
インターネットに接続できる端末(最近ではテレビや家電も接続可)
今、この記事をご覧になっているあなたは何らかのスマホ回線をドコモやauなどと契約しているはず。
基本的にスマホ契約は、基地局という施設の圏内である限り、家でも外出先でも、そのスマホだけがネット接続できるにすぎません(テザリングは例外)。
スマホは家族1人1人が個人単位でプランを契約して個人的に異なる料金を支払うように個別的な通信システムなのです(通話料は使用量に応じて変わる)。

携帯キャリアの基地局
しかし、多くのパソコンやテレビ、タブレットはスマホとはネット接続の料金や仕組みがズレています。
早い話、家(=自宅)でパソコンやテレビ、タブレットを通じてインターネットを使うには何らかのネット回線を家に引いてくる必要があります(LTE対応機は例外)。
家にネット回線を引くと(=ネット環境を整えると)、その家屋内ではスマホも含めて同時に10台以上の端末がインターネットに接続できます。
同時に10台以上の端末がネットに接続できますから、あなたの世帯で新たにPCやテレビを数台買い足したとしても通信料金は変わりません。
したがって、インターネット回線は1世帯につきまとめて1契約が基本。支払いは家主がまとめて行います。
それはチェーン店カフェに自分のPCを持ち込んだときに店のWi-Fi(ワイファイ)を利用すると、店内にいる大勢が同時にネット接続できるのと同じようなもの。
これがいわゆる「ネット環境」≒「無線LAN(ラン)」≒「Wi-Fi」です。この3つの用語の厳密な区別は専門家以外は不要。

スタバ店内ではスタバのWi-Fiをみんなで同時利用可(家にネット回線を引くと家でも同じことができる)
チェーン店内部のWi-Fiはだれでも簡単に利用しやすいですが、個人宅向けのWi-Fi(ネット回線)は専用のID・パスワードを入力しないと使えないですから部外者は入ってこられません。
auやUQモバイルのスマホユーザー(povoは割引対象外)はauひかり、ソフトバンクやワイモバイルユーザー(LINEMOは割引対象外)はソフトバンク光、大都市圏に住んでいて通信速度にこだわるならNURO光、ドコモのスマホユーザーはドコモ光、楽天モバイルのユーザーは楽天ひかり、povo・LINEMOやその他格安SIMなどのスマホユーザーはGMOとくとくBBがおすすめ。


つまり、家にネット回線を引くのは、家でインターネットを使う時間・量・人数が多い世帯に向いているというわけ。
家ではさまざまな端末でインターネットを使いたい人にも、このページで紹介するネット回線が向いています。
でも、ネット回線って業者がいっぱいあって一体どれが自分の家に合っているかよくわからないですよね。
そこで今回は、家にネットを引いてインターネットを始めることの要点と、どのようなネット回線業者がどのような世帯に合っているのか解説します。
タップできるもくじ
- 家でインターネットをするには?【始め方を解説】
- 家に光回線を引くには?光回線の選び方
- 光回線おすすめ12選【一戸建てとマンション】
- GMOとくとくBB:シンプル料金でスマホとのセット割がない世帯はお得
- ビッグローブ光:au、UQモバイルユーザーにおすすめ
- auひかり:auユーザーやゲーマーにおすすめ
- ソフトバンク光:ソフバン、ワイモバイルユーザーにおすすめ
- GMOとくとくBBのドコモ光:ドコモユーザーにおすすめ
- 楽天ひかり:楽天経済圏を使う人にはお得
- NURO光:提供エリアは狭いが、速いからゲーマー向け
- コミュファ光の特徴:東海地方のau・UQモバイルユーザーにおすすめ
- eo光の特徴:関西のau・UQモバイルユーザーにおすすめ
- ピカラ光の特徴:四国のauユーザーにおすすめ
- メガエッグの特徴:中国地方のau・UQモバイルユーザーにおすすめ
- BBIQ(ビビック)の特徴:九州居住者にはお得度が高い
家でインターネットをするには?【始め方を解説】
そもそも家でのインターネットの始め方は以下のようになります。
- ユーザーはインターネットに接続できる端末を用意する(後回しでもOK)
- 「居住地が提供エリアに入っている」を最低条件にしてユーザーはインターネット回線を選ぶ(本記事の内容はこの回線選び)
- ユーザーは何らかのインターネット回線を申し込む(スマホからでも申込可)
- (回線や現状の設備によっては工事が必要だから開通までに少し時間がかかる)(機器が届くまで待つ)
- 回線業者からインターネット利用に必要な機器やID・パスワードが渡される
- 機器の電源をONにする
- 端末のインターネット接続画面にID・パスワードを入力するとインターネットに接続できる
最近ではID・パスワードの入力を省略できる技術も普及しつつあります。
家に工事が必要なネット回線は、そのネット回線に申し込めば回線業者が工事を手配してくれます。
回線の選び方によっては3年間で総費用が数万円も変わってくることもあるんですよ。
WindowsパソコンでWi-Fiに接続するには

WindowsパソコンのWi-Fi設定画面(モザイク部分にはネットワーク名が表示される)
ネットワーク名とは、この場合、各世帯が導入しているネット環境の名前・IDのこと。
それに応じたパスワード(セキュリティキー)を入力するとネットに接続できます。これはそれぞれの端末で初回のみ行えば大丈夫。
Apple製品でも同じような感じですすめれば大丈夫。
家のネット回線を選ぶ際の4つの基準
自宅のネット回線を選ぶ際は、以下の4つについてあなたがどういう状態や希望にあるかが重要です
- 住んでいる場所
住所によっては契約できないネット回線もある(都市部や一戸建て住宅のほうが選択肢は多い)
- 引っ越しが多いか
引っ越しが多い世帯にとって工事してから使い始める回線は不向き(引っ越すたびに工事を待つのはストレス)
- 使い方
動画投稿やPCゲームの通信速度にこだわったり、オンライン会議に快適さをもとめるなら光回線
- スマホプラン
たとえばドコモのスマホユーザーはドコモの光回線やホームルーターを契約するとスマホ料金が割引される
家にインターネットを引く:無線で引くか有線で引くか
そもそも家にインターネットを引くというのは、あなたの家と通信会社の設備を無線または有線でつなげることを意味します。
自宅でインターネットを始めるには光回線かホームルーターのどちらかを選ぶのが基本。
- ホームルーター(自宅外では無線だから工事不要で利用開始できる)
- 光回線(自宅外では有線だから使い始めるには光ファイバーという有線の引き込み工事が必要)
一部のマンションやアパートでは入居当初から光回線設備がある程度整っている場合があります。
この場合は本格的な工事ではなく、ちょっとした手続きだけで光回線によるネット環境が始められます(通信事業者はある程度指定される)。
ちなみにマンションやアパートだと既存設備としてケーブルテレビ回線(CATV回線)が選択肢にある物件もありますが、これは光回線が少し遅くなった有線のネット回線とお考えください。
正確にいうと家庭用ネット回線としてはもう一つモバイルルーターもありますが、これはスマホのテザリングとほとんど変わりません。
そのため自宅のネット環境としてはおすすめしません。
光回線は屋内では無線化できる

