「インターネット回線(とくに光回線のような固定回線)はいらない」と考える人がいます。
※固定回線とは屋外に架かっている実際のケーブルを建物内に引き込んできて利用する回線のこと。インターネット回線の世界で固定回線と言ったら主流は光回線です。
光回線は自宅外では有線で、自宅内では有線接続か無線接続かを選べます。
この場合の固定回線・光回線の不要性は以下のようなパターンがありますが、これらは本当なのでしょうか。
- スマホは自宅でも出先でも使えるように万能だからスマホだけでいい?
- 固定回線は自宅外に持ち運べないから時代遅れ?
- 5Gという携帯電話向け高速回線があるから光回線は不要?
- テザリングができるから光回線(固定回線)はいらない?
- 一人暮らしだから光回線はやめたほうがいい?
- 自宅にいる時間が短いから自宅に光回線はいらない?
- オンラインゲームや動画編集をやらないなら光回線はいらない?
- 引っ越しが多いから自宅に開通工事が必要な光回線はやめたほうがいい?
- 新築住宅の壁に光回線の取付工事をするのは心理的に抵抗があるからいらない?
- 信念や慣習としてインターネットすべてがいらない?
※日本における光回線の人口カバー率は90~99%。これは光回線の整備率であって光回線の利用率は40~65%です(整備率も利用率も地域差がある)。
要するに住んでいるエリアに光回線が整備されているにもかかわらず、光回線を契約していない世帯は半数くらいあるというわけ。
さきほどの箇条書きのうち1~9の事情は複雑かつ密接に関している一方で、11だけは異質。
わかりやすく解説していきます。
結論:以下に多くあてはまる人ほど光回線はいらない
- 自宅でインターネットに接続する端末の台数は少ない(スマホ、パソコン、テレビ、タブレット、ゲーム機、プリンター、光回線電話、その他スマート家電)
- 動画視聴やゲームはスマホ経由だけで大丈夫(自宅のPCやテレビで見ない)(とくに楽天モバイルの無制限プランは安いが、電波が微妙)
- 自宅でインターネットを使う人員が少ない
- 自宅でのネット接続時間は短い(とくに動画視聴時間が短い)
- オンラインでの会議や授業をやらない
- 引っ越しが多い
光回線のいる・いらないはPCやスマホ、テレビなどさまざまな端末とともに考えるといいですよ。
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光回線はいらない?【デメリットも知ってインターネット回線を判断】
まずはみんなに共通した前提知識から。これを知っていないとインターネット回線の要不要を正しく判断できません。
そもそも論としてインターネットの接続方法は大別すると、モバイルデータ通信と、Wi-Fiがあります。
モバイルデータ通信とは携帯キャリアの基地局を経由した通信のこと。

携帯キャリアの基地局
基地局は街中にあり(屋外が多い)、これを利用することで屋外でもインターネットが使えます。
モバイルデータ通信を使うにはSIMカードが必要であり、モバイルデータ通信を使うほどギガ使用量(データ通信量)と通信料金は上がります。
- スマホの3GBプランの月額料金
auのpovoやソフトバンクのLINEMOの月額料金は1か月あたり1000円くらい。ほかの格安スマホでも同じくらい。
- スマホの20GBプランの月額料金
ドコモのahamo
の月額料金は1か月あたり3000円くらい
- スマホの無制限プランの月額料金
ドコモ「5Gギガホプレミア」は7300円くらい、楽天モバイルは3300円くらい
上記は基本料金であって、ほかに通話料や有料オプションがかかる可能性があります。
スマホの通信量が1か月間のうちに契約しているギガを超えると、スマホの通信速度は著しく下がります。これがいわゆる「通信制限」という状態。


