ドスパラ(Dospara)とは日本発祥のパソコン専門店チェーンのこと。現在では自社サイトを通じてネット通販も行っています。
私自身、何度もドスパラ実店舗を訪れた経験があります。
今回はそんなドスパラの強み、特徴、お買い得な注文方法と製品について解説します。
※ドスパラの運営会社は株式会社サードウェーブといいます。ドスパラ製PCの組立工場は神奈川県綾瀬市(神奈川の県央地域)にあるように国産PCです。サポートも24時間・日本国内からのサポート。
※ドスパラの実店舗の中には店内の写真撮影が許可されている店もあります。しかし、ショッピングモール内の店舗とかだと撮影不可のお店もあるかもしれませんから、撮影前には店員さんに撮影の可否をたずねるべき。
タップできるもくじ
ドスパラの強みと特徴
本体価格 | 有名機種 | 本国 | 工場 | サポート | カッコよさ | 種類 | カスタマイズ |
|
ドスパラ | やや安い | GALLERIA | 日本 | 神奈川 | ○ | ▲~○ | ○ | ○~◎ |

ドスパラのゲーミングデスクトップといえばGALLERIA(ガレリア)
一般にパソコンメーカーは何らかの分野に強みをもっています。
- 標準スペックノート
- ハイスペックノート(ゲーミングノート、クリエイターノート)
- 標準スペックデスクトップ
- ハイスペックデスクトップ(ゲーミングデスクトップ、クリエイターデスクトップ)
ドスパラの場合、おもに上記の赤太字の製品についてラインナップと価格が優れています。

ドスパラ製PC本体の場合、価格はネット通販でも実店舗でも変わりありません。
しかし、部品やアクセサリー類の価格はネット通販と実店舗で多少の違いがあります。これは店舗やタイミングによっても違います。

ドスパラのraytrekデスクトップPC側面は落ち着いたデザイン(ゲーミングPCのように華美ではない)