電信柱の電線と光ファイバー

ルーターの例
光回線は自宅外では有線ですが、光回線の開通工事を済ませた家の中では無線LANルーターという機器を使えば、複数の端末を同時に無線でネット接続することもできますよ。
無線LANルーターは低料金レンタルもありますが、買う場合、売れ筋商品の値段は1万円前後。
光回線について無線LANルーターがない場合は有線で少しの機器しか接続できません。

ネット回線を引く際はスマホとの関係が重要
自宅向けネット回線を選ぶ際は、以下の理由があるためスマホとの関係が重要です。
- 自宅に光回線やホームルーターを導入するとスマホの契約プランを安くしやすい
- スマホとネット回線は業者の組み合わせによって割引やポイント還元が大きくなる
ほとんどのホームルーターや光回線はどれだけインターネットを使っても月額の通信料金は変わりません(一部に例外あり)。
もちろんスマホはホームルーターや光回線を経由してもインターネットに接続できます。
したがって、ホームルーターや光回線の導入によって自宅でのスマホ使用は定額・無制限の中に組み込まれますから、スマホの契約ギガ(基地局経由の通信消費)を下げられるのです。
自宅でスマホを多く使う人ほど、この節約効果は大きいです。
スマホの料金知識は自宅向けネット回線の選択肢を絞るのに使えますよ。
ホームルーターと光回線の違い
ホームルーター | 光回線 | |
月額料金 | 5000円前後 | 3500~6500円 一戸建てよりマンションのほうが安い |
料金体系 | 定額・使い放題が多い | 定額・使い放題が多い |
業者の選択肢 | 少ない | かなり多い |
屋外の状態 | 無線 | 有線 (屋内では無線化も可) |
工事 | 工事は不要 | 工事は必要 |
開通までの時間 | 契約して本体が届くと使える | 工事開始までに2週間~2か月半 マンションより一戸建てのほうが待つ |
通信速度 | 光回線より遅い(とくに夜) | 速くて安定 (VDSL方式のマンションは遅め) |
通信制限 | 少しある | ほぼない |
必要なモノ | ・ホームルーター本体のみ | ・専用のコンセント ・ONU(変換器) ・LANケーブル コンセントやONUは業者が設置 ・無線LANルーター |

LANケーブルの価格は500~1000円
基本的に光回線とホームルーターは料金は近いながらも、通信の安定感と速度は光回線のほうが上ですから光回線のほうがおすすめ。
たとえば、オンライン会議やYouTube視聴の最中に通信状態が悪くなったらストレスに感じますよね。こういうストレスの発生率は光回線のほうが低いです。
ネット動画やオンラインゲームは画質が高いほどデータ量が大きくなります。
とくに動画投稿のようにデータをアップロードするときのほうが光回線の優位性は高いです。
そのため、一人暮らしだとしても自宅での動画視聴・投稿やゲームの使用量が多い世帯には光回線がおすすめ。

スマホとタブレットとパソコンのサイズ比較(テレビは平均40インチ以上もある)
光回線は、一部の地域は契約できない(とくに田舎は光ファイバーがない場合あり)、最初に有線の引き込み工事が必要な場合あり、という欠点もあります。
そのため、光回線ばかりがおすすめというわけではありません。
※光回線はネット回線の代表格ですが、家でインターネットを使う時間・量・人数が少ない世帯に向いていません。↓

光回線の仕組み
ホームルーター(置くだけWi-Fi):工事不要で引ける

管理人も買ったことのあるドコモhome5Gの外箱
ホームルーターは契約すると上記のようなホームルーター本体が業者から送られてきます。自宅への工事や充電器は必要ありません。
このホームルーターについている電源ケーブルを普通のコンセントに差し込むだけでインターネットが使えるようになります。

ホームルーターの仕組み
ホームルーターは契約・登録した世帯内でしか使ってはいけないという規約があります。
その登録住所を変更すれば引越し先でも使えますよ。
ホームルーターは通信速度が4Gエリアと5Gエリアとで違います(5Gのほうが速い)。
おすすめのホームルーター
ホームルーターは光回線が提供エリア外だったり、引っ越しが多くて工事なしですぐにネットを使いたい世帯におすすめ。
- ドコモhome5G
月額4950円、ドコモのスマホユーザーは毎月最大1100円割引(ahamoはセット割の対象外、irumoはセット割対象)
- カシモWiMAX
月額4378円、auやUQモバイルのスマホユーザーは毎月最大1100円割引
- SoftBank Air
月額5368円(最初の1年間は割引あり)、キャッシュバックは25000円、ソフトバンクやワイモバイルのスマホユーザーは毎月最大1100~1188円を割引(LINEMOは対象外)
- Rakuten Turbo(楽天のホームルーター)
月額4840円(ホームルーター本体の代金が866円×48か月、あるいは一括払いで41580円かかる)
ホームルーターのレビューを探そうとする人もいるでしょうが、住んでいるエリアや使う時間帯によって通信速度と満足感は変わります。
なお、Rakuten Turboは今キャンペーンで、プラン料金が1年間月々1980円となっています(申込者全員が対象)。
さらに楽天モバイルユーザーについては20000ポイント還元です。
ユーザー層別:おすすめの自宅向けネット回線
住んでいるエリアから選ぶ
- 光回線が提供エリア外
ホームルーター
住んでいる建物から選ぶ
- 一戸建て住宅向け
その住宅に長く住むなら光回線がおすすめ
- マンション、賃貸、アパート
入居時点で光回線やケーブルテレビ回線が整備されているならそれを使うのがコスパが高い
- 引っ越し頻度が高い、開通までの待ち時間がイヤ
ホームルーター(回線設備が整っている住居に引っ越すなら光回線がおすすめ)
使い方から選ぶ
- 自宅で動画の視聴・ダウンロードやアップロードが多い
一人暮らしや単身赴任世帯だとしても光回線がおすすめ
- 自宅でオンラインゲームをたくさんやる
一人暮らしや単身赴任世帯だとしても光回線がおすすめ
- 自宅でネットをあまり見ない(とくに一人暮らしや単身世帯)
スマホおよびテザリングだけ
- 大人数の世帯、自宅でネットの総使用量が多い世帯
光回線一択
- 自宅でテレワーク、オンライン会議
光回線がおすすめ(ホームルーターだと不安あり)
家に光回線を引くには?光回線の選び方
ここからは自宅向けネット回線の中で最もおすすめな光回線の選び方とおすすめ業者を紹介します。
光回線の事業者ってたくさんありますけど、これ以降の記述を見ていただければ各家に合ったお得な光回線事業者が選べます。
おすすめの光回線事業者は世帯によって違う

