンピューター、HP
  • 中古市場での流通量が多い矢印NEC、富士通(日本の法人PCはNECや富士通が多く、それは中古市場に流通しやすい)
  • 耐久性も価格も高い矢印Panasonic、VAIO
  • カッコよくてブランド感がある矢印Apple、Microsoft、VAIO
  • グレア液晶ばかり矢印Apple、Microsoft
  • ゲーミングPC(ノートもデスクトップも)も発売しているメーカー矢印レノボ、DELL、マウスコンピューター、HP、ASUS
  • タッチパネル対応ノートに定評がある矢印HP、Microsoft
  • ChromeBookを発売しているメーカー矢印レノボ、HP、ASUS
  • 初心者向けプリインストールソフトがある(少し後で解説)矢印NEC、富士通、Dynabook
  • 自社で主要部品も製造しているメーカー(少し後で解説)矢印ASUS

パソコンメーカーとノートパソコンの主力サイズ

以下のサイズは、それぞれのメーカーのノートパソコンの主力モニターサイズ。

  • 14インチと15.6インチ(世界大手の主力サイズ)矢印レノボ、DELL、HP、ASUS、マウスコンピューター
  • 13.3インチと14インチと15.6インチ矢印富士通、NEC、Dynabook
  • 12.5インチと14インチと15.6インチ矢印VAIO
  • 13インチと14インチと16インチ矢印Apple
  • 13.5インチと15インチ矢印Microsoft
  • 12インチと14インチ矢印Panasonic

世界大手メーカーは14インチと15.6インチを主力サイズとしています。マウスコンピューターは世界大手ではありませんが、世界大手の主力サイズに乗っかるほうがコストを低くできるのでしょう。

ノートパソコンは世界的な販売量が多いサイズほど生産を効率化できるため価格は安い傾向があります(部品を共通化できる)。

しかし、日本市場を中心に活動している国産大手メーカーは日本人向けマーケティングとして12インチ台あるいは13.3インチもそれなりに生産しています。

やはり日本人は欧米人に比べると小柄かつ非力で満員電車での持ち運びも多いですから欧米市場よりも小さくて軽いものが好まれます。

世界大手も一応12インチや13.3インチを発売していますが、種類も生産量も少ないですね。価格も主力サイズに比べると少し高め。

まあ14インチと13.3インチのサイズ差は小さいと個人的には思いますが。

NEC、富士通、Dynabookは初心者向けメーカーか

ここで初心者向けプリインストールソフトについて補足をします。

lavieアプリナビ

NEC、富士通、Dynabookの個人向け新品パソコンには、上記のような初心者向け操作マニュアルソフトがプリインストールされています。

初心者向け操作マニュアルソフトは法人向けパソコンには入っていないのが普通。

初心者向け操作マニュアルソフトではユーザーがやりたいことに合わせて使うべきサービス・ソフトを教えてくれるのです。

これは自転車でいうと補助輪、スマホでいうと「らくらくホン」みたいな存在です。

でも、初心者向け操作マニュアルソフトは「パソコンなんて1ミリもわからない」という初心者には役立つとしても、「スマホ操作は普通にできるけどパソコンは初めて」みたいな初心者には不要です。

もし「初心者向け」という観点でパソコンメーカーを選ぶのなら、日本人がサポートしてくれるメーカーにするのがおすすめ。

国産メーカーやレノボはサポート拠点が日本国内です。

現代のパソコンメーカーは組立屋っぽい

現代におけるパソコンは、パソコンメーカーの設計にもとづき、パソコンメーカーは自社系列ではない部品メーカーから主要部品を調達して、工場で組立・検査・出荷するというパターンが多いです。

おもな部品やソフトのメーカーは海外が多い。
半導体大手のインテルとNVIDIA、サムスン電子、Microsoftは世界的に有名だよな。

そしてパソコン完成品の販売は自社によるメーカー直販か家電量販店を頼ります。

つまり、現代のパソコンメーカーは「組立屋」に近いのです。これは自動車メーカーが設計も部品生産も販売も自社グループだけで完結させているのとは対照的。

ただし、台湾のASUSはマザーボード(基板)という部品の大手メーカーでもあります。

名探偵コナソくん

それはパソコンメーカーのせいではなく部品・スペックのせいじゃ

たとえば「NECのパソコンは内部のHDDがうるさくて遅い」という評判を聞いたことがあります。

しかし、ストレージ(SSDやHDD)の部品メーカーはアメリカ企業や台湾企業の部品大手ばかり。このような部品はほかのパソコンメーカーのパソコンにも搭載されています。