ドスパラのraytrekノートPC
ドスパラのコラボモデル
ドスパラではたまにコラボモデルを発売することがあります。
たとえば、Crazy Raccoon(プロゲーミングチーム)、渋谷ハル(VTuber)といったコラボモデルが有名です。
コラボモデルのPCは通常版とは外観色が違ったり、ステッカーや壁紙といったオリジナルグッズ特典がついてきます。
ドスパラの競合メーカー
ドスパラの競合メーカーといえば以下があげられます。
いずれもハイスペックPCも生産しているメーカーです。
- DELL
- Lenovo
- HP
↑外資、↓国産
- マウスコンピューター
- パソコン工房
- TSUKUMO
- FRONTIER
以上のうち実店舗も大きく展開しているのはパソコン工房です。
ほかにも実店舗を展開しているメーカーはありますが、実店舗にはさほど力を入れていない傾向があります。
ドスパラの価格水準は、基本的に国産の中ではトップクラスの安さ、安くて有名な外資系と比べてもほとんど変わらない水準です。
ただし、各メーカー・販売店はセールをたびたび開催しますから、タイミング次第で多少は価格水準がズレてくるという感じです。
ドスパラ製PCは壊れやすいだと?【特性を理解すべき】
基本的にパソコンは性能が高いほど発熱も高いですし、それだけ周辺に大きな負荷がかかります。
とくにゲーミングノート(ハイスペックノート)は、どんなメーカーでも排熱性はデスクトップPCに劣ります。
つまり、売上の中でハイスペックノートの比率が高いほど故障率が高まるのです。
富士通やDynabookの故障率が低いのはグラフィックボードを搭載しているようなハイスペック製品がほとんどないからです。
この点、ドスパラはゲーミングPCの展開に力を入れていますから、どうしても熱関連のトラブルは多くなります。
機種選択後のオプション
以下の箇条書きはドスパラ公式サイトで特定のゲーミングデスクトップ機種を選んでから、さらに選べるオプション事項です。
CPUやグラフィックボードの種類は機種選択とともに選ぶ感じです。
標準スペックのデスクトップPCやノートPC全般は、構造的に言って機種選択後に選べる事項が少ないです。これは他メーカーでも同じ。
- Windows 11 HomeかProか(個人ならHome、法人ならProが基本)
- Officeソフト(本体購入後に自分で別個に買うのもよし)
- セキュリティソフト(セキュリティソフトはいらない?)
- CPUファン
- CPUグリス
- 電源
- メモリ
- SSD
- 光学ドライブ
- ケース
- 冷却ファン
- 無線LAN子機、無線LANカード
CPUファンとCPUグリスは、こだわりのある人以外はそのままで大丈夫。
購入後にグラボやCPUなどを上位のモノに交換するなら、電源を多くしてもいいでしょう。
メモリはゲームの同時配信者であれば16GB⇒32GBにするのがおすすめ。
SSDはゲーミングPCやクリエイターPCであれば500GBが最低ラインです。デスクトップなら1TBにするのもいいでしょう。
光学ドライブは内蔵ではなく外付けでもOK。
デスクトップPCを無線で使うなら無線LANの子機やカードをつけましょう。
ドスパラでは支払い方法としてAmazon Payが使えます。これはなかなか便利。
ドスパラ従業員のレベルは高い
基本的に家電量販店の類は「家電の何でも屋」という感じでPC分野はあまり頼りになりません。
しかし、ドスパラはPC専門店だけあってPC分野に特化した品ぞろえと知識があります。
ドスパラの実店舗では組立代行も有料で請け負っているように、最新の情報をもとに自作PCを組めるレベルのスタッフがいるのは心強いです。
実店舗では自作PCの見本展示も何台か行われています。
ほかにもドスパラではデスクトップPCケースの交換だけを頼むこともできますよ。
ドスパラ実店舗はゲーム体験に力を入れている
ドスパラの実店舗の中でも一定の広さがある店舗に行くと、上記のようにゲーミングデスクトップとゲーミングモニターでゲームが試しにプレイできる環境があります。
ゲーミングPCは基本的に12~30万円くらいはするように高価ですので、買う前に実店舗で試してみるのもいいでしょう。
わからないところがあったら店員さんに聞けば丁寧に教えてくれますよ。
広めの実店舗であればゲーミングチェアも試せます。
ドスパラPCの納期は早い
ドスパラPCは神奈川県の中央部に位置する綾瀬市(圏央道や東名高速の近く)で組み立てているだけあって、PCの納期はかなり早い傾向があります。
これは日本でも指折りの早さ。
この納期はユーザーが大きくカスタマイズしないほど早いです。
※15:40までに注文を確定できれば、その日のうちに出荷となります。
※離島や九州などへの配送は本州よりも少し遅れる可能性があります。
※ドスパラは実店舗でもネット通販でも中古品も取り扱っています。中古品はネット通販だとドスパラ製PCが多いですが、実店舗では他メーカー製PCもあります。
ドスパラのおすすめPC
最後にドスパラの中でもおすすめ機種を紹介します。
まずはゲーミングデスクトップについて。
ドスパラのゲーミングデスクトップPC
ドスパラのゲーミングデスクトップは上記筐体(ケース)が基本。
有料オプションとしてアルミ素材のヘアライン加工をつけることもできます。このほうが高級感は出ますが+1万円かかります。
前面の青い光は光り方を変えたり消したりすることができます。
側面は半分が透明で、もう半分は覆い隠されているというタイプ。
USB端子は前面にType-Aが4本、背面にもType-A端子が6本ついています。
商品名 | GALLERIA XA7R-R47 |
当サイトなりの分類 | ハイスペック |
本体色 | グレー |
グラフィックス | GeForce RTX4070 |
OS | Windows11 Home 64 bit |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
メモリ | 16GB(8GB×2)(メモリスロット4) |
ストレージ | SSD1TB |
光学ドライブ | 有料オプション |
本体サイズ | 約220(幅)×440(奥行き)×480(高さ)mm |
税込価格 | 204980円 |
セール期間 |
本機の特徴
- ミニ~ミドルタワーサイズ
- RTX4070搭載(WQHD~4K画質でプレイできる)
- 本格的なクリエイターソフトもできる
- ドスパラのゲーミングPCの中でかなり人気のある構成
ドスパラのGALLERIA XA7R-R47の特徴はCPUはRyzen7、メモリ16GB、グラフィックスはGeForce RTX 4070とハイスペック。
これならほぼすべてのゲームは4K画質や上位設定でも快適にできます。
クリエイターソフトも快適に動かせます。
しかし、ゲームと同時にYouTubeで動画配信する人はメモリは32GBに、上位のクリエイターソフトを使う人はメモリは32~64GBに増やすことをおすすめします。
ドスパラのゲーミングノートでイチオシ
ドスパラのGALLERIA XL7C-R45は15.6インチとゲーミングノートとしては普通サイズ。一般的なノートPCよりはちょっと大きいです。
テンキーはついています。
電源ボタンはキーボードから独立しているタイプ。このほうが押し間違えにくくておすすめ。
GALLERIA XL7C-R45 | |
メーカー | ドスパラ |
当サイトなりの分類 | 標準より少し上~ハイスペック |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶解像度 | フルHD(1920 x 1200) |
液晶仕様 | ノングレア(非光沢処理)144Hz |
本体色 | グレー |
グラフィックス | GeForce RTX 4050 6GB LaptopGPU |
OS | Windows11 Home 64bit |
CPU | インテルCore i7-13700H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD512GB |
内蔵カメラ | HD画質 WEBカメラ / IR専用カメラ(Windows Hello対応) |
光学ドライブ | なし |
バッテリー駆動時間 | 約6.4時間 |
本体重量 | 約2.2kg |
税込価格 | 約17万円 |
セール期間 | |
その他に目立つ特徴 |
本機の特徴
- RTX4050搭載(WQHD画質でプレイできる)
- 本格的なクリエイターソフトもできる
- ドスパラのゲーミングノートの中でかなり人気のある構成
ドスパラのGALLERIA XL7C-R45の特徴はCPUはCore i7、メモリ16GB、グラフィックスはGeForce RTX 4050とまあまあハイスペック。
これならほぼすべてのゲームはWQHD画質でも快適にできます。
クリエイターソフトも快適に動かせます。
しかし、ゲームと同時にYouTubeで動画配信する人はメモリは32GBに増やすことをおすすめします。