光回線はWi-Fiの代表格【メリットとデメリット】
一方、Wi-Fiとは携帯キャリアの基地局ではないインターネット回線とお考えください。
Wi-Fiは、自宅、オフィスビル、図書館、カフェなど特定の場所単位(基本的に屋内)で使うもの。
現在、自宅向けのWi-Fiとして主流なのは光回線です。
※スマホはモバイルデータ通信とWi-Fiの両方に対応したインターネット接続ができます。
※ノートパソコンやデスクトップPCはモバイルデータ通信には対応しておらず、Wi-Fiにしか対応していないのが基本。
光回線のメリット
- データ通信量が大きくても速度が安定して速い(動画視聴やゲームがやりやすい)
- ほとんどの光回線は定額制・無制限だからネットを多く使う世帯ほどお得(自宅でスマホを使う際は光回線経由で使うとギガを消費しないからスマホ料金を節約できる)
- 世帯内の端末の最大接続台数は10台以上(スマホ、パソコン、テレビ、タブレット、ゲーム機、プリンター、光回線電話)
- 一人暮らし世帯でも10人家族世帯でも月額料金は変わらない(光回線は無制限であり1世帯ごとに支払うから人数が多い世帯ほどお得)
- 業者によってはスマホ料金や電気代とのセット割が適用される(スマホとのセット割がある場合、スマホ1回線ごとに毎月100~1100円割引)
- 光電話(固定電話)が使える
モバイルルーターやホームルーターでも下りはそれなりの速度が出ますが、上りは基本的に遅いです。

まれにカラスは光ファイバーを食いちぎることもある
光回線のデメリット
- 最初に有線を自宅に引き込む工事がある(引き込み工事は大人の立ち会いが必要)(自宅近くに光ファイバーがないと契約できない)(設備が最初から整っていれば工事不要の場合あり)
- 契約してから実際に光回線が使えるようになるまでに時間がかかる
- 有線だから回線自体を自宅外に持ち運べない(自宅外でインターネットをやるには、スマホやモバイルルーター、各施設が契約しているWi-Fiを利用する必要がある)
- 地震や台風による断線リスクがある
- 月額料金は3000~6500円くらいとちょっと高い(一戸建てのほうが高い)
- 新規契約や解約に手数料がかかる(2000~6500円くらい)
- 1世帯ごとに支払うから一人暮らしのような使用量が少ない世帯は損になる場合がある
- 引っ越しの際に撤去しなければならない場合がある
- 混雑時間帯では通信速度が少し下がる(一部のマンション以外では速度低下は大したことない)
- まれにカラスなどに光ファイバーを食いちぎられる
光回線は提供エリアが限られることをデメリットに挙げる人もいますが、日本での人口カバー率は約95%と悪くありません。
※光回線の料金は一戸建てよりもマンションのほうが安いです。マンションの光回線料金は1か月あたり2500~5000円くらい。
スマホやテザリングがあれば光回線はいらない?
スマホのモバイルデータ通信は屋内でも屋外でも使えます(一部に圏外あり)。
光回線は外部へ持ち運べないのに、スマホは自宅はもちろん自宅外に持ち運んでモバイルデータ通信を使えるのは大きいです。
しかもスマホのモバイルデータ通信をノートパソコンにつなげれば、モバイルデータ通信ができないはずのパソコンであってもモバイルデータ通信ができます(=テザリング)。
以上が「スマホのモバイルデータ通信があれば自宅にWi-Fi(この場合は光回線)はいらない」と考える人の根拠。
確かにそれは半分くらい当たっています。
テザリングは、スマホのバッテリーの消耗が早い、通信制限あり、光回線よりも通信速度が遅いといったデメリットもありますが、自宅でパソコンをあまり使わない人にとっては使えます。