そもそもHDDはSSDに比べて遅くてうるさいのが基本ですから、それはNECのせいではなくHDDというスペックを買った時点で避けられないこと。

つまり、HDDがうるさくて遅いことをパソコンメーカーのせいにするのは筋違いなのです。

大手メーカーと中小メーカーの違い

パソコン業界では大手はデスクトップもノートパソコンも生産する一方で、中小はデスクトップに力を入れる傾向があります。

デスクトップは個人でも自作できるくらいの組立難易度ですが、ノートの組立難易度や研究開発費は高いからです。

たとえば富士通が開発した世界最軽量634gのノートパソコンなんていうのは大きな資金や研究開発力をもっている大手でないと発売しにくいです(ノートの新機軸開発は大手有利)。

アイリスオーヤマやドン・キホーテのパソコンは自社工場製ではなく生産委託品。

しかしながら、デスクトップにしてもノートにしても内部の部品はとても似通っています。内部の部品は似通っている以上、大手と中小ではパソコンの品質も似通っています。

デスクトップだとそういう軽量化や薄型化が必要ないため大手と中小で差がつきにくいですけどね。

例外的に「パソコンショップSEVEN」という業者のデスクトップはケースやCPUクーラーの選択肢が多いなど大手とは違う魅力がある。

ここでいう大手とは、さきほどのパソコンメーカーの一覧表に出ていたメーカーとお考えください。

ただし、たとえばFRONTIERというパソコンショップは事業規模としては中小ですが、実はヤマダ電機の子会社ですからグループ的には大手の一角といえなくもありません。

レノボの下取り

レノボの下取り増額対象メーカーは大手ばかり(方針はいずれ変更の可能性あり)

なお、パソコンを中古店に売ったりメーカーに下取りしてもらう場合は知名度の高い大手のほうが値段がつきやすいです。

たとえばヤフオクでパソコンを検索する際も、自作や無名メーカーより有名なメーカーを検索しやすいように大手メーカーのパソコンは買取面で有利だといえます。

大手はユーザー数が多いから基本的によい評判も悪い評判も多い。中小はその逆。
韓国や中国の大手メーカーで日本向けのPC販売についてまだ日が浅いメーカーは評判自体が少ないけどね。LGやファーウェイはその典型。

パソコンメーカーの診断チャートと選び方のコツ

パソコンメーカーの診断

上記診断およびパソコンメーカーの選び方の中で最も気をつけるべきはAppleを選ぶか否か。

Appleがつくるパソコン(Mac)は部品も操作性も独自性がかなり高いからです。

それもそのはず、MacのOS(基本ソフト)だけはmacOSという独自のものだから。

そしてApple以外のメーカーのパソコンのOSはほぼすべてWindows。

OSが違うと基本的な操作性やキーボードも変わってきます。これはスマホでいうiPhoneとAndroidの違いに近いです。

自動車にたとえると、Appleだけはスポーツカーの専門メーカーで、ほかのすべてのパソコンメーカーは大衆車メーカーみたいなもの。

世界中にあるパソコンメーカーの中でAppleだけはいろんな意味で別格だと覚えておきましょう。

Appleのパソコンの特徴:独自性とスペックが高い

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
アメリカ 中国 やや高い ▲~○

Appleのパソコンの特徴

  • 日本の企業や役所ではWindows系パソコンが多くMacは少ない
  • OSやCPUは自社で設計しているように独自性が高い
  • 価格も性能も高い
  • パソコンの見た目とフォントがカッコイイ
  • 熱狂的なファンがいる
  • ゲームやフリーソフトへの対応数が少ない(Appleはゲーミングパソコンをつくっていない)
  • Apple製品同士の連携が強い
  • デザイナー、音楽家、プログラマーなどに向いている
  • 液晶の解像度とスピーカーの音質が高い

