
iPhone15 Pro・Pro Maxは高いんじゃ
今回は「スマートフォン(=スマホ機種)はどれがいいかわからない」という人のために安さを重視したスマホ機種の選び方を解説します。
ただし、安さばかりを重視すると「使い勝手が悪い」なんてこともありえますから、そのあたりの注意点も示します。
スマホにおける機種とキャリアの違い
- 端末の選び方(この記事の内容)
iPhoneやXperiaなどスマホ機種はどれがいいのか、どれくらい使うのか
- 携帯キャリア(回線契約、通信事業者)の選び方は別ページ
スマホの利用にはNTTドコモのような通信事業者と契約して月額料金を支払う
中古スマホ販売サイト にこスマ
iPhone12なら1年保証つきで5.8万円から。
楽天モバイル
iPhone13は最大19000ポイント還元でお得。新品のスマホ端末が安い。
- Apple iPhone SE2なら2025年頃まで使える
iPhone SE2の整備済み品が約2.6万円
- XiaomiのAndroidスマホ Redmi12Cが約1.4万円(約6.7インチと大きめ)
タップできるもくじ
スマホを安く買う方法【安さ重視の選び方】
- 自分にとってオーバースペックの機種やストレージを選ばない
- 中古スマホ
- 回線とのセット契約で割引
- 下取りを使う
- セールやキャンペーンのタイミングを狙う
ちなみにおすすめしないのはヤフオクやメルカリで個人取引です。
スマホ機種を買う際のチェック項目
- スマホを買う際は必ずチェックすべき
動作速度、iOSかAndroid、端子の種類、サポート期間、ストレージ、サイズ、色、付属品、対応バンド
- スマホに強いこだわりがあるならチェックすべき
形状・ベゼル・ノッチ・厚さ・縦横比・スピーカーの位置、ボディの材質、センサー、デュアルSIMか、防水性、バッテリー容量、重さ、カメラ性能、画質、リフレッシュレート(ゲーマー向け)
もともとの価格が安いスマホを狙おう
一般にスマホを安く買おうとする際は、どこのお店か、そしてどのタイミングで買うかが焦点になりがち。
確かにお店やタイミングも重要なのですが、スマホ機種の性能自体も見直すと安くしやすいですよ。
とくに最近の新型iPhoneは多くの人にとってオーバースペックです。

つまり、あなたにとって性能が高すぎる機種を安く買おうとするより、最初から性能も価格も抑えられた機種を買うべきということ。
後者のほうが安いです。
iPhoneでいうとiPhone SE2〜3、高めのAndroidスマホならGoogle Pixel7〜8、もっと安いAndroidスマホならXiaomi(シャオミ)のRedmiシリーズやSHARPのAQUOSシリーズがおすすめ。
スマホでゲームやクリエイターソフト、カメラを使うことにこだわるなら最新のiPhone、ROG Phone、Xperiaのような高価でハイスペックな機種を買いましょう。
そうではない人はもっと安い機種で大丈夫。
ただし、ゲームにこだわるならゲーミングPCを、カメラにこだわるなら一眼カメラを買うという選択肢もあります。

ソニーの一眼カメラとAppleのiPhone 12 mini
スマホはどれくらい使う?どれくらいで買い替える?
基本的に中古の安いスマホは注意が必要です。
というのもスマホはインターネットに接続できますが、このネット空間では悪さをする人がいます。
当然、スマホの生産者はその悪さへの安全策(サポート)を打ち出すのですが、サポートの期間・効果は永続的ではありません。これがサポート期間の終了です。
具体的にiPhoneは発売後から約5~7年、Androidスマホは発売後2年~4年でサポート期間は終了となります。
※サポート期間が過ぎたスマホはセキュリティが低いため、個人情報を他人に見られたりとられる、プログラムに不具合が生じる、アプリを更新できなくなる、といったトラブルに見舞われます。
早い話、古いスマホ機種は安全性が弱まってしまうのです。
そのため、ある程度新しい機種を買ったほうが安全でおすすめというわけ。
スマホ機種は物理的にはどこも壊れていなくてまだまだ使えるように見えても、スマホ内部の安全面を考慮すると使わないほうがいい場合があるのです。

とくに安い中古スマホはサポート期間が残り少ない可能性があります。
ちょっと古い機種ならいいのですが、あまりに古い機種はおすすめしません。
iPhoneの場合、最新世代からマイナス1~マイナス3の世代が中古購入の目安になります。たとえば今、発売されている最新世代がiPhone15ならiPhone14~iPhone12があてはまります。
ストレージは自分にとって適量にする
ストレージ(ROM)とは写真や動画といったデータを長期的に保存する装置のこと。単位はGB(ギガバイト)。