自宅に光回線があればスマホ料金を節約できる
基本的にスマホはWi-Fi経由のインターネット接続だとデータ通信量(ギガ)を消費しません。通話料もWi-Fi経由で通話アプリを使うほうが安いです。
つまり、スマホユーザーは自宅に光回線があって自宅では光回線経由でネットを使えばスマホの契約ギガを小さくできるのです。
とくにOSの更新やゲームのダウンロードみたいなデータ通信量が多いことを自宅の光回線でやるのは効果的。
スマホの契約ギガが小さくなれば当然、スマホ料金も節約できます。
- 光回線の月額料金
3500~6500円くらい
- スマホの3GBプランの月額料金
povoやLINEMOは1000円くらい。ほかの格安スマホでも同じくらい。
- スマホの20GBプランの月額料金
ahamoは3000円くらい
- スマホの無制限プランの月額料金
ドコモ「5Gギガホプレミア」は7300円くらい、楽天モバイルは3300円くらい
もし3人世帯で3人ともahamoの20GBプランの場合、約9000円かかります(ほかに通話料がかかりうる)。
しかし、この3人世帯が光回線を導入してスマホを3GBプランに移行すると以下のように安くなりうるのです。
- スマホの3GBプラン1000×3人=3000円
- 光回線⇒5000円
すなわち1か月あたり3000円+5000円=8000円となります。
※スマホと光回線を同系統の業者で契約するとセット割が適用される場合があります。たとえばドコモのスマホとドコモ光(ドコモの光回線)という具合。
ただし、ドコモのahamoはドコモの料金プランの中では安いためドコモ光とのセット割が適用されません。povoやLINEMOも事情は同じ。
※楽天モバイルの無制限プランは安さは素晴らしいですが、対応エリアや通信速度に難があります。楽天モバイルは自宅や自分の行動エリアでは電波状態がいい人にはおすすめですけどね。
ゲームや動画編集の事情:一人暮らし=光回線がいらないとは限らない
ここまで説明した光回線導入によるスマホ料金の節約効果が有効になるのは、自宅でもインターネットをよくやる世帯、世帯人数が2名以上とかです。
単身世帯でインターネットをやるとしたらスマホ経由で、自宅では寝るばかりで、あとはほとんど自宅外にいるという人は自宅に光回線があっても持て余してしまいます。

DELLのXPS13ノートパソコン
ただし、一人暮らしだとしても自宅でオンラインゲームや動画視聴・動画編集、オンライン会議をよくやる人は光回線の導入を積極的に検討すべき。
オンラインゲームや動画のダウンロード・アップロードは通信量が多いため、光回線以外の回線だと遅延しやすいうえに通信制限がかかりやすいからです。

動画はスマホよりもPCやテレビのほうが大きいため迫力があります。PCやテレビでネット動画を見たい人には光回線が向いています。
上の画像で赤く囲ったところに注目してください。インターネットの項目は「ブロードバンド接続」と書いてありますよね。
ブロードバンドとは100Mbps以上という通信速度を出せるインターネット回線を意味します。
100Ⅿbpsを安定的に出せるインターネット回線は光回線しかありません。
ほかの回線でも地域や時間帯によっては100Mbpsは出せますが、さまざまな条件下で最も速度が安定的なのは光回線。


オンライン会議は光回線でなくても一応できますが、それだと遅延してオンライン会議の流れに乗り遅れる場合があります。
光回線のほどんどは定額制ですが(3000~6000円くらいで使い放題)まれに段階料金制をとっている事業者もあります。段階料金制の事業者は光回線の使用量が少ない世帯にとっては安いです。
参考記事
5Gがあるから光回線はいらない?
5Gとは「第5世代移動通信システム」という意味。5Gは4Gよりも優れた高速大容量通信と多数の端末による同時接続を特徴としています。
現在、スマホの基地局・モバイルデータ通信は4Gが一般的ですが、都会を中心に一部では5Gが普及しつつあるため「いずれ光回線は不要になる」と考える人がいるのです。
しかし、5Gには以下のような欠点もあります。
- 5Gとてデータ通信量が大きい場合は通信制限がかかる(5Gは光回線のように無制限ではない)
- 5Gは無線だから光回線(有線)ほどの安定感がない
- 提供エリアは光回線よりも限定的
スマホを使っていて、もし月々のデータ通信量が契約していたギガを超えると通信制限がかかります。
この通信制限は5Gでもありますが、光回線は基本的に無制限です。



しかも5Gは無線だけに高層ビルや地下空間、遮蔽物の多い空間では電波状態が悪い場合があります。
この点、光回線は契約世帯までは有線でつながっていますから安定感が強いです。
とくに5Gは提供エリアが光回線よりも狭いですから、5Gの恩恵にあずかれない人はたくさんいます。
自宅ではパソコンやスマートテレビを使うのもいいよ