Macはクリエイター(デザイナー、音楽家、プログラマー)に向いているため、クリエイターではない人はMac以外を選ぶのがおすすめ。

インテルとRyzenのスペック比較

↑はWindows系パソコンのスペックの序列。

しかし、Macの性能は標準~超高性能にあてはまるものばかりであってWindows系パソコンでいう低性能にあたるパソコンは発売していません。Macは基準が高いのです。

Macの特徴、WindowsとMacの違いは長文になるため詳しくは下の記事で紹介しています。

Windows系パソコンは安いメーカーがおすすめ

次にWindows系のパソコンを選ぶ際は、価格が安い~やや安いメーカーのうち、スペックやデザインがあなたに合ったところを選ぶのがおすすめ。

「国産メーカーと外資系メーカーじゃ国産のほうがよさそう」と考える人もいるでしょう。

しかし、Windows系のパソコンは主要部品(CPU、メモリ、ストレージ、マザーボード)がどれも同じ部品メーカーの同じような部品でできています。

パソコンメーカーは違ってもパソコン内部の部品メーカーは同じなのですから、ある程度安いメーカーを選んだほうがお得なのです。

Windows系PCの共通点と違い

  • Windows系PCで各メーカーに共通しているところ矢印OS(どれもWindows)、主要部品(海外製が多い)
  • Windows系PCでメーカーによって違うところ矢印価格、かっこよさ、ゲーミングPCをつくっているか、説明書(外資系は紙製説明書が薄い)、組立工場の場所、サポートの拠点と対応時間と料金、プリインストール、カスタマイズの幅

レノボの特徴:価格の安さで世界中に浸透

ここから先はWindows系のパソコンメーカーについて個別に紹介していきます。

まずは中国(香港)のLenovo(レノボ、聯想集団)について。

もともとレノボは中国の研究員が設立した企業で、2004年にIBM(米国のIT系大企業)のPC部門を買収したことで世界市場のシェアでもトップクラスに上り詰めました。

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
中国 中国・山形 安い ▲~○
  • 近年における世界でのパソコン売上はトップクラス
  • 価格が安くて有名
  • NECや富士通のパソコン事業はレノボ傘下
  • 在庫が売り切れたと思ったら数日で復活する場合があるなど在庫を過大にもちたがらない(ほかのメーカーでも同じ現象はあるがレノボはとくに顕著)
  • レノボの一部モデルはNECの米沢事業場(山形県米沢市)でも生産されている
  • 日本法人と日本語サイトをもっており、サポートはNECと共同で日本国内で対応
  • レノボのパソコンはNECとの共通部品がある
  • デザインは普通よりちょっといいくらいだが、色の選択肢がグレー系やブラック系に偏っているのが残念
  • 機種ラインナップの幅は広い
  • カスタマイズの項目数は普通
  • 納期は即納モデルなら早いが、そうでないならやや遅い

パソコンメーカーの大型セールといえば決算期や夏冬のボーナス期に行うのが普通ですが、レノボのパソコンはいつもセール価格と言っていいくらい安いです。

  • ThinkPad矢印IBMというアメリカの大企業から受け継がれた超有名機種で中年にとってはブランド感があるし、キーストロークの深さに定評がある
  • YOGA矢印軽さと薄さと耐久性に力を入れたシリーズ
  • IdeaPad矢印コスパの高さに定評あるシリーズ
  • Legion矢印ゲーミングパソコン
レノボのthinkbook

レノボのノートパソコン

中国企業で価格が安いと不安になる人もいるでしょうが、レノボのパソコンは中国以外でも売れまくっています。

そのうえ日本のNECと富士通のパソコン事業はレノボ傘下となっていて、山形県米沢市にあるNEC工場ではレノボの一部モデルが生産されています。

NECや富士通のパソコンは日本の役所や金融機関でも多く使われていますが、レノボが怪しいとNECや富士通のパソコンまでも怪しいことになってしまいます。

そのため、レノボがNECと富士通のパソコン事業を傘下にしていることは大きな信頼指標になります。

DELLの特徴:高いコスパとラインナップで世界上位

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
アメリカ 中国 安い ○~◎
  • 価格が安くて有名
  • 日本の実店舗ではあまり売っていない
  • 納期は即納モデルなら約1~3日、受注生産モデルなら約2~4週間が目安
  • 商品のラインナップの幅が広い
  • カスタマイズ性が高い
  • デザインは良化している(とくにXPSはかっこいい)
  • 高級モニターの評判がなかなかいい
  • 個人へのサポート拠点は基本的に中国だが、別料金を支払うと日本拠点でも対応してくれる

