「ずっと安い光回線(有線のインターネット回線)」と言ったときのパターンは2つあります。
一つは上記のBパターンのように契約1年目からずっと安い月額料金が続いていくこと。
Aパターンは1年目だけは月額料金1000円と格段に安いのですが、2年目からはずっと高くなるのです。

Bパターンのような料金パターンはその光回線をずっと長く契約し続ける見込みの世帯に向いています。
このBパターンの料金をとる光回線業者は、スマホとのセット割がない場合が多いです。
もう少しあとで説明するスマホとのセット割が適用対象外の世帯は、Bパターンの料金で安い業者がおすすめ。
とくに「GMOとくとくBB光」はBパターンの料金体系をとる事業者であり、スマホとのセット割はありませんが、ずっと安くていいですよ。
- GMOとくとくBB光なら一戸建てはずっと4818円(1Gbpsプラン)
- GMOとくとくBB光ならマンションはずっと3773円(1Gbpsプラン)
GMOとくとくBB光は全国展開している光回線ブランドですから多くの世帯は提供エリア内であるはずです。

タップできるもくじ
ずっと安い光回線【2パターンあり】
「ずっと安い光回線」にはもう一つパターンがあります。
それはスマホのセット割が継続して適用されること。
スマホのセット割は適用対象であれば、1ヶ月につきスマホ1回線あたり100〜1300円が割引されます。
このようなスマホとのセット割が適用され続ければ、それは「ずっと安い光回線」といえるわけ。
言い換えると、スマホとのセット割が適用されないなら、「ずっと高い光回線」ともいえます。
スマホキャリア | ←のスマホとセット割のある光回線 |
ドコモのahamo | ahamo光 (ahamoユーザーはキャッシュバック込みで考えるとGMOとくとくBBのほうがお得) |
ドコモ irumo,eximo |
ドコモ光 |
ソフトバンク | NURO光 ソフトバンク光 |
ワイモバイル | ソフトバンク光 |
au UQモバイル |
auひかり 電力系光回線(関西はeo光,東海はコミュファ光,四国はピカラ光,九州はBBIQ) ビッグローブ光 |
楽天モバイル | 楽天ひかり |
NUROモバイル | NURO光 |
LINEMO、povoはそのままのスマホ料金で安いですから光回線とのセット割はありません。
そのほかの格安SIMも、そのままのスマホ料金で安いですから、もしセット割を設けているとしたら1ヶ月につき100円くらいと少ないです。
LINEMO、povo、その他格安SIMのユーザーはさきほどのGMOとくとくBB光がずっと安いといえます。
楽天ひかりの事情
「楽天モバイルユーザーなら楽天ひかり」と行きたいところですが、楽天ひかりのキャンペーン内容は時期によって結構変わります。
またキャンペーンが打ち出されたとしても、楽天モバイルユーザーにとって楽天ひかり安い期間は1年間限定というように、ずっと安いとは言えないところがあります。
auひかり:auやUQモバイルのスマホユーザー向け
auやUQモバイルのスマホユーザーならauひかりがずっと安いです。
- auひかり一戸建てプランの月額料金は5390~6160円
- auひかりマンションプランの月額料金は3740~5940円
- auのスマホ料金は1回線あたり1か月につき最大1100円割引
- UQモバイルのスマホ料金は1回線あたり1か月につき最大858円割引
ビッグローブ光:auやUQモバイルユーザーのスマホユーザー向け
auひかりは一部に提供エリア外があります。
そういう提供エリア外で、なおかつauやUQモバイルユーザーとしてセット割の適用を受けたいのであればビッグローブ光がいいですよ。
- ビッグローブ光一戸建てプランの月額料金は5478円~
- ビッグローブ光マンションプランの月額料金は4378円~
- auのスマホ料金は1回線あたり1か月につき最大1100円割引
- UQモバイルのスマホ料金は1回線あたり1か月につき最大858円割引
ソフトバンク光:ソフバン、ワイモバイルユーザー向け
ソフトバンクのスマホユーザーにはソフトバンク光がずっと安いです。
- 一戸建ての月額料金は5720円~
- マンションの月額料金は4180円~
- ソフトバンク:1回線あたり1か月につき最大1100円を割引
- ワイモバイル:1回線あたり1か月につき最大1188円を割引
ドコモ光:ドコモユーザー向け
- 一戸建ての月額料金は5720円~
- マンションの月額料金は4400円~
- ドコモ1回線あたり1か月につき最大1100円を割引
キャッシュバックは単発的
「当社で光回線を契約すると●万円をキャッシュバック」という宣伝はよくあります。
「ずっと安い光回線」に対して、キャッシュバックは契約後に1度だけお金がもらえるだけですから対照的だといえます。
「ずっと高い」にならないように:有料オプション
有料オプションは月額〇〇円という料金がずっと追加的に請求され続けます。
その有料オプションを使っているのであれば問題ありませんが、その有料オプションを使っていないのに契約し続けていたら払い損です。
「ずっと高い光回線」になってしまわないように注意しましょう。
通信速度を重視して選ぶならまた別
今回の記事内容はあくまで「ずっと安い光回線」というテーマに沿った光回線の選び方です。
もし通信速度を重視して選ぶなら、もうちょっと光回線の選び方は変わってきます。
速度重視で選ぶ場合、提供エリアは狭い傾向がありますし、月額料金は少し高くなりやすいです。
一部のPCゲーマーや動画投稿者は通信速度重視で選ぶべきですが、PCゲームや動画投稿の通信速度にこだわらないのであれば今回の選び方で大丈夫。