光ファイバーの断面
光回線は有線のネット回線ですから自宅近くに光ファイバーという有線がないと契約できません。この光ファイバーの整備状況は地域によって違います。
そして業者によってはスマホ料金と光回線料金をセットで割引してくれます(たとえばドコモのスマホとドコモ光)。
※業者によっては電気代やガス代とのセット割もあります。
どこに住んでいるか、そしてどのスマホ回線を使っているかは世帯によって違う以上、おすすめの光回線事業者も世帯によって違うのです。
診断チャート:速度優先か、安さ優先か
光回線の選び方の2大パターン
- 1.通信速度の速さを優先して選ぶ
- (↑の光回線は提供エリアが限定的だし、提供エリア内だとしてもマンションの構造によっては導入できない場合がある。その場合は↓から選ぼう。)
- 2.料金の安さを優先して選ぶ
1.速さ優先auひかり、NURO光、地方の電力系光回線であるコミュファ光(東海地方)、eo光(関西)、メガ・エッグ光(中国地方)、ピカラ光(四国)、BBIQ光(九州)がおすすめ。
↑以上のうちNURO光にはソフトバンクとのセット割が、NURO光以外はauやUQモバイルとのセット割があります。その場合、速さ優先と安さ優先が同時に実現できます。
2.安さ優先(速さ優先の光回線より速度は遅いが差は小さい)提供エリアは全国的に広い。ドコモのスマホユーザーはドコモ光、楽天モバイルユーザーは楽天ひかり、ソフトバンクやワイモバイルユーザーはソフトバンク光がおすすめ。
大手キャリアの格安ブランド(povo、LINEMO)や格安SIMなどスマホとのセット割がほとんどないスマホユーザーならGMOとくとくBBが安くておすすめ。

安さ優先で選ぶ際はキャッシュバックも加味すべき。キャッシュバックとは条件を満たすと契約後に現金が一部戻ってくること。
しかし、キャッシュバックは条件が複雑な事業者もあるため公平な比較はとても難しいです。
他サイトでは「安い光回線ランキング」という記事が見かけますが、提供エリア、キャッシュバック条件、ポイント付与、セット割などが違う以上、安さ順のランキング記事は鵜呑みにしないほうがいいですよ。
光回線事業者の種類:フレッツ光⇒光コラボは簡単
上記のように光回線の事業者は大きく分けて4種類あります。
ただし、光コラボはフレッツ光を借りている回線なので、フレッツ光と光コラボとでは提供エリアは同じであり、通信速度もほとんど変わりありません。
すでにフレッツ光の設備がある住居なら、光コラボへはその設備のまま工事不要で簡単に乗り換えできます。これはおすすめパターン。
他方、独自回線や電力系回線は設備がフレッツ光とは違うため、フレッツ光の設備がある住居が独自回線や電力系回線を導入するには工事が必要。
さらに独自回線や電力系回線は通信速度は速いものの提供エリアが限定的という共通点があります。
その意味では光回線は実質的には次の2種類だといえます。
フレッツ光 光コラボ |
独自回線 電力系回線 |
|
提供エリア | 広い | 狭い |
通信速度 | 速い | さらに速い |
月額料金 | フレッツ光は高いが 光コラボはそれより安い |
光コラボと同じくらい |
工事に待つ時間 | 2週間~1か月半 | 3週間~2か月半 |
退去時の撤去費用 | かからない 少なめ |
1万円ちょっとかかる |
ちなみにNURO光は「速い」というネット情報が広まって導入世帯が増えたために、一部のマンションではむしろ遅いという評判もあります。
NURO光に限らず一戸建てに比べるとマンションは回線速度が遅くなりやすいのが欠点です(後述)。
光回線の速度マップと提供エリア
光回線の提供エリアは「光回線の種類【提供エリアも種類ごとに掲載】」でも下方で示しています。
光コラボの提供エリアはNTT東日本・NTT西日本によるフレッツ光の提供エリア内の市街地に入っていればほぼ大丈夫。
独自回線や電力系回線は、たとえば岡山県の中では市街地なのに提供エリア外という地域もあります。この場合は光コラボから選びましょう。
新築住宅のエリア検索の注意点
新築住宅だとエリア検索してもまだ回線事業者に登録されていない新規に造成した土地・住所である場合があります。
この場合、そこからかなり近い土地について検索してみてエリア内に入っているのであれば提供エリア内の可能性が高いです。
わからなければ光回線業者に調べてもらうのもいいですよ。
おすすめ光回線の比較表
当サイトの管理人がおすすめする光回線業者12コを比較表にすると以下のようになります。
一戸建て月額料金 (最初2年間の実質月額料金) |
マンション月額料金 (最初2年間の実質月額料金) |
提供エリア | おもなセット割 | |
GMOとくとくBB | 4818円 (約3550円) |
3773円 (約2550円) |
全国的に広い | なし |
ビッグローブ光 | 5478円~ (約4350円) |
4378円~ (約3250円) |
全国的に広い | au UQモバイル |
ソフトバンク光 | 5720円~ (約4500円) |
4180円~ (約3000円) |
全国的に広い | ソフトバンク ワイモバイル |
ドコモ光 | 5720円~ (約4900円) |
4400円~ (約3550円) |
全国的に広い | ドコモ |
楽天ひかり | 5280円~ (約2640円) |
4180円~ (約2100円) |
全国的に広い | 楽天 |
↑上記の光回線は速度は光回線の中では普通で提供エリアがかなり広い | ||||
auひかり | 5390円~ (約3200円) |
4180円~ (約2000円) |
一戸建ての場合、 関西や東海はエリア外 |
au UQモバイル |
↑上記の光回線は速いし提供エリアがまあまあ広い ↓下記の光回線は速いものの提供エリアがかなり限定的 |
||||
NURO光 | 5200円~ (約3100円) |
2750円 (約1900円) |
全国の大都市圏 | ソフトバンク |
コミュファ光 | 5215円~ (約2900円) |
4000円~ (約2100円) |
東海限定 | au UQモバイル 中部電力 |
eo光 | 5448円~ (約3400円) |
3876円~ (約2000円) |
関西限定 | au UQモバイル 関西電力 |
ピカラ光 | 4620円~ (約3400円) |
3520円~ (約2300円) |
四国限定 | au 四国電力 |
メガ・エッグ光 | 4620円~ (約3800円) |
3520円~ (約2700円) |
中国地方限定 | au UQモバイル 中国電力 |
BBIQ光 | 5170円~ (約3900円) |
4400円~ (約3150円) |
九州限定 | au UQモバイル 九州電力 |
※表内上段の料金は、税込、最大速度1~2Gbpsプラン、プロバイダ料金込、有料オプションなし、キャッシュバックなしという条件。要するに何も割引のない通常料金です。速度はあとで解説。
※表内の下段カッコ内は実質料金です。光回線の月額料金は最初の1年間だけは1か月あたり約1000円で、2年目からは約5200円という業者もあります。
実質料金とはキャッシュバックや契約1年目の特典を考慮した目安としての料金とお考えください(スマホとのセット割は入れない)(キャッシュバックは最大条件でもらえると仮定)。
長く契約する世帯ほどBパターンのほうがお得で、短めの契約(2年満了)だとAパターンのほうがお得です。
※プロバイダとは回線をインターネットにつなげる事業者のこと。最近の光回線事業者はプロバイダと一体化しているところがとても多いです。
光回線はどこが安い?:キャッシュバックは単発的
一般論としては2~3年くらいで光回線事業者を解約するのなら、スマホとのセット割よりもキャッシュバックの高さを優先したほうがトータルで支払う金額は安くなりやすいです。
一方、3年超にわたって同じ光回線事業者を契約し続けるのなら、キャッシュバックよりもスマホとのセット割を重視すべき。
キャッシュバックは契約後に単発的にしかもらえませんが、スマホとのセット割は業者が制度変更しない限り永続的なのでこのような違いが生じるのです。
光回線の契約期間と解約金事情
ほとんどの光回線は契約してから2年後(2年プラン)、あるいは3年後(3年プラン)に契約を更新するか選択を迫られます。
それに満たないタイミングでも解約できますが、契約更新に満たないタイミングでの解約は2000~6000円くらいの解約料がかかる場合が多いです。
2年ごとの更新プランと3年ごとの更新プランを設けている光回線事業者の場合、長いほうが月額料金は少し安いですよ(月額100~200円くらいの差)。
光回線はどこを引くのが安い?:スマホとのセット割