DELLはもともとアメリカの大企業ですが、日本法人としてデル株式会社も設立しています。

そして日本市場向けのパソコンはおもに中国で受注生産しています。受注生産品は中国で生産しているだけに納期は長くなりがち。

即納モデルなら割とすぐに届くよ。

販路としてはDELLのパソコンは家電量販店では売っている数は少なくメーカー直販が主体となっています。

DELLは価格が安いことで有名ですが、高性能・高価格のゲーミングパソコンも生産しています。

  • Inspiron矢印コスパに優れる大衆向けシリーズ
  • XPS矢印ベゼルや本体厚が薄くてかっこいい、ちょっと高級シリーズ
  • ALIENWARE矢印ゲーミングパソコン
  • Latitude矢印法人向けノートパソコン
  • Vostro矢印法人向けシリーズ
  • OptiPlex矢印法人向けデスクトップ

有名なYouTuberであるHIKAKINさんはDELLのALIENWARE(デスクトップとノート)の最高級スペックを使ってゲームをしています。

ちなみにHIKAKINさんの動画編集用パソコンはMac Proですが。

DELLのnew inpiron

DELLのノートパソコン

昔のDELLのパソコンのデザインは無骨で魅力に欠けましたが、最近ではデザインの魅力もかなり上がりました。

とくにノートパソコンのカラーは以下のように多様です。

  • スノーフレーク(白とグレーの中間)
  • アクセントブラック(淡い黒)
  • クオリーブルー(淡い青)
  • ソフトミント(白に近いミント色)
  • ピーチダスト(赤と黒の中間)

ハッキリとした青や赤ではなく、淡い色に抑えているところにセンスがあると感じます。

DELLのサービスタグ

DELLの日本人向けサポートは基本的には中国と宮崎県にあるカスタマーセンターが対応しています。

普通の個人ユーザーには中国人が対応しますが、個人でも別料金を支払うと日本拠点が対応してくれます。

DELLのパソコンには上のようなサービスタグ(製品識別タグ)がついており、それをもとにして素早く対処するという仕組みになっています。

サポートの満足度はサポートのプランによって違うため一概にいえませんが、近年では上昇傾向にあります。

マウスコンピューターの特徴:国産メーカーの中では安くてシェア上昇中

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
日本 長野 やや安い ▲~〇
  • 親会社はMCJという日本の東証スタンダード上場企業
  • MCJの子会社としてマウスコンピューター、モニターで有名なiiyama、実店舗も構えるパソコン工房などがある
  • MicrosoftからOEM認定を受けている
  • サポートは日本国内のスタッフが24時間365日にわたって丁寧に対応
  • 日本国内のパソコン売上は上昇基調
  • 修理を受け付けてからの返送が早い
  • 実店舗ではあまり売っておらず受注生産が主体
  • 受注生産主体の割に納期はあまり長くない(通常では4営業日で出荷が目安だが、デスクトップはそれより待つ)
  • デスクトップのカスタマイズが豊富
  • 価格はレノボやDELLに準ずるレベルの安さ
  • ノートパソコンについて色やサイズの選択肢は少し物足りない
  • ノートパソコンのバッテリーは取り外しやすい着脱タイプがある
  • マツコ・デラックスさん、ホラン千秋さん、乃木坂46が宣伝していたことでも有名
  • 「ある程度安いのがいいけれども、外資系メーカーのサポートは不安」という人におすすめ
マウスコンピューターのDAIV4N

