
上記は例外あり
テレビ(TV)とPCモニターってどちらも見た目は同じような画面ですから違いがよくわかりませんよね。
そこで今回はテレビとPCモニターの違いをわかりやすく解説します。
自宅でネット動画を見るだけならPCよりテレビのほうがコスパは高いんですよ。
※テレビをPCモニター代わりにすることもできますし、PCモニターでテレビを見る方法もありますが注意点もあります。
※スマホの内容をテレビやPCモニターに映すこともできます。
テレビとPCモニターのおもな違い(例外あり)
- 端末単体でも動画が見れるのがテレビ、単体では何も映らないのがPCモニター
- 価格はPCモニターのほうが少し安い(同サイズ・最低スペック同士で比較)
- テレビはリモコンや自分の声で操作できるが、PCモニターにはそういう機能がない
- テレビの画面はグレア(光沢)が多いが、PCモニターはノングレア(非光沢)が多くて作業向け
- テレビのほうが平均サイズが大きい
- テレビのほうが遠い距離から複数人で見やすい(PCモニターは個人の作業やゲーム向け)
- PCモニターは基本的にチューナーレス(テレビが見られない)
- テレビのほうがリフレッシュレートは低い(ゲーマーに向いていない)
- PCモニターにはウルトラワイドや湾曲型が結構あるが、テレビでウルトラワイドや湾曲型はかなり少ない
- テレビボードは奥行きが狭いが、PCモニターはキーボードやマウスを置く分だけ奥行きを広くする
- 消費電力は、標準スペックノートPC15〜30W、32インチテレビ50W、標準スペックデスクトップPC50〜150W、50インチテレビ125W、ハイスペックノートPC100〜250W、ハイスペックデスクトップPC250〜350W(デスクトップPCの場合、本体の消費電力も含む)
テレビとPCモニターはどっちがいい?
- ネット動画ばかりを見るならテレビ
- テレビ番組を見たり録画するならテレビ
- 動画を短時間で次々に切り替えるならPCおよびPCモニター
- ゲームばかりをやるならPCモニター
- PCでの作業が多いならPCモニター
- 動画を編集するならPCおよびPCモニター
タップできるもくじ
テレビとPCモニターの違い
従来のテレビでユーザーはテレビ番組やDVDを見るのが基本的な使い方でした。
しかし、最近のテレビはインターネットに接続できる機能も高い率でついています。これをスマートテレビといいます。
- テレビとは
テレビ放送を受信してテレビ番組が見れる機械のこと(堅苦しくいうと、離れた場所からテレビ電波を受け取って音声と映像として再現する装置)
基本的にテレビにはチューナーが入っています。チューナーとはテレビ放送の受信装置のこと。
- スマートテレビとは
テレビの中でも単体でインターネットに直接的に接続できるテレビ全般のこと(ネット回線があればPCを介さなくてもネット動画が見れる)
- チューナーレステレビとは
チューナーがないテレビを意味する
- PCモニターとは
PC本体やゲーム機などと接続してPC本体やゲーム機の内容を映し出すディスプレイのこと(基本的にチューナーは内蔵していない)
- Android TVとは
AndroidというOS(基本ソフト)を搭載したテレビのこと。Androidスマホが巨大化してテレビのように据え置くような形になったようなもの。
※本来、テレビはテレビ番組を見るための機械であるのに、チューナーレステレビはテレビ番組が見れませんから、チューナーレステレビという名称は矛盾しています。
※ネット回線に接続された状態のテレビをコネクテッドテレビといいます。スマホやタブレットといったストリーミングデバイスをテレビにつなげたうえでのネット接続テレビはコネクテッドテレビです(間接的なネット接続)。
※現代で売られている新品テレビの多くはネット接続ができるようになっています。つまり「テレビを新たに買うこと≒スマートテレビを買うこと」ですからスマートテレビの普及率は上がっています。日本におけるスマートテレビの普及率は40%近く。テレビの普及率自体は95%前後。
テレビとPCモニターとではYouTubeの見方が違う
たとえばYouTubeやABEMAが見たい場合、スマートテレビやチューナーレステレビならテレビ単体でネット回線(光回線やホームルーター)と接続しさえすれば見れます。
テレビはPCやゲーム機と接続してPCやゲーム機の内容を表示させることも可能。

