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プリンターはいらない?必要性を探ってみた

2021年10月、キヤノンのアメリカ法人は、キヤノン製複合機がインク切れになるとプリント機能だけでなくスキャナー機能やファックスまでも使えなくなるのは不当として訴えられました。

こういうせこい方策は短期的な利益になるとしても、長期的には評判を落とすだけでキヤノンにとって利益にならないと思いますけどね。

このニュースが出る前から「家庭用インクジェットプリンターの純正インクって高いから、もうコンビニの複合機を頼ろう」と思っていた人は多いはず。

そこでこの記事ではプリンターの必要性を経済面と自宅の設置場所と手間から検証します。

プリンターはいらないのか必要性を検証【コンビニが便利】

まずは現状の家庭用インクジェットプリンターに対する不満を並べてみます。

  • 純正インクよりも安い新品プリンターのほうが安い場合があるっていうのはさすがにおかしい
  • まだ物理的にインクは少し残っているにもかかわらずプリンターがインク交換をもとめてくることがある(リセットしたりインクを振ったりすると使える場合あり)
  • 非純正インクを入れると出現しうる「純正品ではありません」という警告表示が鬱陶しい
  • 非純正インクを使った人はプリンターがサポート対象外になる
  • 非純正インクは発色が悪いし、残量表示が出ない
  • 非純正インクの価格は安いが、その詰め替えはドリルで穴をあけたあとに封印シールを貼ったり、使いかけのインクが乾燥しないように保存したり、インク注入時の汚れを拭き取ったりと面倒
  • プリンターは使用時の設定が何かと面倒
  • プリンターはノートパソコン数台分の厚さがあって邪魔
  • 実際にプリントして使うインク消費量よりもヘッドクリーニング時のインク消費量のほうが多く見える場合がある
  • モノクロ印刷しか使わないのに、なんでカラーインクも減るねん?