マウスコンピューターのノートパソコン

マウスコンピューターの本社は東京都、組立は長野県飯山市、コールセンターは埼玉県と鳥取県、修理は埼玉県。部品製造以外はほぼ日本拠点です。

サポートは24時間365日にわたって対応しており丁寧さに定評がありますが、電話がつながりにくい時間帯もある点にはご注意を。

ゲーミングパソコンやクリエイター向けのハイスペックモデルも生産していますが、外観色の選択肢が少ないのがちょっと残念です。

  • mouse矢印一般向け
  • MousePro矢印ビジネス向け
  • DAIV矢印クリエイター向け
  • G-TUNE矢印ゲーマー向け

マウスコンピューターは価格はまあまあ安くて品質とサポートが安定しているため、管理人がおすすめしているメーカーの一つです。

2ch創設者のひろゆき氏が児童養護施設に贈ったパソコンのメーカーはマウスコンピューターだったよ。
論破で有名なひろゆき氏が認めるコスパってことだね。

マウスコンピューターについてもっと知りたい人は、メーカー公式サイトを見る前にメーカーによるプロモーションビデオを見るといいですよ。

信州(長野県)で丁寧に生産していることがわかります。

HPの特徴:ビジネス向けに定評のある世界大手

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
アメリカ 東京・中国 やや安い 〇~◎ ▲~○
  • 売上は世界トップクラス
  • 価格はDELLやレノボに準ずるレベルの安さ
  • 週末限定セールが安い
  • 東京都日野市に組立工場がある
  • 外観のかっこよさと音響に定評あり
  • 14インチ以下のノートパソコンのキー配列右側がちょっと変わっている
  • 生産品目はかなり多い
  • 納期は即納モデル以外は遅い(即納モデル以外は2週間~5週間くらいが目安)
  • サポート対応は中国と日本
  • ハード面でもソフト面でもセキュリティ対策に力を入れている
  • 日本国内の企業向けPCとしてはシェア上昇中
  • ブライトビュー(グレア、光沢液晶)製品もそれなりに生産している
HP Envy

HPのノートパソコン

HP(ヒューレット・パッカード)はアメリカ企業ですが、日本市場向けのパソコンはおもに東京都と中国で生産しています。

東京は賃金が高い地域ですからHPのパソコンもさぞかし高いと思いきや、HPはDELLやレノボに準ずるレベルの価格を実現しています。

現在HPのパソコンは世界170カ国以上で使われているように売上ランキングは世界トップクラスです。

HPは世界的な大企業だけにゲーミングパソコンや2in1モデルに加えてプリンターやモニターも発売するなど幅広いラインナップです。

昔の日本企業はNECか富士通のパソコンを使う率が高かったのですが、最近ではHPやDELLのパソコンを使う企業も増えてきました。

  • Pavilion矢印コスパに優れる一般向け
  • ENVY矢印クリエイター向け
  • Spectre矢印薄型・軽量・上質なデザインを軸とするかっこいいシリーズ
  • OMEN矢印ゲーマー向け

HPはWindows系のパソコンの中では見た目がカッコよくて有名。中には期間限定カラーもあります。

たとえば木目調、ゴールド、ピンクといった珍しい色のノートパソコン、そしてアルミ合金やマグネシウム合金のノートパソコンを発売したように攻めの姿勢が感じられます。

ASUSの特徴:台湾発の成長途上メーカー

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
台湾 中国 やや安い
  • マザーボードの評価が高い
  • 価格はDELLやレノボに準ずるレベルの安さ
  • 台湾企業であり主力工場は中国本土
  • 売上シェアは世界では6番手くらい
  • ラインナップの幅は広いが、カスタマイズは色くらいしか選べない
  • サポートの評判はいま一つ

ASUS(エイスース)は台湾企業であり、日本法人としてASUS JAPAN株式会社も設立しています。

エイスースのノートパソコン

エイスースのノートパソコン

エイスースはパソコン本体だけでなくマザーボードに強みをもっていることでも知られています。

エイスース以外のメーカーのパソコンにエイスース製マザーボードが組み込まれていることも多くあります。

しかし、サポートはまだ成長途上。

価格はまあまあ安いのですが、品質やサポートも考えるとレノボやマウスコンピューターのほうがおすすめです。

DynaBookの特徴:多くの項目で普通感が強い

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
日本 中国 普通 ▲~○ ▲~○
  • もともとは東芝系の会社だったが現在はシャープの子会社(そのシャープは台湾の鴻海傘下)
  • 中国の杭州で生産
  • 標準スペックはもちろんビジネス系高級機も生産
  • 何か尖った特徴は少なく中庸(過不足ない、普通っぽい)
  • 公式サイトは売り切れ機種が多い
  • サイズの割に重量が軽めのノートパソコンが多い
  • 指紋認証の搭載率が高め
  • プリインストールはやや多い
  • デスクトップのラインナップは少ない
  • ゲーミングパソコンの生産はない