YouTubeボタンを押すとYouTubeに飛べる(リモコンにどのボタンを入れるかメーカーとネットメディアの間で営業合戦がある)
スマートテレビやチューナーレステレビはリモコンや自分の声によって動かすのが基本です。スマホのリモコンアプリでも動かせますよ。

デスクトップPC
しかし、PCモニターでYouTubeを見る場合、ネット回線のほかにPC本体も必要になります。PCがデスクトップ形ならキーボードやマウスも必要です。
PCモニターに表示されている画面の操作はPC本体のキーボード、マウス、タッチパッド(ノートPCのみ)などを通じて行います。
PCモニターはPCやゲーム機などとつないでPCやゲーム機で読み込んだ内容を表示させる機器なのです。
ゲーム機やPCとの接続はHDMIが基本
ちなみにテレビにしてもPCモニターにしてもPCやゲーム機と接続する場合、HDMI端子・ケーブルを使います。

しかし、これはSwitchやPS5のような新しいゲーム機、そしてHDMI端子のあるPCの場合。
スーファミ、初代プレステ、ニンテンドー64のような古いゲーム機にはHDMI端子がありませんから変換器を使う必要があります。

テレビのビデオ入力端子(黄、白、赤)
古いゲーム機はビデオ入力端子を使ってテレビと接続する場合が多いです。
しかし、ビデオ入力端子は最近のテレビでは減りつつありますし、PCモニターには基本的についていません。
テレビ番組を見る方法
テレビでテレビ放送の番組が見たい場合、以下のどれかが必要です。
- アンテナ
- ケーブルテレビ回線
- 光回線
最も基本的なのがアンテナで、電波塔から送られた電波(無線)を各家庭のアンテナで受信し、それをテレビ・チューナーへと送ることでテレビ放送が見られるようになります。
テレビとアンテナの間はアンテナケーブルによって結ばれています。
パソコンでテレビを見るにはチューナー内蔵のパソコンを使うか、チューナーを外付けします。
アンテナなしでもテレビを見る手段がある
J:COM(ジェイコム)のようなケーブルテレビ事業者と契約してもテレビ放送を視聴できます。
ケーブルテレビ回線は有線であり、電信柱や地中にある有線を自宅に引き込む工事を行うことで利用できるようになります。
ケーブルテレビ回線ではテレビだけでなくインターネット全般を見ることもできますよ。
光回線はケーブルテレビの上位互換
光回線はケーブルテレビよりも高速で安定した有線のネット回線です。
光回線はケーブルテレビ回線と同様に有線ですから、使い始めるには最初に工事が必要です。
光回線は通常の契約だとインターネット全般を見るのにしか使えませんが、テレビ視聴のオプションをつければテレビ放送を見れるようになります。
もし家じゅうの家電製品すべてをNHKが一切受信できないようにすれば受信料を払う必要はありません。
テレビとPCモニターの違いの比較表
以下の表は製品によっては例外パターンもあります。
テレビ全般 スマートテレビ チューナーレステレビ |
PCモニター | |
同じサイズ・画質の場合の価格 | PCモニターがやや安いが差は小さい (とくに見にくいTNパネル品なら安い) (ゲーミングPC向けモニターが高い理由は後述) |
|
おもな画質 (画面が大きいほど高画質の傾向) |
フルHD⇒1920×1080px WQHD⇒2560×1440px 4K⇒4096×2160px 8K⇒7680×4320px |
HD⇒1280×720px フルHD⇒1920×1080px WQHD⇒2560×1440px 4K⇒4096×2160px 8K⇒7680×4320px |
基本的な使い方 | テレビ単体で動画を見る (遠くから見やすい) (PCモニター風に使うのもあり) |
PCやゲーム機などと接続する (近くから見やすい) |
PCとの接続 | いずれもHDMIケーブルで接続するのが基本 | |
ビデオ入力端子の傾向 | ビデオ入力端子がある (近年では減りつつある) |
ビデオ入力端子がない |
パネルの種類(後述) | VAパネル IPSパネル 有機ELパネル |
VAパネル IPSパネル TNパネル 有機ELパネル |
基本的な操作方法 | (PCを接続しないのであれば) リモコンか自分の声 |
PCのキーボードやマウス |
スピーカーの有無 | 基本的にはついている | ついていない場合がある (ないなら外付けスピーカーで音声出力) |
リフレッシュレート(後述) | 60Hz | 60~360Hz |
主流サイズ | 32~65インチ | 21~32インチ |
グレア、ノングレア(後述) | グレアが多い | ノングレアが多い |
ウルトラワイド | ほとんどない | それなりにある |
形が湾曲 | ほとんどない | それなりにある |
ベゼルの傾向 | PCモニターより少し厚い | テレビより少し細い |
32インチサイズの場合の重さ | 4~6kg | |
モニターアームが使えるか | いずれもVESA規格であれば使える |
モニターだけの比較だと消費電力は大して変わりません。
しかし、モニターにPCを接続するとPCの分だけ電力が大きくなります。
音質は、テレビにしてもPCモニターにしても内蔵スピーカーより外付けのほうが優れています。外付けスピーカーは場所をとるのが難点ですけどね。
テレビを買う際は対応アプリを確認しよう
スマートテレビとは単体でネットに直接的に接続できるテレビという意味であって、細かな機能・性能、対応している動画配信サービスはメーカーや機種によって違います。
スマートテレビについてメーカーによって分かれる機能
- どのアプリを追加できるか(買った時点で入っているアプリと自由に追加するアプリとがある)
- ミラーリング
スマホ内の動画や写真をテレビに表示する機能
- SNSとの連携
もしテレビを買うならメーカー公式サイトやAmazonのような大手販売サイトで対応アプリなどを確認しましょう。

