コスパの高いPCがほしい

PC選び

ノートパソコンの材質【重さや熱とも関連あり】

一般にデスクトップパソコン本体ケースの材質(素材)はプラスチックと金属でできています。このプラスチックと金属の価格は安いのが基本です。

デスクトップのユーザーは本体の材質についてこだわりをもつ必要はありません。

デスクトップにおいては部品同士の間隔は離れていますし、冷却ファンも大きいですから放熱性も優れています。

さらにデスクトップパソコンは自宅やオフィスのどこかに固定的に置き続けるため、本体ケースの素材が重くて安い金属だったとしても問題を感じないからです。

しかし、ノートパソコンは持ち運びますし、薄い構造に精密部品が詰め込まれているため、素材の放熱性・難燃性や強度、重さ、たわみも気にする必要があります。

最近のノートパソコンは天板とキーボード面と底面とで材質が違うタイプも多いですが、今回の記事を参考にノートパソコンの材質の特徴を大まかにつかんでみてください。

ノートパソコンの重さは1kg~4kgが主流。中には1kg未満や4kg超のノートパソコンもありますが、生産数は少ないです。

ノートパソコンの材質

材料価格
加工費
体積あたりの重さ 放熱性 強度 振動吸収性 パソコン以外の用途
ポリカーボネート
(プラスチック)
安い 軽い◎ 旅行時のスーツケース
ABS樹脂
(プラスチック)
安い 軽い◎ テレビのフレーム
カーボンファイバー
(炭素繊維)
高い 軽い○ 釣り竿
アルミニウム
(金属)
高い 金属の中では軽い○ 一円玉
マグネシウム合金
(金属)
高い 実用金属の中では最も軽い○ 自転車の軽量パーツ

※ポリカーボネートはプラスチック類の中では強度や耐衝撃性がかなり高いほうです。しかし、金属やカーボンと比べた表にすると弱く見えてしまいます。

※ポリカーボネートとABS樹脂を組み合わせた混合樹脂も多いです。

一般にマグネシウム合金やアルミニウムでできたノートパソコンの総重量は軽いです。

マグネシウム合金やアルミニウムの体積あたりの重さはプラスチックよりは重いものの、丈夫であるためノートパソコンの構造を薄くしやすいからです。

超薄型のノートパソコンであるウルトラブックの素材は、マグネシウム合金、アルミニウム、カーボンのどれかが使われている。
最近ではリチウムとの合金モデルも見かけるな。

一方、プラスチック類は金属より軽いものの、金属に比べて強度が弱いため、その分だけ厚めの構造になってしまいます。

素材と価格の関係

プラスチック類は金型に液体の樹脂を流し込むだけで大量生産できるなど素材価格も加工費も安いです。このように生産量が多いと販売価格も安くできます。

しかし、マグネシウム合金やアルミニウム、カーボンは素材価格がやや高いうえに加工費も高めです。

最近、一部のメーカーが発売している薄型・軽量のノートパソコンはそういった高い材料を使っているうえに、開発段階の設計も苦慮してます。

さらに生産量も少ないため、どうしても値段はやや高くなってしまいます。

たわみが発生しやすい条件

ノートパソコンは以下のような条件が重なるほどキーボード付近がたわみます。

  • 外枠が樹脂製
  • 厚さが薄い
  • ユーザーの腕力や重さが強い
  • 内部構造の補強が弱い
  • バッテリーが劣化して膨張したために変形した
  • 2in1パソコン(タブレットに変形できるパソコン)

たわみはユーザーの不満になりやすいです。

たわみの発生率や感じ方はユーザーや環境によって違いますが、一応知っておきましょう。

バッテリーの膨張はかなり使い込んだときに発生するのであって新品から間もない時期では基本的に膨張しません。

厚さと熱の関係

ノートパソコンにおいては各パーツを劣化させる熱対策も重要です。

ノートパソコンで熱が発生しやすいのは、

  • CPUやグラフィックボードが高性能
  • ゲームや動画編集など負荷の高い動作をしているとき
  • ソフトやブラウザについて同時起動が多い
  • 冷却ファンが弱い
  • 長時間にわたる継続使用

という条件が重なったときです。

つまり、ノートパソコンの素材に放熱性が優れた金属を使っていたとしても、薄型で冷却ファンが弱かったりCPUがハイスペックだと熱はそれなりに高まってしまいます。

ノートパソコンスタンドという金属と組み合わせる

樹脂製のノートパソコンは安いものの放熱性に欠けます。

パソコンスタンドの熱

しかしながら、アルミ製のパソコンスタンドを下に敷けばアルミの放熱性を間接的に得ることができますし、角度が上がって風通しもよくなります。

パソコンスタンドの価格は2000~4000円とお手頃であるためかなりおすすめ。

パームレストが木製のノートパソコン

HPの木目ノートパソコン

HPの木目ノートパソコン

ノートパソコンの材質は金属やプラスチックばかりではありません。

なんとHPはキーボード面のパームレスト部の表面に本物の木材を使った製品も発売しています。

木材の種類としては、ナチュラルウォールナット(くるみ)、ホワイトバーチ(白樺)があります。

木目パソコンは温かみのある見た目であり、木目はすべて違うため個性を出すこともできます。

リサイクル材料も使われている

HP(ヒューレット・パッカード)やDELLといった大企業はリサイクルにも積極的になりつつあります。

なかでもHPはプラスチックのリサイクルに熱心で、すでに一部製品にはリサイクルしたプラスチックも組み込んでいます。

リサイクルしたプラスチックでは強度は問題ないよ。

環境対策に熱心な企業のパソコンを買ってみるのもいいでしょう。

合金製やカーボン製は樹脂製よりもお得なのか

筐体が合金製やカーボン製みたいな丈夫な素材でできているとしても、ストレージ、コンデンサ、電源といったパソコン内部の部品は数年の使用で壊れます。

デスクトップだと壊れた部品だけを交換しやすいのですが、ノートパソコンでの交換は難しかったり割に合わなかったりします。

もし、高い合金製やカーボン製を買ったとしても樹脂製と寿命が同じではコスパが悪いのです。

つまり「合金製やカーボン製は樹脂製よりもお得なのか」という疑問が出てくるわけ。

そもそも「筐体が丈夫でよかった」と思えるタイミングは、ノートパソコンを落としたりぶつけたりしたときに壊れなかった場合です。

ということは、ノートパソコンを持ち運ぶ頻度が高い人ほど筐体の丈夫さが活きるのであって、あまり持ち運ばない人は筐体の丈夫さにこだわる意味が薄れてくるのです。

あまり持ち運ばない人であっても不注意(落下やぶつけること)が多いのなら丈夫な筐体がいいかも。

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