ゲームや動画のアップロードに適した高速ルーター
光回線のキャッシュバックは複雑ですが、スマホ料金とのセット割はわかりやすいです。
スマホとのセット割が適用されると、1か月につきスマホ1回線あたり100~1200円くらいは割引になります。
光回線1契約に対してスマホは最大10回線くらいまでセット割が適用される場合もあるため、スマホのセット割はかなり有効。


光回線はセット割を基準にして選ぶ人が多いです。
auのpovo、ソフトバンクのLINEMOといった大手スマホの格安プラン(サブブランド)は光回線とのセット割の対象外。
格安ブランドは割引しなくても安いため、それ以上の割引が難しいのです。
スマホとのセット割が有効なパターンは以下のとおり。
スマホキャリア | ←のスマホとセット割のある光回線 |
ドコモのahamo | ahamo光 |
ドコモ irumo |
ドコモ光 |
ソフトバンク | NURO光 ソフトバンク光 |
ワイモバイル | ソフトバンク光 |
au UQモバイル |
auひかり 電力系光回線(関西はeo光,東海はコミュファ光,四国はピカラ光,九州はBBIQ) ビッグローブ光 |
楽天モバイル | 楽天ひかり |
サブブランドや格安SIMを使っていてスマホのセット割がないのであれば、GMOとくとくBBが安いうえに提供エリアが広くておすすめ。
速度よりも月額料金の安さを優先して選ぶ場合、まずはスマホのセット割を優先しましょう。
サブブランドや格安SIMのスマホ料金はもともと安いため光回線とのセット割がほとんどないのです。
光回線はどこが速い?:IPv6への対応
IPv6(アイピーブイシックス)とは高速の通信規格を意味します。
このページで紹介している光回線事業者はどれもIPv6に対応しており、適用は簡単にできます。
IPv6を利用するには無線LANルーターも対応している必要があります。
どの速度プランがいい?:最大速度1~2Gbpsがおすすめ
業者の公式サイトで光回線の料金プランを見ていると「1Gbpsプラン⇒6000円」「10Gbpsプラン⇒7000円」みたいな表記があります。
Gbps(Giga bit per second、ギガビット・パー・セカンド、ギガビット毎秒)とは1秒間でどれくらいのデータを送れるかを表す単位。
数値が大きいほど回線速度は速く、最大速度3~10Gbpsプランは1~2Gbpsのプランよりも月額料金が一段階上がります。
1000Ⅿbps=1Gbps
基本的には最大速度1~2Gbpsのプランがおすすめ。
最大速度3Gbps以上のプランは提供エリアが狭いうえに、開通工事、LANカード、LANケーブル、ルーターなども通常より高速仕様にしないと本来の速度を出せないため費用がかさむからです。
最大速度1~2Gbpsのプランでもオンライン会議や高画質動画を快適に見れますから、最大速度3Gbps以上のプランは多くの人にとってオーバースペックなのです。
ただし、YouTuberのように高画質動画を頻繁にアップロードする世帯なら最大速度が3Gbps~10Gbpsのプランにするのもあり。
引っ越し時は要チェック:光回線における一戸建てとマンションの違い
光回線に関して一戸建ては各家が独立的であるため、工事費や月額料金は高め、通信速度は速い、光回線業者を自由に選びやすい、といった特徴があります。
しかし、マンションやアパートは各家がつながっており、光回線はまず共用設備に集約してから各家へと供給する体制をとっているのが基本。
マンションやアパートは設備が共有的ですから諸費用は安くなりやすいのですが、みんながネットをよく使う時間帯は通信速度が下がりやすいという欠点もあります。
とくに古いマンションやアパートはVDSL(途中から電話回線)という通信速度が遅いプランしか契約できないことがあります。
引っ越しの際はお気をつけください。
マンションやアパートでは全体で何らかのインターネット回線を一括契約している場合もあります。
こういう場合でも個人的に別の業者を選べる場合もありますが、これだと工事費や月額料金は高くなりやすいです。
光回線自体を契約できないマンションやアパートも一部にありますから、インターネット回線の状況は大家さんや管理会社に問い合わせてみましょう。
光回線のよくある特典:2種類のルーター