スマートテレビのLANポートとHDMI端子
AmazonのFire TV Stickという製品を買ってテレビのHDMIに挿すとYouTube、アマプラ、DAZN、ネトフリ、TVer、ABEMA、huluなどが見れるようになります(ネット回線は必要だし、有料サービスなら契約も別途必要)。
リモコン操作や音声検索も簡単にできます。
スマートテレビのメリット・デメリット?動画視聴だけならPCより安い
基本的にスマートテレビ単体は動画視聴やウェブサイト(ニュース、天気、株価、SNSなど)閲覧に向いており、高度なゲームやクリエイターソフト、シミュレーションはできません。
テレビの内蔵パーツは高度なゲームやシミュレーションができるほど高価・高性能ではないからです。

※1つの動画を短時間で見終わるなど次々と別の動画に切り替える人は、一定スペック以上のPCとPCモニターのほうが速くておすすめ。
※大きな声ではいえませんが、動画の中でもあっち系の動画はテレビよりPCやスマホのほうがアクセスしやすいです(違法ダウンロードは危険)。

管理人自作のデスクトップPC(価格は約16万円)
これに対して高価なデスクトップPCは本体だけで15万円以上はするなどパーツが高価かつ高性能です。
このようなPCだと高度なゲームやシミュレーションもできるというわけ。
標準的なレベルのデスクトップPCは6~9万円くらい。
基本的にスマートテレビは、PCやゲーム機などを接続せず単体で使う限りは動画視聴中心の端末だと覚えておきましょう。


