PC選び

Wi-Fi7対応のパソコンを選ぶべき?

2021年12月31日

Wi-Fiとはインターネットに対応した機器同士を無線で接続する技術のこと。

最も典型的な使い方は、ノートパソコンが無線でインターネットに接続するときです。

やはりノートパソコンはインターネットを無線で使えるところに大きな利点がありますから。

Wi-Fiの中でもWi-Fi7は通信速度が速い最新の無線規格とお考えください。

デスクトップPCの場合、購入時のオプションなどで無線LANを内蔵させるか、外付け機器を買わないと無線でインターネットに接続できません。

デスクトップはLANケーブルでインターネットに有線接続するのが基本なのです。

ノートパソコンを買うときは、まずCPUやモニターのスペックを見るのであってWi-Fi(無線)のスペックはあまり見ないものです。

しかし、Wi-Fiについて簡単な知識を知っておくことは悪くありません。

そこで今回はパソコンにおけるWi-Fi規格の確認方法、そしてパソコン購入におけるWi-Fi(無線LAN)の選び方をお伝えします。

結論から言うと、Wi-Fiの規格はWi-Fi5やWi-Fi6でも満足できる率はかなり高いです。

ただし、光回線の速度プランについて10~20Gbpsという超高速プランを契約している人で、大容量ファイルのダウンロードとアップロードをやる人はWi-Fi7がおすすめ。

ノートパソコンはCPUやGPUなどが同じであれば、Wi-Fi6とWi-Fi7の価格差は小さいです。

Wi-Fi7対応のパソコンを選ぶべき?【無線LANの選び方】

まずは現状の無線LANの調べ方について。

Windowsの左下の「ここに入力して検索」という欄に「ネットワーク」と入力してください。

そうすると「ネットワークの状態」という項目が選べるはずです。

そうして開いた画面の左側には「Wi-Fi」という項目がありますから、それを選びましょう。

「Wi-Fi」という項目を選ぶと上のような画面が出てくるはず。

あるいはその「Wi-Fi」付近に表示されている「ハードウェアのプロパティ」を選んでもいいですよ。

この画面の場合、Wi-Fi4(正式な名称はIEEE 802.11n)という規格を使っているということです。

Wi-Fi世代の一覧

世代 正式なWi-Fi規格名 ←の通称 理論上の最高通信速度 周波数
第7世代 IEEE 802.11be Wi-Fi7 36Gbps 2.4GHz帯
5GHz帯
6GHz帯
第6世代 IEEE 802.11ax Wi-Fi6 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz帯
第5世代 IEEE 802.11ac Wi-Fi5 6.9Gbps 5GHz帯
第4世代 IEEE 802.11n Wi-Fi4 600Mbps 2.4GHz帯/5GHz帯
第3世代 IEEE 802.11g 54Mbps 2.4GHz帯
第2世代 IEEE 802.11a 54Mbps 5GHz帯
第1世代 IEEE 802.11 2Mbps 2.4GHz帯

第7世代のWi-Fi規格である「IEEE 802.11be」をわかりやすく表現したのがWi-Fi6です。

パソコンの選び方のWi-Fi事項においてはaxやacが目印になります。

Wi-Fi規格が新しいほど高速かつ安定したインターネット接続ができます。

最近ではゲームや動画が高画質になっていますから、そういった大容量データの転送には高速なWi-Fiが便利。

とくにWi-Fi7なら同じルーターについて多数の端末をインターネットに同時接続しても速度は下がりにくいです。

そのうえWi-Fi7は3つの周波数を使うため状況に応じた利用ができます。

Wi-Fi7は混雑にも強いのです。

Wi-Fi7を受信する際は、パソコン本体だけでなくルーターも対応していないとWi-Fi7として使えないことにご注意ください。

パソコン本体がWi-Fi7対応でない人は、Wi-Fi7対応の無線LAN子機を買って取り付けてみても使えますよ。

有線接続ならLANケーブルもカテゴリ6A以上を選びましょう。

2.4GHz帯と5GHz帯の違い

ゲーミングルーター

Wi-Fi7は2.4GHz帯と5GHz帯と6GHz帯、3つの周波数帯に対応しています。

2.4GHz帯は、障害物に強いものの、家電類やBluetoothと同じ周波数帯なので干渉しやすいです。

5GHz帯は、障害物に弱いものの、同じ周波数帯の機器がないため電波は干渉しづらいです。

6GHz帯は家電やレーダーの電波に干渉しないため通信速度は安定しています。

たとえば私の住宅内で最も電波が弱い場所は風呂場です。その風呂場とルーターは距離が離れているうえに途中に壁がいくつかあるからです。

その風呂場内でWi-Fi4の端末を使うとエリア外になることもありましたが、Wi-Fi7なら基本的にエリア外にはなりません。Wi-Fi7は強度もあるのです。

Wi-Fi7対応のパソコンをもとめるべきユーザー象

最近ではハイスペックPCだけでなく標準スペックPCでもWi-Fi7に対応している機種が多いです。

やはりハイスペックPCは動画のアップロードやオンラインゲームをやるのに使う人が多く、Wi-Fi7はそれらを速く行うのに適しています。

言い換えると高画質動画のアップロード・ダウンロードや高度なゲームをやらない人にとっては、Wi-Fi6でも満足できる率が高いのです。

たとえばYouTubeや各種VODの動画は、パソコンではストリーミング再生で見るのが基本であってダウンロードはあまりしません。

これだとWi-Fi7の性能は持て余してしまうでしょう。

Wi-Fiには下位互換性がある

一般にWi-Fiには下位互換性があります。

たとえばWi-Fi6対応のルーターを買ったとして、手元の端末がWi-Fi5までにしか対応していない場合、その端末でWi-Fi5を利用できるのです。

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