モバイルルーター(ポケットWi-Fi)
光回線は最初に工事をする必要があるように開通するまでに多少の時間がかかります。
この間、モバイルルーターを格安あるいは無料で貸してくれる光回線事業者は多いです。
モバイルルーターの速さや安定感は光回線ほどではありませんが、インターネットに接続できる以上はありがたいサービスです。

Wi-Fiルーター(無線LANルーター)
光回線事業者によってはWi-Fiルーターを無料あるいは低料金でレンタルできます。
こちらのルーターはネット通販や家電量販店などでも簡単に買えますよ。
長い目で見るとWi-Fiルーターは、低料金でレンタルするより買うほうがお得。
- モバイルルーター
インターネットに直接的に接続する機械でありスマホのテザリングみたいなモノ(通信料金がかかるが、光回線開通までは優遇してくれる場合あり)
- Wi-Fiルーター(無線LANルーター)
光回線を建物内で無線化して多くの端末を同時接続するための機械
光回線はどこで申し込むべきか:スマホからでも大丈夫
光回線を申し込む際はネットか家電量販店か電話で申し込むのが基本。
一部では戸別に営業がかけられますが、その業者があなたの世帯にとって合理的とは限りません。
そういう押し込まれた営業よりも、この記事をもとにあなたの世帯にとって合理的な回線を見極めて、その業者に自分から連絡するほうがおすすめ。
もちろんスマホで申し込むこともできますし、業者への相談もできますよ。
光回線は家電量販店でPCとのセット購入はおすすめしない
家電量販店ではPC購入時にセットで何らかの光回線がすすめられる場合もあります。
しかし、家電量販店のPC価格は基本的に高いためセット購入はおすすめしません(光回線料金はいたって普通)。
というか、総務省の方針によって光回線とPCのセット販売は縮小傾向にあります。これも消費者から家電量販店へ苦情が相次いだから。

デスクトップPCで無線接続するならアンテナをつけるほうが感度はいい
光回線申し込みの流れ(細かいところは事業者によって少し違う)
- 光回線事業者へ申し込み(最初の窓口は代理店の場合も多々あり)
- 受け付けの確認と連絡(おもに確認するのは、住所が提供可能なエリア内か、プランの概要、本当に申し込むか)
- 工事日の調整と確認(申込者は希望日を大まかに考えておくべき)(土日や夜間の工事は割増料金になりやすい)
- 事業者から書類送付
- 工事
- 端末やルーターの初期設定を行う(事業者が行う場合もあるが、申込者が行うのが基本でありとくに難しくない)
- 支払い方法を書類などで事業者に伝える
光回線は有線であり最初に工事が必要な場合が多いですから、契約前に住所や申し込みの意志が確認されます。
光回線おすすめ12選【一戸建てとマンション】
最後におすすめの光回線を12コ紹介します。
どれも日本の大手企業の系列企業が運営しています(申込窓口は代理店の場合あり)。
GMOとくとくBB:シンプル料金でスマホとのセット割がない世帯はお得
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム上場企業) |
提供エリア | 日本全国のほとんど (NTTフレッツ光と同じ光コラボ) |
下りの理論上の最大速度 | 1Gbps(実測値は260~370Mbps) (マンションはそれより遅くなる) |
月額料金 | 一戸建てはずっと4818円 マンションはずっと3773円 |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約3550円 マンションは約2550円 |
工事費 | 実質0円だが、土日祝日などは追加料金 |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
なし |
キャッシュバック | 最大4.9万円 |
事務手数料 | 3300円 |
契約期間 | 36ヶ月間 |
解約料・違約金 | 0円 |
無線LANルーター | v6プラス対応ルーターは無料レンタル |
開通までのモバイルルーター | 低料金レンタル |
v6プラス | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
特徴 | スマホとのセット割はないシンプルな料金体系 |
一般にスマホとのセット割がある光回線事業者は、ソフトバンク、ドコモ、au(LINEMO、povoは対象外)。
これに関してGMOとくとくBBはスマホとのセット割がない代わりに、月額料金は基本的に4708円、あるいは3773円と安いです。これはセット割を考慮しない場合、業界トップクラスの安さ。
つまり、GMOとくとくBBはスマホとのセット割が適用されない世帯におすすめなのです。