スマートテレビのリモコン
光回線はWi-Fiとして単に速くて安定しているというだけではありません。
光回線は端末(パソコン、スマホ、タブレット、スマートテレビ、ゲーム機)の同時接続が最大10台以上は可能であり、限界までなら何台接続してもネットの通信速度や月額料金は変わりません。
スマートテレビとはインターネット接続対応のテレビのこと。ネットフリックスやYouTubeをテレビの大画面で見るのに適しています。
つまり、光回線はその世帯内でインターネットをやる人・時間・台数が多いほどお得感が増すというわけ。
スマホユーザーとしても光回線を契約して自宅では大きな画面のパソコンやスマートテレビを使うというのもありです。


スマホとタブレットとパソコンのサイズ比較
あなたが好きなYouTube動画は、小さなスマホでばかり見るよりもパソコンやテレビの大画面から見るほうが迫力があって満足感が高まりますよ。


引っ越しが多い人に光回線はいらない?
光回線の開通には工事が必要であり、それは本来4万円くらいの費用がかかります。
多くの光回線事業者はその工事費用を一括してすぐに請求するのではなく、2年~3年もの月額料金に分散させる形で回収します。
つまり、消費者がすぐに解約すると光回線事業者にとってはマイナスなのです。
そこで消費者が契約から短期(2年未満あるいは3年未満)のうちに解約すると、光回線事業者は解除料(違約金)をとります。
こういう違約金制度があると消費者は簡単に解約しませんから、光回線事業者は違約金制度を設けるわけ。
短期で契約を解除すると、長期契約では優遇されていた割引やキャッシュバックがなくなることもあります。
※工事費残債といって工事費をまだ支払い終わっていない段階の解約時は、残債分の支払いも請求されます。
※短期で光回線の契約と解約を繰り返すとブラックリストに載って業者間で共有され、以後、契約できなくなります(具体的に何ヶ月での解約の繰り返しがアウトかは不明)。
解除料がかからないタイミングは、2年契約なら契約24~26か月目、3年契約なら契約36~38か月目です(業者によって多少の違いあり)。
違約金の目安は月額料金と同じくらいで2500~7000円くらい(まれに違約金が0円の事業者もあるが、工事残債請求はある)。
これは2022年7月1日以降に契約した世帯の額であり、それ以前に契約した世帯の違約金はもっと高いです。
まあ微妙な金額ですが、引っ越しが多い世帯は光回線の導入をためらうでしょう。
しかし、中古住宅で前の住人が光回線を使っていて設備がまだ残っているのなら簡単に開通できる場合があります。
とくに最近のマンションやアパートでは新築だとしても開通が簡単な場合が多いです。
もし光回線の解除料や工事残債が高くないと判断するなら、引っ越しが多いとしても光回線を導入するのもあり。
※引っ越し先でも同じ光回線を使うなら手数料類は安くなりますが、NURO光は提供エリアがほかの光回線より狭いのが欠点(引っ越し先で使えない可能性あり)。
※光回線の新規契約時は3000円くらいの事務手数料がかかる場合があります。
※光回線の中でもフレッツ光から光コラボに変える際は工事費や解約金はかかりません(新たな契約先で事務手数料が3000円くらいかかるだけ)。
光回線の設備を残しておけば、物件のオーナーとしては「光回線工事不要」と宣伝できますから原状回復をもとめられるとは限らないのです。
一戸建てで現状では何もネット設備がない場合、光回線が開通するまでに1~2か月くらいかかります。
光回線業者からは光回線開通までにモバイルルーターを無料~低料金で貸し出されますが、それでも引っ越しが多い世帯にとって1~2か月のロスは大きいです。
独自回線のほうが撤去に費用がかかりやすい
光回線は入居者が引っ越すときには設備を撤去しなければならない場合があります。この撤去費は1~3万円くらいかかります。
撤去工事は建物のオーナーから原状回復をもとめられた場合、あるいは撤去工事を行うと最初に契約したときに書面で定められている場合に行います。
上記表でいうとフレッツ光や光コラボは撤去がもとめられにくいですが、独自回線や電力系回線は撤去がもとめられやすいうえに撤去費用も高いです。
独自回線や電力系回線は提供エリアも限定的ですから、引っ越しが多い人は全国的に提供エリアが多い光コラボを選ぶのがおすすめ。
新築だから光回線の開通工事はしたくない?
光回線を新たに導入する際は、自宅近くの電信柱にある光ファイバーを自宅内部に引き込む工事が必要。
そのあと、さらに家屋内に光コンセントとルーター(中継器)を設置します。
外壁工事や宅内工事の際はその家の住人が立ち会う必要もありますし、外壁工事の際は少し穴を外壁にあける場合もあります。
そのため、とくに新築一戸建て住宅の住人は「新築の壁に穴をあけるのか…」「立ち会う必要があるのか…」と工事をためらう場合があるでしょう。
確かに工事時に大人が立ち会うことは避けられませんが、外壁に穴があくとは限りません。
光ファイバーを自宅に取り入れるための穴はエアコンや電話線など既存の配管を使うのが基本であって、それとは別の穴をあけるのは最終手段だからです。
自宅の外壁に穴をあける可能性をためらう方は、工事業者に壁に穴をあける度合いをたずねてみるといいでしょう。