スマートテレビのメリットとデメリット
スマートテレビのメリット
- テレビ単体でネット動画が見れる
- 自宅でのネット動画視聴だけならパソコンよりもコスパは高い
- テレビとPCモニターを1本化すれば置き場所が節約できる
- リモコンや自分の声で操作できる
スマートテレビのデメリット・注意点
- テレビ単体では高度なゲームやシミュレーションを行うほどの処理性能はない
- グレアが多い(近距離だと映り込みが気になるし目が疲れる)
- チューナーレスでなければNHKの受信料払いの対象になる(NHKを見ない人ほど損)
- 基本的にリフレッシュレートは高くない(ゲーマーには向いていない)
- サイズが大きいとモニターアームに対応していない場合がある
- ※↓スマートテレビでネット動画が見たいのにネット回線が自宅にない場合、ネット回線を負担する手間と費用がかかる
スマートテレビの料金:使い放題に組み込まれるのであれば無料
光回線やホームルーターといったネット回線の料金は1か月あたり3000~5500円くらいかかります。
光回線やホームルーターには10台以上の端末を接続できますし、定額・使い放題です。
したがって、すでに光回線やホームルーターを導入している家庭にとっては有料オプションを申し込まない限りスマートテレビ導入に伴う回線料金の追加負担はありません。
ネットフリックスやU-NEXTといった動画配信サービスを見るには別に料金が必要。
スマートテレビのセキュリティ
スマートテレビはネットに接続する以上、PCのようにウイルスにかかったり情報が流出する可能性が少しあります。
一般にスマートテレビのセキュリティ水準はPCと同じくらいです。
スマートテレビはYouTubeやネットフリックスのような有名な合法サイトの動画を視聴するくらいだったらセキュリティ面での不安は大きくありません(違法ダウンロードは全般的によくない)。
スマートテレビのセキュリティを高めるには、OS(基本ソフト)のアップデートを行うことが基本。
もっとセキュリティを上げたいのならセキュリティ性能の高いルーターを買いましょう。
ゲーミングモニターは価格が高い理由
PCモニターの中にはゲーミングモニターといってサイズの割に高価なモニターがあります。
ゲーミングモニターが高価な理由は基本的にリフレッシュレートにあります。
リフレッシュレートとはモニターが1秒間に何回更新できるかを意味します。
リフレッシュレートが高いほうがモニターの価格は高いです。
で、一般的に標準レベルのPCモニターやほとんどのテレビはリフレッシュレートが60Hzです。
しかし、ゲーミングモニターはリフレッシュレートが120~360Hzあります。
これだけリフレッシュレートが高いとゲームの画面は滑らかに見えます。
もしリフレッシュレートが低いモニターでFPSゲーム(自分視点のシューティングゲーム)をやると画面は滑らかに見えません。
動画を視聴するくらいなら60Hzで大丈夫ですが、やはりFPSゲームをやるなら120Hz以上は欲しいです。
ゲーミングモニターは応答速度(色の変化速度)も速いですよ。
パネルの違い:テレビにはTNパネルがほとんどない
テレビやPCモニターはパネルの種類によって見え方が変わります。
- VAパネル
- IPSパネル
- TNパネル
- 有機ELパネル
以上のうちTNパネルという種類はテレビではあまり存在しません。
TNパネルのPCモニターは安いのですが、画面が白っぽくて視野角が狭いという欠点があります。

TNパネルの視野角の狭さ
スマートテレビにしてもPCモニターにしても無難に行くならIPSパネルかVAパネルを選びましょう。
テレビはグレアが多い:PCモニター

グレア液晶前のテディベア
テレビは基本的に動画の見栄えを重視して使います。
そのため、テレビの画面表面はグレア(光沢)といって反射しやすく処理されている場合が多いです。
このようなグレア画面は見栄えがいいものの、画面の前にいる人やモノが映りこんでしまううえに目が疲れやすいという欠点があります。
テレビは比較的遠くから見ますからグレアでも気になりませんが、PCはそれより近い距離で長時間にわたって使いやすいですからPCモニターはノングレア(非光沢)が多いです。

ノングレア液晶前でカメラを構える管理人(グレアほど反射しない)
サイズの違い:テレビのほうがやや大きい
基本的にパソコンは個人単位の作業に使う機械であり、PCモニターは個人ごとの机の上に置きます。
そのためPCモニターは1人で近い距離から見るのに適したサイズである21~32インチが多いです。

もっと大きなPCモニターもあります。
しかし、テレビは居間で数人で見たり、少し距離のあるところが見る場合が多いため、32~65インチが主流であるなどPCモニターよりも平均サイズが大きいです。
形状の違い:ウルトラワイドと湾曲
テレビは基本的にワイド比率の製品ばかり。
しかし、PCモニターはワイドに加えてウルトラワイドも結構あります。
スクエア比率はテレビにしてもPCモニターにしてもかなり少ないです。昔のブラウン管テレビ(やたら分厚いテレビ)ならスクエア比率も結構ありましたけどね。

