実店舗でパソコンを買ったときの数少ない利点はすぐに持ち帰られること。
しかし、パソコンは持ち帰られるといってもいくつか注意点があります。
そこで今回はパソコンの持ち帰り方(持ち運び方)、とくに電車内での注意点について解説します。
タップできるもくじ
パソコンの持ち帰りはできるの?【重いし電車はキツイ】
まず最初の注意点は、持ち帰り以前に家電量販店のパソコン価格は基本的に高いということ。
東京の秋葉原や大阪の日本橋にある中小規模のパソコンショップだと安い店も少しありますが、全国チェーンである大手家電量販店のパソコンはほぼ例外なく高いです。
そのため私としてはパソコンは安いメーカーの直販サイトで買うことをおすすめしています。
これならパソコンは自宅に直接届くため持ち帰る手間は省けますが、納期が数日~2週間くらいかかるのが欠点です。
保証に注意
「家電量販店が高いのはわかったからとにかくパソコンを持ち帰る際の注意点が知りたい」という人のために話をすすめます。
まず注意したいのは保証です。
というのもパソコン購入時の保証は通常版だとパソコンを落下させたり、ぶつけたりすることによって発生した故障は基本的に有償での修理になってしまいます。
落下させたりぶつけたりしても無償で修理してもらいたい場合は少し上の保証プランに入らないといけない点には気をつけてください。
デスクトップPCは重い
ノートパソコンは最も軽い部類でも800g、デスクトップは一部の例外的な機種をのぞいて6kg~15kgくらいはあります(どれも梱包材やケーブル類、説明書など含めた重さ)。
とくにデスクトップをずっと持ち続けているのはダルいですから、実店舗で買ったとしてもそのまま持ち帰らず自宅へのトラック配送を頼むべきかもしれません。
なおパソコンの外箱はとっておくべきパターンもありますからご注意を。
デスクトップパソコンの持ち運び方
デスクトップの場合、キャリーケースを使って持ち帰るという手もありますが、振動が直接的に響いて故障の原因にもなりますからやめましょう。
デスクトップパソコンを持ち運ぶなら上の画像のような専用ケース(バッグ)がおすすめ。キーボードやマウスを入れるポケットもついています。
この類のケースはぴったりのサイズを探すのが難しいですから少し大きめのバッグを買って、中に緩衝材を入れてサイズを合わせましょう。
電車の中での注意点
デスクトップパソコンは重さだけでなくサイズも大きいですから場所を大きくとってしまいます。
そのため電車内ではパソコンと人間がぶつからないように注意する必要があります。
土休日だと電車はすいていますが、平日の混んでいる電車で持ち帰るのは気をつかうことが多いでしょう。
パソコンを持ち帰る際はくれぐれも気をつけてください。
重いパソコンの持ち帰りを少しでも軽くする方法
平均的なノートパソコンは本体だけで1~1.5kg、それとは別にケーブル類やACアダプタは200~500gくらいあります。ゲーミングノートはもっと重いです。
テレワーク向けに持ち帰るときなんかはパソコンがやけに重く感じるはず。
このときの負担を軽くする方法は以下のとおり。
- 軽いノートパソコンを買うたとえば富士通の634gのノートパソコンは軽くて有名だが20万円くらいする
- サイズの小さいノートパソコンに切り替える小さすぎると作業しにくくなることに注意
- マグネシウム合金製のノートパソコンに切り替える重さは通常の樹脂製よりも10%くらい軽くなるが、価格は樹脂製よりも10%以上は高い
- 会社やコワーキングスペースのロッカーを有効活用する駅のコインロッカーは料金が高い
- 軽いタブレットに切り替えるキーボードは外付けにするという手もある
- 杖つきのバッグを買うお年寄りでもない人が杖つきバッグを使うのは恥ずかしいかも
- ケーブル類やACアダプタは持ち運ばなくて済むように自宅でバッテリーをフル充電する充電が切れたときの不安も残る
- 電車に乗る時間帯をズラして座れるを確率を上げれば負担は減るこれが最も現実的か
自作PCの部品は電車で持ち帰れるか
私は某パソコン専門店で上記のような部品をまとめて買い、それを電車とバスで持ち帰った経験があります(雨が降っていない土休日)。
ただし、ケース(ミニタワー~ミドルタワーくらいの大きさ)は梱包すると一層大きくなるため、ケースだけは配送を頼みました。
ケース以外は公共交通機関で持ち帰れる重さと大きさですが、それでも女性や子どもにはちょっと厳しい重さだと感じました。
まあ高齢ではない男性なら持ち帰れるはず。