Dynabook

DynaBookはビジネス向けノートパソコンに力を入れています。サイズの割に重量は軽いタイプが多いです。

耐久性が高かったり指紋認証があるのはいいのですが、DELLやレノボなどに比べると価格がやや高い点が不満。

Dynabookはこのページで紹介しているパソコンメーカーの中では「最も普通」という評価です。

Microsoftの特徴:若い男性に人気あり

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
アメリカ 中国 やや高い ▲~○
  • もともとソフトウェアに強みをもつ会社だったが21世紀ではハードウェアにも力を入れている
  • 男子大学生~若手男性ビジネスパーソンに人気がある
  • デスクトップは高級スペックばかり
  • とくに2in1パソコンが有名
  • 本体の厚さが薄いノートパソコンや2in1パソコンはカッコイイが、排熱はあまりよくない
  • モニターはグレア(光沢処理)ばかり
  • タッチパネルとペンの精度の高さに定評がある
  • Microsoftはキーボード、マウス、ペンも積極的に供給するなど周辺機器も含めて「Microsoft純正」にこだわる
  • 返品期限が60日というのは他メーカーよりもかなり長い
  • MicrosoftだけにMicrosoft Officeが標準搭載されている
  • 実店舗での取り扱いが増えている
MicrosoftのSurface laptop4

Microsoft Surface

MicrosoftといえばWindowsやOfficeというソフトで有名ですが、21世紀では「Surface」というブランド名でパソコン(ハードウェア)の開発・販売も行っています。

Windows系のパソコンで外資系メーカーといえば安いのが普通ですが、例外的にMicrosoftがつくるパソコンは高くて有名。

価格が高い理由としては、Microsoft Officeがついている、タッチパネル対応、高いブランド感、音質や解像度が高い、などが挙げられます。

デスクトップは高級スペックであり、プロ級の絵を描く人に向いています。

NECと富士通の共通した特徴

NECと富士通は別の企業ですが、パソコンの特徴に関してはかなり似ているのでまとめて記します。

NECと富士通のパソコンのハッキリとした違いはプリインストールのソフトが違うこと、そしてキーボードの打鍵感しか思い浮かばないくらい両社のパソコンは似ています。

NECの顔認証技術は世界的に評価が高い。

富士通のパソコンはFMV(富士通・マイコン・V)、NECのパソコンはLAVIE(生命)というブランド名でもおなじみです。

  本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
NEC 日本 山形 やや高い ▲~〇
富士通 日本 島根・福島 やや高い ▲~〇
  • 両社とも母体は日本の東証プライム上場企業だが、パソコン製造はその中の分社・合弁会社が担っている
  • パソコン事業はレノボ傘下
  • グループとしては、個人向けハードウェアよりもインフラや業務用システムなどに力を入れている
  • 家電量販店での取り扱い率が高い
  • 日本では売れているが、海外では売れていない(内弁慶)
  • 日本では知名度が高いから、それを武器にしてPC知識のない日本の初心者や高齢者、そして役所や公立学校に割高PCを売ることが得意
  • PC中級~上級者からは嫌われている
  • ゲーマーやクリエイター向けのグラボ搭載機種はかなり少ない
  • NECも富士通もパソコンの中身はレノボと大して変わらないのに(共通部品あり)、レノボより明らかに価格が高い
  • 普通、15万円以上のノートパソコンならグラフィックスは内蔵GPUではなくグラフィックボードだが、富士通やNECの15万円以上のノートパソコンは内蔵GPUが多い(=割高)
  • サイズの割に軽いモデルが多い(日本人向けマーケティング)
  • 中古市場に法人モデルが大量に出回っている
  • プリインストールが多い
  • 個人向けPCには初心者向け操作マニュアルソフトが入っている場合が多い(法人向けには入っていない)
  • 紙製説明書が厚くて丁寧
  • 系列企業とともにITシステムも手掛けている
  • Core i7とメモリ4GBとHDDを組み合わせたモデルを発売している(スペックのバランスが疑問)

(↑パソコン業界の普通の感覚ではCore i7ならメモリ16GB以上とSSDを組み合わせる)