Apple公式サイトでのストレージ選択肢
ストレージが多いほどデータを多く保存できますが、その分、価格も上がってしまいます。
そのため自分にとって適量を選ぶことが機種代を安く抑える方法として大事。
スマホ向けストレージの目安
- 少なめでいい
64GB
- ちょっと多いのがいい
128GB
- 多いのがいい
256~512GB
- かなり多いのがいい
1TB~
iPhoneの中でも上位機種は最低ラインが128GBとなっていますが、iPhone SEシリーズやAndroidスマホなら最低ラインが64GBの機種もあります。
データ保存が少ない人が256GBを選んでも持て余してしまいますから、ストレージは多すぎないようにしましょう。
とくにiPhoneはストレージ価格が高すぎます。
ストレージが足りなくなった場合の方策
- いらないファイルやアプリを削除する
- 外付けHDDやSSD、SDカードに保存する
- パソコンに保存する
- オンラインストレージを使う
スマホはどれくらい使える?iPhoneとAndroidではサポート期限が違うで
スマホ機種の世界ではiPhoneとAndroidという2大派閥があります。
- iPhone
Appleが生産、サポート期間が長め、新品販売価格も買取価格も高い、スマホケースの種類が多い
- Androidスマホ
Apple以外のさまざまなメーカーが生産、サポート期間が短め、iPhoneより機種価格は安い、スマホケースの種類は少ない
Androidスマホは機種価格は安いですが、サポート期限が短めです。
Androidスマホはサポート期間が短めとは言っても、それでもトータルでいうとAndroidスマホのほうが割安感をもちやすいです。
参考記事

AppleのiPhone12(世界一有名なスマホ機種シリーズ)
5G対応か:4Gでも意外と悪くない
5Gとは第5世代移動通信システムのこと(スマホや携帯電話などの第5世代通信体系)。ちなみに4Gは第4世代の移動通信システムを意味します。
通信速度は5Gのほうが速いです。
要するにスマホは端末が5G対応で、5G対応の基地局の圏内だとスマホの通信速度が速いのです。
当然、5G対応端末のほうが価格は高いですが、5Gは速度や接続の安定感が低く消費電力も高いため、4Gでも問題ないという人は結構います。
対応バンドを確認しよう
対応バンドとは、スマホ機種に対応した電波の周波数帯(バンド)のこと。
このバンドは総務省から各キャリア(通信事業者)へと割り当てられており、各キャリアのユーザーはそのバンドを使って通信しています。
つまり、対応バンドは各キャリアやスマホ端末によって違うため、キャリアとスマホ機種の組み合わせ次第では電波がつながりにくくなるのです。
もしお買い得なスマホ機種を手に入れられたとしても、電波がつながりにくいのでは意味がありません。
たとえば楽天モバイルで売っているスマホはどれも楽天モバイルのバンドに対応しています。
しかし、楽天モバイル外部で購入したスマホだと、楽天モバイルの対応バンドではない機種の可能性があります。
スマホのサイズ:iPhoneは大きいほど高い傾向

左端からクオカード⇒5.4インチiPhone⇒5.8インチAndroidスマホ⇒6.7インチAndroidスマホ
平均的な日本人の体格にとってスマホサイズは、6インチ以上だとちょっと大きくて、5.4インチ未満だとちょっと小さい感じです。
普通っぽいサイズをもとめるなら5.4~5.9インチがおすすめ。
ゲームやクリエイターソフトをよくやる人なら6インチ台でもいいですよ。
iPhoneだとProやPro Maxのような高価でハイスペックな機種ほどサイズは大きい傾向がありますが、Androidだと大型でも安いスマホがあります。
スマホはいつどこで買うべきか
次はスマホをどこで買うべきかについて。
中古品なら「にこスマ」がおすすめ
たとえば「にこスマ」という中古業者は伊藤忠グループの企業であり、初期不良品について無料での返品交換に応じています。
さらに「にこスマ」は保有在庫についてバッテリーの消耗度を明確に表示しています。
しかも「にこスマ」はスマホの売買量がすごく多いですから、Aランク、Bランク、Cランクの査定は機械的に行うなど偽りがありません。

一方、ヤフオクやメルカリの個人出品者はたまにしかスマホを出品しません。
そのため、出品時に自分の出品物を評価することについて過大評価だったりします。
そのうえヤフオクやメルカリは保証やサポートも弱いです。
ひどい場合、出品者とトラブルになるなどかなり面倒なことになりますよ。
私自身も「にこスマ」でiPhoneを買った経験があるようにおすすめ。
「返却すると半額キャンペーン」は微妙
それなりに高価な新品スマホは購入から一定期間経ってから業者に返却すると、大幅に割引されるキャンペーンの適用対象になる場合があります。
たとえば20万円のiPhoneについて購入から2年後に返却すると支払う端末代は10万円で済むのです。
この類の返却キャンペーンは実質的には買取や下取りみたいなもの。
下取りとは、その店の新品を買う場合、それまで使っていた製品をメーカーや販売店に買い取ってもらえること。
問題は購入時点で20万円のiPhoneは2年後にいくらの価値があるかということです。
これはユーザーの使い方やタイミングにもよりますが、基本的には10万円より少し上の買取価格がつく場合が多いです(つかない場合もある)。
要するに2年後には半額適用で返却するよりも、自分でどこかに売るほうが少し得だということ。
返却せずにそのまま使い続けるのもありですけどね。


