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スマホ

パソコンとスマホの違い【どっちがいいの?スマホだけで十分?】

元ネタはドラえもん

日本人の生産性を上げるにはPCが必要(元ネタは某ネコ型ロボット)

PCやスマホの世帯保有率の推移

パソコンとスマートフォン(スマホ)、どちらも現代人にとってなくてはならない文明の利器ですね。

このパソコンとスマホについて「どっちがいい?」「違いは何なの?」と疑問に思う人も多いでしょう。

スマホ派(とくに若者)の中には「スマホがあればパソコンはいらない、スマホだけで十分」と考える人さえもいます。

ホリエモンこと堀江貴文さんもそんなことを言っていました。

そこでこのページではパソコンとスマホの違い、そしてどっちがいいのか、スマホとパソコンとタブレットの使い分けを示します。

スマホとPCは同じところも結構あるんですけどね。

ちなみにインターネットとスマホの違いは、インターネットはYahoo!や2ch掲示板といった情報網を指し、スマホはそういう情報網を見るための機械(=端末)です。

端末と相性

日本人の中には「PCはオタクっぽいし難しそう」と思い込んでいる人がいますが、操作の難易度はスマホと大して変わりません。

Phone=電話ですからiPhoneを電話と見なす人もいますが、iPhoneもAndroidスマホも実質的には小さなパソコンです。

スティーブ・ジョブズがAppleのスマホをiPhoneと名付けて電話と見せかけて小さなパソコンを世界中に普及させたのは偉大だったといえます。

PCおよびマザーボードの構造

コンピュータの5大機能

パソコンもスマホも機能は同じだが、部品にはちょっとのズレがある

参考:パソコンとスマホの共通点

  • 基本構造が似ている矢印OS(基本ソフト)とマザーボード(基板)とCPU(頭脳)とメモリ(短期記憶装置)とストレージ(長期記憶装置)と電源からできている
  • インターネットに接続できる
  • OSはアップデートが必要

ちなみにパソコンやスマホの総称は「デバイス」あるいは「情報端末」。

OSの種類

パソコンとスマホ、どっちがいい?【違いは何なの?】

パソコンとスマホの違い
パソコン スマホ
基本的な理念 物事を生産・作業するのに適した機器 小さなパソコン
物事を消費するのに適した機器
端末と通信の関係 担当業者は分離的 担当業者は融合的
端末を共有できるか 共有しやすい 共有しにくい事情がある(後述)
新品の本体価格 標準スペックは7~9万円
ハイスペックは18~30万円
標準スペックの中華スマホは2~7万円
最新のiPhoneは10~27万円
学割適用 ある 通信料に学割はあるが端末代にはほぼない
買うときに必要なもの お金のみ 端末代
本人確認書類
継続的な支払いにクレカや預金口座
(個人情報と端末を紐づける)
寿命 3~5年
(デスクトップは延命しやすい)
3~5年
バッテリー ほぼ内蔵型だが一部に着脱式ノートPCあり すべて内蔵型
本体の生産方法 見込み生産
受注生産
自作(自分で組立)
見込み生産
主流のOS Windows、macOS、Chrome OS Android、iOS
主流のCPU Intel Core
AMD Ryzen
Apple Aシリーズ
Snapdragon
主流のメモリ(RAM) 4~32GB
(PCのほうが同時起動ソフトを多くしやすい)
3~8GB
主流のストレージ(ROM) 256GB~1TB
(PCのほうがデータの保存容量が大きい)
64~256GB
インターネット接続 Wi-Fiが基本だがモバイルデータ通信の対応機あり
参考:LTE内蔵機とテザリング
Wi-Fiとモバイルデータ通信
同じサイトを見る場合の通信量 相対的に多い 相対的に少ない
電話番号 基本的にはないがSkypeなどで取得可能 SIMカードなし以外はある
フォルダの概念 強く存在 希薄
ネットの使い方 ブラウザ重視 アプリ重視
人気色 黒、白、シルバーが多い さまざまな色に分散している
横長か縦長か(変更可) 横長で使うのが基本 縦長で使うのが基本だが自動回転あり
画面の面積 23インチの場合は約1450平方センチメートル 約70平方センチメートル
センサー類 少ない 充実している
内蔵の冷却ファン 搭載している製品が多い 搭載していない製品が多い
ベゼル やや狭い かなり狭い
グレアorノングレア ノングレアが主流 グレアが主流
重さ ノートなら1~2kgが主流 180g前後
入力方法 キーボードとマウスorタッチパッド タッチパネル
入力速度 キーボードは速い 遅い
カメラの数 1つ(インカメラ) 2つ(インカメラとアウトカメラ)
カメラのおもな役割 顔認証やオンライン授業など自分を撮るもの 外部を撮るのに適す(アウトカメラ重視)
電車内での操作 普通の通勤電車内でPCを使うとうざがられる キーボードがない分だけ使いやすい
歩きながらの操作 歩きノートパソコンは無理がある(迷惑行為) 歩きスマホは一応可能…
使用時の姿勢 自由度が低い 自由度が高い(落としやすくもある)
机に置かず空中で片手で使用 ×
保護ケース 持ち運び時にのみつける人が多い 常につける人が多い(外国人は割とつけない)
GPSの有無 ついていないのが普通 標準搭載
バイブレーションや着信音 振動機能はほぼないし着信音は使わない よく使う
職場の状況 職場ではパソコンが基本で、スマホは連絡系統に使いやすい
分解の難易度 分解のしやすさは、デスクトップ>>ノートパソコン>スマホ
改造したスマホで電波を使うと電波法違反になりうる
修理、廃棄、売却時の形 デスクトップPCならバラバラにできる
(生き残った部品だけを使いまわせる)
一体的
拡張性 拡張性の高さは、デスクトップ>>ノートパソコン>スマホ
端子の数 端子の数は、デスクトップ>ノートパソコン>スマホ
忘れ物の可能性 スマホは小さくて忘れ物になりやすいが、ノートパソコンは忘れにくい
目の疲れやすさ スマホ>パソコン(スマホのほうが目と距離を近づけやすいため疲れやすい)