当サイト経由で申し込むと月額料金は普通に検索して申し込むより少し安いですよ。
GMOがおすすめな世帯
- LINEMO、povoといったスマホとのセット割がないユーザー
- 初回キャッシュバックの多さより月々の料金の安さを優先したい
- 最大速度は1Gbpsプランでいい
- 契約期間の縛りがない業者がいい
- 顧客満足度が高い業者がいい(GMOとくとくBBは基本的に高い)
ビッグローブ光:au、UQモバイルユーザーにおすすめ
運営会社 | ビッグローブ株式会社(KDDIグループ) |
提供エリア | 日本全国のほとんど (NTTフレッツ光と同じ光コラボ) |
下りの理論上の最大速度 | 1Gbps(実測値は260~370Mbps) (マンションはそれより遅くなる) |
月額料金 | 一戸建ては5478円(3年プラン)5698円(2年プラン) マンションは4378円(3年プラン)4488円(2年プラン) |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約4350円 マンションは約3250円 |
工事費 | 実質0円だが、土日祝日などは追加料金 |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
auのスマホ料金は1人あたり最大1100円割引 UQモバイルユーザーのスマホ料金は1人あたり858円割引 (povoはスマホセット割の対象外) BIGLOBEモバイルは220円割引 |
キャッシュバック | 1万~3万円 |
事務手数料 | 1100~3300円 |
契約期間 | 24か月間か36ヶ月間 |
解約料・違約金 | 一戸建ては4230円 マンションは3360円 |
無線LANルーター | プレゼントの場合あり |
開通までのモバイルルーター | 自分で手配する |
IPv6オプション | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
特徴 |
auやUQモバイルユーザーへのセット割がある事業者は基本的に提供エリアが狭いです。
しかし、ビッグローブ光はauやUQモバイルユーザーへのセット割がある事業者の中では提供エリアが広いです。
そのため、auやUQモバイルユーザーへのセット割がほしいにもかかわらず他の光回線事業者だと提供エリア外になる世帯におすすめ。
ビッグローブ光がおすすめな世帯
- au、UQモバイル、BIGLOBEモバイルのスマホユーザー
- au、UQモバイル、BIGLOBEモバイルがセット割になる光回線業者の中でも提供エリアが広い業者がいい
- 初回キャッシュバックの多さより月々の料金の安さを優先したい
- 最大速度は1Gbpsプランで十分
auひかり:auユーザーやゲーマーにおすすめ
運営会社 | KDDI株式会社 |
提供エリア | 一戸建ては中部地方と近畿と沖縄をのぞく日本各地 マンションは日本各地 (独自回線であり光コラボでない) |
下りの理論上の最大速度 | 基本的に1Gbps(実測値は350~480Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (首都圏の一部エリアでは最大10Gbpsプランあり) |
月額料金 | 一戸建てプランの月額料金は5390~6160円 マンションプランの月額料金は4180~4730円 |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約3200円 マンションは約2000円 |
工事費 | 一戸建ては最大41250円、マンションは最大33000円 割引キャンペーンあり 土日祝日などは追加で3300円 |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
auのスマホ料金は1人あたり最大1100円割引 UQモバイルのスマホ料金は1人あたり最大858円割引 (povoはスマホセット割の対象外) (離れて住む50歳以上の家族もスマホセット割の対象) |
キャッシュバック | 最大64000円の高額還元あり |
事務手数料 | 3300円 |
契約期間 | 36ヶ月間 |
解約料・違約金 | 4730円 |
無線LANルーター | 無料レンタル |
開通までのモバイルルーター | 自分で手配する |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) (どのプロバイダでも一律料金で選べる) |
特徴 |
auひかりは月額料金は基本的に高めであるものの(とくにスマホ割を適用するプランだと高くなる)、その分、キャッシュバックやスマホ割も大きいです。
またauひかりは独自回線といってNTTフレッツ光とは別系統の回線であるため混雑しにくいという特徴もあります。
auひかりはauユーザーで、なおかつ速さやキャッシュバックをもとめる人におすすめ。
auひかりがおすすめな世帯
- au、UQモバイルのスマホユーザー
- 中部地方と近畿と沖縄をのぞく地域にお住まいの人
- ゲーマーや動画編集者などNTT系列ではない速い回線がいい人
- 最大速度は1Gbps超プランの選択肢もほしい人(大都市圏では5Gbpsや10Gbpsもある)
- 毎月の料金よりキャッシュバックの大きさを優先したい人
ソフトバンク光:ソフバン、ワイモバイルユーザーにおすすめ

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運営会社 | ソフトバンク株式会社 (東証プライム上場企業) |
提供エリア | 日本全国のほとんど (NTTフレッツ光と同じ光コラボ) |
下りの理論上の最大速度 | 1Gbps(実測値は260~370Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (10Gbpsのプランもあるが提供エリアは狭い) |
月額料金 | 一戸建ては5720円~ マンションは4180円~ |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約4500円 マンションは約3000円 |
工事費 | 26400円(時期によってキャンペーン割あり) |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
ソフトバンク:最大1100円(1台あたり) ワイモバイル:最大1188円(1台あたり) (離れて住む家族もセット割の対象) |
キャッシュバック | 10000~37000円 |
事務手数料 | 3300円 |
契約期間 | 24ヶ月間 |
解約料・違約金 | 一戸建ては5720円 マンションは4180円 |
無線LANルーター | プレゼントの場合あり |
開通までのモバイルルーター | 無料レンタル |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
その他特典 | 他社の違約金や撤去費は最大10万円まで還元 |
NURO光はソフトバンクのスマホユーザーにセット割がありますが、提供エリアが大都市圏に偏っているという制約があります。
そのためソフトバンク光は、NURO光の提供エリア外のソフトバンクのスマホユーザー、そしてワイモバイルユーザーにおすすめ。
ソフトバンク光がおすすめな世帯
- ソフトバンク、ワイモバイルのスマホユーザー
- ソフトバンク、ワイモバイルがセット割になる光回線業者の中でも提供エリアが広い業者がいい
- 最大速度は1Gbps超プランの選択肢もほしい人(大都市圏では5Gbpsや10Gbpsもある)
GMOとくとくBBのドコモ光:ドコモユーザーにおすすめ
GMOとくとくBBのドコモ光は、プロバイダがGMOとくとくBBで、光回線がドコモ光です。
ドコモのスマホ、、irumoならセット割が適用されます(ahamoは対象外)。
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
提供エリア | 日本全国のほとんど (NTTフレッツ光と同じ光コラボ) |
下りの理論上の最大速度 | 1Gbps(実測値は260~370Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (首都圏や大阪の一部エリアでは最大10Gbpsプランあり) |
月額料金 | 一戸建てプランは5720円~ マンションプランは4400円~ |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約4900円 マンションは約3550円 |
工事費 | 実質0円だが、土日祝日などは追加料金 |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
光回線1契約でドコモのスマホ1回線あたり毎月最大1100円割引 (離れて住んでいる三親等以内の家族も対象、最大20回線まで) |
キャッシュバック | 最大2万円 |
事務手数料 | 3300円 |
契約期間 | 24か月 |
解約料・違約金 | 一戸建ては5500円 マンションは4180円 |
無線LANルーター | 無料レンタル |
開通までのモバイルルーター | 無料レンタル |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) (どのプロバイダかは選べる) |
その他特典 | dポイント2000ptプレゼント dカードGOLDなら利用金額1000円あたり10%のポイント還元 |
dポイントはコンビニ、ドラッグストア、大手スーパー、家電量販店などで使えます。
ドコモ光の月額料金は高く見えますが、スマホとのセット割が大きいです(irumoやeximoはドコモ光とのセット割対象で、ahamoはドコモ光とセット割の対象外)。
ドコモのスマホにセット割が適用される光回線はドコモ光だけですので、ドコモ光はドコモのスマホユーザーにおすすめ。
dカードGOLD契約者なら10%のポイント還元があるのも大きいです。
中継器としてのルーターや光回線開通までのルーターのレンタルが無料なのも見逃せません。
ドコモ光がおすすめな世帯
- ドコモのスマホユーザー
- dカードGOLDユーザー
- dポイントを貯めたい人
- 最大速度は1Gbps超プランの選択肢もほしい人(大都市圏では5Gbpsや10Gbpsもある)
楽天ひかり:楽天経済圏を使う人にはお得