NECと富士通のパソコンは日本国内ではパソコン知識のない人にも知名度が高いため、初心者が買いたがる傾向にあります。

しかし、プリインストールの多さや性能の割に新品価格が高いところはパソコン中級者以上の人にとっては嫌われるところ。

ただし、中古市場においては富士通とNECの法人モデルが大量に売られており、その中にはお買い得なのもあります。

法人モデルはプリインストールが少ないです。

NECのスリムパソコン

NECのスリムパソコン

NECや富士通のパソコンが日本国内のお硬い企業や役所から人気があります。

やはり法人のコンピュータは数十~数百台単位での安定稼働が命であり、彼らは法人向けの保守やサポートに定評があるからです。

富士通やNECは系列会社とともに法人向けのITシステムも提供している。

また昔のNECのパソコンは世界的に輝いていたため、中高年の法人幹部は未だにそれを信頼しているのだと思います。

それに日本の役所や公立校が海外メーカーのパソコンを導入しようとすると「日本の税金を使ってパソコンを買うなら日本企業のパソコンを買え」と反発されます。

そのため、日本の役所や公立学校は国産メーカーのパソコンばかり買っています。

国産パソコンであっても中の部品やソフトは海外製だらけなんですけどね。

政策や役所(税金)を通じて売るのは公共事業みたいだな。
富士通のスーパーコンピュータ事業も政策・税金にかなり頼っている。

VAIOの特徴:Sonyを源流とする高級メーカー

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
日本 長野 高い 〇~◎
  • もともとはソニーのパソコンブランドだったが再編された会社
  • ソニー時代から熱心なファンがいる
  • 価格は高いのが基本だが、約8万円から買えるシリーズも一部にある
  • 筐体(ケース)に対する耐久性テストの厳しさが有名
  • ノートパソコン本体の厚さは薄め
  • 光学ドライブやVGA端子がついている機種もある
  • LTE対応モデルが多い
  • パソコンの見た目はかっこいい
  • 現在はデスクトップやゲーミングパソコンを生産していない

vaio

VAIOの方針もPanasonicと似ていて国産高級志向です。

高い耐久性を維持する品質管理に定評がありますが、そうはいっても値段の高さが目立ちます。

VAIOはソニー時代から受け継がれたロゴと本体のカッコよさにも定評があります。

耐久性の高いビジネス向けノートパソコンはもとめている方はどうぞ。

Panasonicの特徴:耐久性と価格の高さで有名な高級メーカー

本国 工場 価格 サポート カッコよさ 種類 カスタマイズ
日本 兵庫 高い
  • 価格はかなり高い
  • ノートパソコン本体が厚くて耐久性が高く、その割には重くない
  • パソコンの見た目はあまりかっこよくない
  • 一般にノートパソコンは修理しにくいが、Panasonicのは修理しやすいほう
  • 現在はデスクトップやゲーミングパソコンを生産していない
  • 12~12.1インチという他社があまり力を入れていないサイズに力を入れている
  • バッテリーの駆動時間が長い
  • キーストロークが深い
  • 光学ドライブがついている(ついていないモデルもある)
  • 端子が多い(とくにVGA端子がついている)
  • バッテリーが簡単に交換できる構造になっている
  • ビジネス向けだからか、スピーカー経由の音量は小さいし音質はあまりよくない
Panasonicのレッツノート

Panasonicのレッツノート

Panasonicのノートパソコンであるレッツノートは厚みがあるように耐久性が高くて有名です。現代のノートパソコンのトレンドは薄型なのに。

レッツノートはパナソニック自ら公式サイトで「高額」と宣伝・表現しているほど価格が高くて有名です。

レッツノートはVGA端子があったり、バッテリーは駆動時間が長くて着脱式になっているなど珍しい特徴があります。

古い設備にはHDMI端子はついていませんから、そこをまわる営業マンや教育関係者にとってはVGA端子がついているノートパソコンのほうが都合がいいのです。

基本的にビジネス向きのノートパソコンであるため音質やカッコよさは軽視されている感じです。

一部の中古店は法人から買い取ったレッツノートを安く販売しています。

新品だと20~35万とかなり高いため、個人は中古に賭けてみるべきかも。

国産メーカーと海外メーカーの違いは別記事

パソコンメーカーの紹介はここまでです。

なお国産メーカーと海外メーカーの違いは別記事で解説しています。

国産メーカーのパソコンには海外産の部品やソフトが多く搭載されているんですよ。

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