光コンセントの例
※マンションの光回線の場合、まずファイバーケーブルは共用設備部に集約され、そこから各世帯に供給されます。マンションは共用設備さえ整っていれば一戸建てよりも工事が簡素になりやすいのです。
ここまでのまとめ:以下の条件にあてはまる人ほど自宅に光回線を導入すべき
- 自宅でインターネットに接続する端末の台数が多い(スマホ、パソコン、テレビ、タブレット、ゲーム機、プリンター、光回線電話)
- 自宅の大画面(パソコンやテレビ)でYouTubeやネットフリックスといったネット動画を数多く見たい
- その世帯の人員が2人以上(光回線は自宅で使う人数が多いほどお得)
- スマホの契約ギガを少なくして節約したい(とくに自宅でスマホをよく使う人)
- 世帯内のだれかは自宅でのネット接続時間が長い
- 一人暮らしだとしてもゲームや動画編集をやる
- オンライン会議でネット接続の安定感を重視する
- 引っ越しが少ない
光回線を導入しない人物像としては、自宅ではスマホだけで間に合う一人暮らしの世帯が典型的です。
しかしながら、こういう世帯の人でもノートパソコンをもっていれば、大学、図書館、カフェなどではノートパソコンでのインターネットが楽しめますよ。
光回線がイヤならドコモhome5Gホームルーター
なお光回線のような開通工事がイヤで、自宅では工事不要のインターネット回線を設置したいというのであればドコモhome5Gホームルーターがおすすめ。
ホームルーターを建物内に置いて、あとはケーブルをコンセントに挿せばインターネットができるようになります(工事不要)。
自宅が光回線の提供エリア外だという世帯にもいいですよ。

お手軽なだけに通信速度や安定感は光回線よりも劣りますが、ドコモhome5Gはホームルーターの中では速いほうです。
5Gエリア内なら5Gの高速通信も利用できますしデータ通信量も無制限(どれだけ使っても料金は一定)。
月額料金は税込み4950円ですが、ドコモのスマホユーザーはスマホ料金が毎月最大1100円割引されます(ahamoは適用対象外)。
例外?信念や慣習としてインターネットのすべてがいらない人
高齢者の中には今までインターネットの類にほとんど触れてこなかったために「これからも一切インターネットをやりたくない」という人がいます。
確かにいつの時代でもインターネットをやる・やらないは個人の自由です。
しかし、昨今のワクチン予約では音声通話よりもインターネット経由で予約したほうが間違えにくいうえにメールで予約日の記録が残ります。接種当日の少し前にはそれを知らせるメールも届きます。
対応する職員としてもインターネット経由のほうが楽であり人件費も少なくて済みます。
つまり、個人の思想としてインターネットをやらないのは自由でも社会的にはインターネットを利用してもらうほうが望ましいのです。