モニターやテレビを直上から見たところ
PCモニターで湾曲形状は結構ありますが、テレビで湾曲はかなり少ないです。
湾曲モニターは没入感が高いようにこだわるゲーマーが好む形状であり、ゲーマー向けであるためリフレッシュレートも高い製品が多いです。
ベゼル(額縁部分)は同じでサイズ同士で比較するとテレビのほうが少し太い傾向があります。
モニターアームとの関係
モニターアームとは、アームの先端にテレビやモニターを取り付けることで高さや角度を柔軟に変えられる装置を意味します。
テレビやモニターの背面中央付近に4つのネジ穴があればモニターアームに対応しています。
モニターアームは机に挟み込むような形で固定し、先端には数キロあるテレビやモニターをとりつけるなどそれなりの負荷がかかります。
したがって、重いテレビやモニターをモニターアームに取り付けると落下の危険性が高まりますから、対応していない場合があります。
大型テレビは地震によって倒れると危ないため「転倒防止スタンド」になっている場合が多いです。
デスクの違い:奥行きが違う件
基本的にテレビは少し遠くから眺めるものですから、テレビのすぐ前にキーボードは置きませんし、テレビボードの奥行きも狭いです。
しかし、PCモニターはすぐ手前にキーボードやマウスなどを操作できるスペースを設けるのが普通です。
そのため、PCデスクはそれなりの奥行きがあります。
スマートテレビは不要?必要?
現代で売られている新品テレビの多くはネット接続ができるようになっています。
となると選択肢は、テレビを買うか買わないか、テレビを買うとすればチューナー付きかチューナーレスか、テレビを買わないとすれば端末はスマホとPCにするか(スマホだけにする手もある)になりやすいです。

スマホとタブレットとパソコンのサイズ比較
まず自宅にPCやテレビを一切置かず、スマホしかもたないとします。この場合、動画はスマホの小さな画面でしか見れません。
PCやテレビの大画面で動画が見れないのはちょっと不満でしょう。
しかし、その場合、光回線やホームルーターといった自宅向けネット回線は必要性が失せてきますから、ネット回線料金は節約できます。
これは一人暮らしで自宅ではネットをあまり見ない人におすすめできるパターンです。
動画は大画面のほうが満足しやすい
しかし、PCやテレビを買えば動画が大画面で見れるようになりますから動画への満足度が上がります。
これだと、とくに一人暮らしの場合は自宅のネット回線料金は上がりやすいです。
3人以上の世帯とかだと光回線やホームルーターを導入するほうがむしろ全体的な通信料金は下がりやすいです。
PCとスマートテレビはどちらがいい?
PCは資料作成、メール作成、ゲーム、クリエイティブな作業(動画編集、イラスト制作、音楽制作)などキーボードを使って作業することに長けています。
PCばかり使ってテレビ番組を見ない世帯ならテレビを買わなくてもいいでしょう。
一方、スマートテレビは基本的に動画視聴中心の端末であり、PCを接続しない限りは作業をすること向いていません。
作業系の内容をしないのであればPCは買わなくてもいいのですが、あるほうが何かと便利ですよ。
テレビをPCモニターとして使う場合のメリット・デメリット
テレビはパソコンを接続できますからパソコンモニターとして使えます。
この場合、パソコンの合間にテレビを見ることもできるように1台でパソコン兼テレビになるのは便利です。
しかし、チューナーレスでない限りテレビはNHKの受信料払いの対象になります。
またテレビは基本的にリフレッシュレートが60Hzであるため、ゲーマー(とくにアクションゲームや対戦ゲーム)には向いていません。
リフレッシュレートが関係ないゲームばかりをやるなら話は別ですけどね。
テレビをPCモニターとして使っても問題ない人
- 自宅でパソコンを使う時間は短い人(とくにグレアは長時間使用には向かない)
- 自分以外の家族や同居人とテレビの使用を争わない人(テレビが1台しかないと取り合いになる)
- リフレッシュレートが重要なゲームをやらない人
- ミニマリスト(テレビとPCモニターを1本化できて場所を節約できる)
もしテレビをパソコンモニターとしても使うならモニターアームに対応しているほうがさまざまな角度や高さに変えやすくていいですよ。