端末代に学割はほとんどない
若者・学生がメーカー直販サイトでパソコンやタブレットを買うときは学割が適用できる場合が多いです。
学生にとってパソコンやタブレットは学用品と見なされているからでしょう。
しかし、スマホは通信料金には学割が適用される場合があるとしても、端末代への学割適用はほとんどありません。
スマホは学用品というより娯楽的な端末と見なされているからでしょう。
回線契約とのセット販売
基本的にスマホ端末はキャリア・回線とのセット契約にすると割引率が大きくなります。
とくに楽天モバイルとIIJmio(アイアイジェイミオ)は安いですが、安い価格で購入可能な機種は限定されています。
ほかの事業者だと端末代は安くても回線料金は高い場合もありますからお気をつけください。
楽天モバイルで端末も通信料も安い
楽天モバイルの特徴は以下のとおり。
- 人気モデルが取り扱いの中心
- ポイント還元あり
- 分割払いも可
- 回線契約とのセットでポイント還元は大きくなる
- スマホ回線料金は3GB⇒1078円、無制限⇒3278円
- 海外ローミングあり(海外でも提携回線を使える)
- 電波状態は改善中
- 実店舗もある
- テザリングは申込不要
- 契約期間の縛りや解約時の違約金がない
IIJmioは回線料金も安い
IIJmio(アイアイジェイミオ)という通信事業者も端末価格の安さに定評があります。
IIJmioのスマホ回線はドコモかauを借りた回線。
IIJmioのスマホ回線料金は、2GB⇒850円、5GB⇒990円、10GB⇒1500円、15GB⇒1800円、20GB⇒2000円と結構安いですよ。
Amazonでのスマホ販売の特徴
次はネット通販最大手のAmazonについて。
- スマホメーカーの公式ストアも出店している
- 決済手段は多い
- 配送が早い
- 購入のたびにAmazonポイントが少しつく
- 一部の機種はタイムセール対象になる
- 整備済み品がある
Amazon整備済み品は、正常に機能するよう検査、修理、クリーニング、テストが行われた再生品、中古品、展示品、開封品を整備済み品としてご購入いただけるサービスです。Amazon認定出品者は、資格のあるメーカーまたは専門の整備業者であり、Amazon整備済み品を継続的に販売するための厳格な基準を満たしています。
引用:Amazon公式サイト
iPhoneならSE2〜3、普通価格のAndroidスマホならGoogle Pixel、安いAndroidスマホならOPPOやXiaomiがおすすめ。
メーカー公式サイトや家電量販店などで買うより、Amazonに出店しているメーカー公式販売で買うほうが安い場合もたくさんありますよ。
楽天市場はタイミングも大事

少し前の楽天モバイルのスマホ売り場
ネット通販の楽天市場でも大きくスマホ端末を取り扱っています。
並行輸入品や中古品、アウトレット品もあります。
楽天ポイントは毎月5と0のつく日に大きくなるので買うならその日がおすすめ。
毎年3月、6月、9月、12月に開催される楽天スーパーセールもいいですよ。

海外ショップなら国内では買えないモデルも見つかる
タイミングによっては海外のスマホショップのほうが安い場合もあります。
さらに海外ショップだと日本で発売されていない色やスペックが選べることがあります。
正直言って海外ショップは怪しいところも結構あるのですが、Etoren(イートレン)なら日本人相手の取引実績がかなり多くて安心です。
表示されている金額に輸入関税や消費税も含まれていますよ。
買う時期はセール開催期間
たとえば新型iPhoneが発売されると、それまで最新だった機種は最新ではなくなりますから古い世代に成り下がった端末の価格は安くなります。
こういう型落ち品はおすすめです。
あとは各販売サイトでは定期的にセールを開催していますから、そのセールタイミングやセール対象機種を狙うのがおすすめ。
送料や納期も要チェックやで
価格は安いけれども送料は別、あるいは価格は安いけど納期が遅いという店もあります。
送料や納期はお気をつけください。
日本国内で買うならここ
中古スマホ販売サイト にこスマ
iPhone12なら1年保証つきで5.8万円から。
楽天モバイル
iPhone13は最大19000ポイント還元でお得。新品のスマホ端末が安い。
- 【Amazon】Apple iPhone SE2なら2025年頃まで使える
iPhone SE2の整備済み品が約2.6万円
- 【Amazon】XiaomiのAndroidスマホ Redmi12Cが約1.4万円(約6.7インチと大きめ)