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運営会社 | 楽天モバイル株式会社 (東証プライム上場企業・楽天グループの一角) |
提供エリア | 日本全国のほとんど (NTTフレッツ光と同じ光コラボ) |
下りの理論上の最大速度 | 1Gbps(実測値は260~370Mbps) (マンションはそれより遅くなる) |
月額料金 | 2年目以降の一戸建てプランは5280円 2年目以降のマンションプランは4180円 |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約2640円(楽天モバイル加入) マンションは約2100円(楽天モバイル加入) |
工事費 | 一戸建ては19800円 マンションは16500円 設備が導入済みなら2200円 |
スマホとのセット割 |
|
キャッシュバック | 最低5000円 最大3.5万円 |
事務手数料 | 880円~1980円 |
契約期間 | 24ヶ月か36ヶ月 |
解約料・違約金 | 一戸建てプランは5280円 マンションプランは4180円 |
無線LANルーター | 月額220円でレンタル |
開通までのモバイルルーター | 自分で手配する |
v6プラス | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
特徴 | 楽天市場での買い物ポイント還元率+1倍 |
よく楽天モバイル(楽天のスマホ回線、モバイル回線)は遅いといわれています。
しかし、楽天ひかりは光回線という有線であり、光コラボというNTTフレッツ光と品質・提供エリアが同じですから楽天モバイルの電波は関係ありません。
最大速度は1Gbpsと光回線としては普通ですが、提供エリアは広いため全国的に利用しやすいですよ。
楽天ひかりは楽天モバイルのユーザーや楽天市場での買い物が多い人にとってお得な光回線です。
楽天経済圏の世帯は楽天ひかりがおすすめ。
楽天ひかりがおすすめな世帯
- 楽天モバイルのスマホユーザー
- 楽天経済圏のヘビーユーザー
- 楽天ポイントを貯めたい人
- 最大速度は1Gbpsプランで十分な人
NURO光:提供エリアは狭いが、速いからゲーマー向け
運営会社 | ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 (ソニーグループ) |
提供エリア | 北海道:札幌市,小樽市,千歳市,恵庭市,石狩市,江別市,室蘭市,苫小牧市,登別市,北広島市,石狩郡当別町 宮城(10Gのみ提供) 東京(奥多摩町,檜原村,離島部はのそく) 神奈川 埼玉 千葉 茨城 栃木 群馬 愛知(新城市,田原市,設楽町,東栄町,豊根村はのぞく) 静岡 岐阜県の一部 三重 大阪(町村部はエリア外率が高い) 兵庫 京都(北部はエリア外) 滋賀 奈良 広島 岡山 福岡(中部はエリア外) 佐賀(西部はエリア外) (独自回線であり光コラボでない) |
下りの理論上の最大速度 | 基本的に2Gbps(実測値は390~500Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (首都圏の一部エリアでは最大10Gbpsプランあり) |
月額料金 | 最大速度2Gbpsの一戸建ては月額5200円~ 最大速度2Gbpsのマンションは月額2090~2750円 |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約3100円 マンションは約1900円 |
工事費 | 最大44000円だが、実質無料になるキャンペーンあり |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
ソフトバンクのスマホは毎月最大1100円のセット割 (LINEMOは対象外) |
キャッシュバック | 2~4.5万円 |
事務手数料 | 5500円 |
契約期間 | 24か月間か36ヶ月間 |
解約料・違約金 | 3740~4400円 |
無線LANルーター | ルーター機能があるONUが無料レンタル |
開通までのホームルーター | 最大2か月まで無料レンタル |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
特徴 | 基本的に通信速度が速い |
NURO光の一戸建てプランの開通工事は宅内と屋外の2回必要になるなど開通までに時間がかかりやすいです(すでにNURO光向け設備がある物件なら最短1~2週間で開通)。
しかし、その欠点を補うべく最大2か月までホームルーターが無料レンタルされます。
NURO光は独自回線であるため提供エリアは狭いですが、その代わり混雑しにくいです。
NURO光は2Gbpsでも十分速いうえに他事業者と比べて割安感がありますから、大都市圏に住んでいる人にNURO光はかなりおすすめ。
ただし、NURO光の中でもマンションプランの導入にはマンション内での契約戸数やマンション構造について一定条件を満たさなければなりません。
NURO光は契約初年度のみ月額料金は980円になるキャンペーンをよくやっています。最初の2年間の実質料金はこれを込めています。
NURO光がおすすめな世帯
- ソフトバンクのスマホユーザー
- 大都市圏にお住まいの人
- マンションならほかにもNURO光を契約している世帯がある
- ゲーマーや動画編集者などNTT系列ではない高速通信をもとめる人
- 最大速度は2Gbps超プランの選択肢もほしい人(大都市圏では最大10、20Gbpsもある)
- 初年度の支払いを安く抑えたい人
- 新規開通までに少し時間がかかっても大丈夫な人
注意:ここから先は条件が限定的
ここから先はauやUQモバイルのスマホユーザーで、中部、関西、四国、中国地方、九州に住んでいる人向け。
コミュファ光の特徴:東海地方のau・UQモバイルユーザーにおすすめ
運営会社 | 中部テレコミュニケーション株式会社 (KDDI・中部電力系列) |
提供エリア | 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県 (光コラボではない) |
下りの理論上の最大速度 | 基本的に1Gbps(実測値は340~510Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (一部エリアでは最大5~10Gbpsプランあり) |
月額料金 | 最大速度1Gbpsの戸建てプランは5170円~ 最大速度1Gbpsのマンションプランは4070円~ |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約2900円 マンションは約2100円 |
工事費 | 最大27500円だが、実質無料になるキャンペーンあり |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
auのスマホ料金は1人あたり最大1100円割引 UQモバイルのスマホ料金は1人あたり最大858円割引 (povoはスマホセット割の対象外) (離れて住む50歳以上の家族もスマホセット割の対象) |
キャッシュバック | 6000円~6万円が目安 |
事務手数料 | 770~3300円 |
契約期間 | 24か月 |
解約料・違約金 | 11000円 |
無線LANルーター | 自分で手配 |
開通までのモバイルルーター | 開通まで無料レンタル |
IPv6 | プロバイダによってはIPv6接続可能 |
プロバイダ契約 | プロバイダとのセットプランと選択できるプランとがある |
特徴 | 最大速度1Gbpsの戸建てプランは最初の1年間のみ月額料金が980円 (この適用を受ける場合、ほかの割引やキャッシュバックは受けられない) |
auひかりの戸建てプランは東海地方を提供エリアとしていません。