インクジェットプリンターを取り巻くビジネスモデルは不評なこともあって、日本の家庭におけるプリンター所有率は下がっています。

さらに追い討ちをかけるようにして紙需要も世界中で下がっています。日本全体における年賀状の流通枚数も明らかに下がっています。

若年層は新年の挨拶をSNSで済ませやすいよな。

パソコン購入時のオプションにプリンターがある場合は多いですが、プリンターを買わない人のほうが多いでしょう。

それでもプリンターが必要な人もいる

プリンターに対する不満があるとしても、それでもプリンターが必要な人は次にあてはまる人です。

プリンターが必要な人

  • プリント枚数が多い人(とくに年賀状)
  • プリンターの設置場所が不便だから自宅でプリンターを使いたい人
  • 複合機としてプリント機能以外も使いたい人

複合機とは、コピー、プリンター、スキャナー、ファックスなど1台で複数の機能をもった機器のこと。

コンビニによく置いてあるのは業務用の複合機です。

インクジェットプリンターは高くつく件

ここから冒頭の不満とプリンターが必要な人の条件を補足していきます。まずは経済面について。

家庭向けインクジェットプリンター本体の価格は最安値レベルでは4000円くらい。10円の白黒プリント400回分の価格です。

よくジャパネットたかたでは「こちらのパソコンを買うとインクジェットプリンターを無料でつけます」などと宣伝しています。

インクジェットプリンターとは液体のインクを紙に直接吹き付ける方式のプリンターのこと。

しかし、インクジェットプリンター本体がこんなにも安いのは割高な純正インクを買わせることでビジネスが成り立っているから。

具体的にブラックインクの純正インクは約1000円、カラーの純正インクセットは約3500円もします。

プリンターメーカーはインクジェットプリンター本体を赤字価格で売って、純正インクを高い価格で売ることで利益を得ているのです。

このように本体を安く売って消耗品を高く売るビジネスモデルをジレットモデルという。
髭剃りの替え刃でおなじみのビジネスモデルだね。

インクジェットプリンターでプリントできる枚数

新品の純正インクで何枚プリントできるかは使い方によって大きく変わります。

大きなカラー画像ばかりだと数十枚しかプリントできませんが、白黒印刷で対応できる文字だらけの文書なら数百枚はプリントできます。

ちなみに白黒印刷をやるとしてもカラーインクは少し減ります。黒インクばかり使ってカラーインクを使わないとインクが固まってしまって故障するからです。

また白黒印刷だとしてもカラーインクを使ったほうがキレイにプリントできるという理由もあります。

A4の紙1枚あたりの価格はおよそ1円だよ。

ダイソーのインクは使えるが面倒

メーカーの純正インクの価格は高いです。

ただし、エコタンクという大容量のタンクを搭載したプリンターであれば従来よりもインクのもちはかなりよくなります。

インクジェットプリンターのダイソーインク

そこで100円ショップのダイソーには1色あたり100円で詰め替えインクが売っています。

この詰め替えインクは、インクが入る箇所にドリルで小さな穴をあけてインクを注入し、それをシールでフタをするという方式になっています。

インクゼロになったらインクを注入するという過程を1回とすると、合計3~4回にわたって注入したら新たな純正インクを買わないとプリントの質を保つことができません。

インクジェットプリンターのインクタンク

ダイソーの詰め替えインクは安いですが、ちょっと面倒ですし、注意してやらないと手や机が汚れます。

またダイソーの詰め替えインクを使い続けていると、たまにプリンターに不具合が発生することもあります。

要するにインクジェットプリンターは経済的な負担がやや大きいうえに、衛生的にも面倒なのです。

レーザープリンターは本体価格が高い

レーザープリンターはプリント1枚あたりのインク消費量が少ないです。

しかし、レーザープリンターはランニングコストは安いとしても本体価格は最低でも3万円はするなどインクジェットプリンターと逆の性質をもっています。

レーザープリンターを自宅に置く人は、インクジェットプリンターのユーザー以上に数多くプリントする人でないと割に合いません。

自宅にプリンターは場所をとる

プリンターはそれなりに場所をとるため自宅から排除したくもなります。

キヤノンのインクジェットプリンター

たとえば上のインクジェットプリンターのサイズは、およそ幅55cm×奥行40cm×高さ20cmあります。

これだけ大きいと、プリンターが壊れたときには「もうプリンターは修理しなくていい。新品に買い替えなくていいや」と思ったりします。

書類は電子化できる:大学生にプリンターはいらない

現代では書類の電子化がすすんでいることもプリンターがいらないことの一因です。

たとえば一昔前の確定申告は書類で行っていましたが、現代では電子データとして送信できます。

手元の控えも電子データで残しておくことができますから、わざわざ紙にプリントアウトしておく必要がありません。

大学におけるレポート提出も電子データが多いです。大学の図書館やパソコン教室などにはプリンターがありますし利用料も安い場合が多いですから、大学生の自宅にプリンターはいらないでしょう。

書類のデータ化は他人とのデータ共有やデータ整理に便利ですし、電子データは劣化しませんから保存にも便利です。

クラウドに保存すれば災害でなくすリスクはなくなるよな。
クラウドはセキュリティに少しの不安があるけどね。

コンビニの複合機が便利

それからコンビニの複合機が便利なことも家庭にプリンターがいらない理由の一つを占めています。

コンビニの複合機は日本各地のコンビニ(約5万5000店)のほぼすべてに導入されています。

こういった誰もが有料で使える複合機はコンビニだけでなく一部の役所やドラッグストア、大学にも設置されています。

複合機を使うと家ではプリントしにくいサイズもキレイにプリントできます。

そこでは文書や画像のデータをUSBメモリなどで持参してプリントすることもできます。

事前にインターネットを通じて印刷データを送信しておけば、パスワードなどを入力するだけでプリントできます。

しかし、コピー機や複合機の設置場所から遠いところに住んでいる人でそれなりの頻度でプリンターを使いたい人はプリンターを買うほうがいいでしょう。

コンビニに重要書類を忘れるとまずいよな。
自宅でのプリントはそういうリスクがないけどね。

子どもの学習プリント用に便利

今の時代の家庭では、たとえば小学生~高校生くらいの子どもがいる家庭で、子どもにネット上にある問題をプリントアウトしてやらせる場合にプリンターは便利です。

学校教科の問題を解くのって紙のほうが基本的にやりやすいですからね。受験・テストの類も就職時の適性検査以外はいまだに紙だらけですし。

他にも年賀状の印刷を大量にやりたい人は自宅にプリンターが必要でしょう。

インクジェットプリンターもレーザープリンターもコピー機能がついている場合も多いですから、コピーを使う頻度が高い人も自宅に置くことを検討すべき。

最終的には家族全体の需要を考慮して自宅にプリンターが必要か必要でないかを決めましょう。

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