しかし、コミュファ光は東海地方のauユーザーに対してスマホ料金の割引制度を設けていますから、東海地方のauユーザーにおすすめ。
通信速度もかなり速いですから、速さをもとめる人にもいいですよ。
コミュファ光がおすすめな世帯
- 中部地方にお住まいの人
- au、UQモバイルのスマホユーザー
- NTT系列ではない高速通信をもとめる人
- 最大速度は1Gbps超プランの選択肢もほしい人
eo光の特徴:関西のau・UQモバイルユーザーにおすすめ
運営会社 | 株式会社オプテージ (関西電力系列) |
提供エリア | 大阪府、京都府、兵庫県、奈良県 滋賀県、和歌山県、福井県の一部 (光コラボではない) |
下りの理論上の最大速度 | 基本的に1Gbps(実測値は340~510Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (一部エリアでは最大5~10Gbpsプランあり) |
月額料金 | 最大速度1Gbpsの一戸建てプランは5448円~ 最大速度1Gbpsのマンションプランは3876円~ (初年度の月額料金はもう少し安い) |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約3400円 マンションは約2100円 |
工事費 | 最大29700円だが、実質無料になるキャンペーンあり |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
auのスマホ料金は1人あたり最大1100円割引 UQモバイルのスマホ料金は1人あたり最大858円割引 (povoはスマホセット割の対象外) (離れて住む50歳以上の家族もスマホセット割の対象) |
キャッシュバック | 最大で5万円 |
事務手数料 | 3300円 |
契約期間 | 24か月 |
解約料・違約金 | 2200~6200円 |
無線LANルーター | 自分で手配か、低料金レンタル |
開通までのモバイルルーター | 開通が遅れそうな場合は無料レンタル |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
その他特典 |
auひかりの戸建てプランは関西を提供エリアとしていません。
しかし、eo光は関西のau・UQモバイルユーザーに対してスマホ料金の割引制度を設けています。
eo光がおすすめな世帯
- 関西地方にお住まいの人
- au、UQモバイルのスマホユーザー
- NTT系列ではない高速通信をもとめる人
- 最大速度は1Gbps超プランの選択肢もほしい人
ピカラ光の特徴:四国のauユーザーにおすすめ
運営会社 | 株式会社STNet (四国電力系列) |
提供エリア | 香川県、徳島県、愛媛県、高知県 (光コラボではない) |
下りの理論上の最大速度 | 基本的に1Gbps(実測値は340~550Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (一部エリアでは最大10Gbpsプランあり) |
月額料金 | 一戸建ては4620円~ マンションタイプは3520円~ |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約3400円 マンションは約2300円 |
工事費 | 最大27500円だが、実質無料になるキャンペーンあり |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
auのスマホ料金は1人あたり最大550円割引 |
キャッシュバック | 3万円が目安 |
事務手数料 | 0円 |
契約期間 | 24か月 |
解約料・違約金 | 3608~6600円 |
無線LANルーター | 無料レンタル |
開通までのモバイルルーター | 自分で手配 |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
特徴 | 四国電力とのセット割あり |
ピカラ光がおすすめな世帯
- 四国にお住まいの世帯
- au、UQモバイルのスマホユーザー
- NTT系列ではない高速通信をもとめる人
- 四国電力とのセット割がほしい
以上の条件にあてはまる人にピカラ光はおすすめです。
メガエッグの特徴:中国地方のau・UQモバイルユーザーにおすすめ
運営会社 | 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ (中国電力系列) |
提供エリア | 岡山県、広島県、山口県、島根県、鳥取県 (光コラボではない) |
下りの理論上の最大速度 | 基本的に1Gbps(実測値は340~550Mbps) (マンションはそれより遅くなる) |
月額料金 | 最大速度1Gbpsの戸建てプランは4620円~ 最大速度1Gbpsのマンションプランは3520円~ |
工事費 | 23100~38500円だが、実質無料になるキャンペーンあり |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
auのスマホ料金は1人あたり最大1100円割引 UQモバイルのスマホ料金は1人あたり最大858円割引 (povoはスマホセット割の対象外) (離れて住む50歳以上の家族もスマホセット割の対象) |
最初の2年間の実質料金 | 一戸建ては約3800円 マンションは約2700円 |
キャッシュバック | 9000円~10万円が目安 |
事務手数料 | 3300円 |
契約期間 | 24ヶ月か36ヶ月 |
解約料・違約金 | 最大5720円 |
無線LANルーター | 自分で手配 |
開通までのモバイルルーター | 自分で手配 |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
特徴 | 中国電力とのセット割あり |
メガエッグ光がおすすめな世帯
- 中国地方にお住まいの世帯
- auやUQモバイルのスマホユーザー
- NTT系列ではない高速通信をもとめる人
- 中国電力とのセット割がほしい
以上の条件にあてはまる人にメガエッグ光はおすすめ。
BBIQ(ビビック)の特徴:九州居住者にはお得度が高い
運営会社 | 株式会社QTnet (九州電力系列) |
提供エリア | 福岡県、熊本県、鹿児島県、大分県、佐賀県、長崎県、宮崎県 (光コラボではない) |
下りの理論上の最大速度 | 基本的に1Gbps(実測値は340~530Mbps) (マンションはそれより遅くなる) (一部エリアでは最大6~10Gbpsプランあり) |
月額料金 | 最大速度1Gbpsの戸建てプランは5170円~(契約13か月目以降) 最大速度1Gbpsのマンションプランは4400円~(契約13か月目以降) |
一戸建ては約3400円 マンションは約2300円 |
|
工事費 | 最大39600円だが、実質無料になるキャンペーンあり |
スマホとのセット割 (1か月あたり) |
auのスマホ料金は1人あたり最大1100円割引 UQモバイルのスマホ料金は1人あたり最大858円割引 (povoはスマホセット割の対象外) (離れて住む50歳以上の家族もスマホセット割の対象) |
キャッシュバック | 最大3万円 |
事務手数料 | 880円 |
契約期間 | 24か月 |
解約料・違約金 | 4000~7000円 |
無線LANルーター | 自分で手配 |
開通までのモバイルルーター | 自分で手配 |
IPv6 | 無料(追加料金なし) |
プロバイダ契約 | 別に契約する必要なし (プロバイダも料金に含まれている) |
特徴 | 九州電力とのセット割あり |
ビビック光がおすすめな世帯
- 九州地方にお住まいの世帯
- auやUQモバイルのスマホユーザー
- NTT系列ではない高速通信をもとめる人
- 九州電力とのセット割がほしい
以上の条件にあてはまる人にBBIQ(ビビック)はおすすめ。