スマホがパソコンを上回っている点

パソコンとスマホの性能を比べると基本的にはパソコンのほうが上回っていますが、スマホのほうが上回っている点も少しあります。

  • 持ち運びやすい
  • スマホは端末単体でモバイルデータ通信できる(多くのPCは端末単体ではモバイルデータ通信ができない)
  • スマホはGPSや加速度センサ、歩数計といったセンサー類が充実している
  • スマホはアウトカメラの性能が高い(ノートPCはインカメラだけでアウトカメラはないし画質も新型iPhoneほどよくない)
  • スマホでしかできないアプリやサービスがある
  • おサイフケータイ
  • スマホには懐中電灯機能がある
  • 防水性能

インカメラは自分側のカメラ(自撮り)、アウトカメラは背面側についていて他人や景色を撮るカメラです。

とくにデスクトップパソコンは屋外で持ち運びながら使いませんから、センサー類やアウトカメラを充実させるのはナンセンス。

スマホは雨天の日に外で傘をさしながら使うことがありますが、ノートパソコンでそれはないでしょう。

したがって、防水性能はスマホのほうが高め。スマホメーカーは端子を多くつけたがらないのも、端子から水が入ってくるのを防ぐためでもあります。

ノーパソは特別なカバーをつけない限りキーの隙間から水が入りやすいよな…。

タブホの注意書き

↑について、たとえばタブホという雑誌読み放題サービスはスマホ版だと24時間無料お試しがあって、PC版だと無料お試しがないのです。

こういうパターンはほかにもあります。

パソコンにできてスマホにできないこと

  • 大きな画面とキーボードを駆使しての高速作業
  • ハイスペックのCPUやグラフィックボードがないとできない高度なゲームや3D制作、シミュレーション
  • モニターを2~8台つなげてのソフト同時起動
  • スマホの機種に光学ドライブ内蔵はない
2in1pcのタブレットとテントモードとスタンドモード

2in1PCは4つのモードに変形できる

パソコンとスマホの論点

パソコンとスマホを比べるときの論点は以下の5つ。

  • 入力のしやすさ
  • 画面の見やすさ
  • 機械および通信の速度
  • 価格(料金、寿命)
  • スマホにあってPCで使いにくい機能

結論から言うと自宅やオフィスなど固定された場所で使うのならデスクトップPCがいい、カフェや電車内など外出先で使うならスマホかノートパソコンがいいという感じです。

また消費者として使うならスマホだけで十分ですが、生産者として使うならパソコンでないと話にならない、という観点もあります。

どういうことかわかりやすく解説していきます。

※日本人の労働生産性が先進国の中では最低レベルにあるのは、スマホは使えるけれどパソコンは効率よく使えない人が多いことが一因。パソコンとインターネットを効率よく使えないと生産性は上がりません。

※もしパソコンを始めるのならゲームや投資など自分が好きな分野から始めるのもいいですよ。文書作成ソフトが面白いと思う人は少ないでしょうから。

パソコンとスマホの設計思想の違い

ノートPCとスマホとガラケー

まずは設計思想の違いについて。

そもそもスマホは「自動車の車載電話⇒ガラケー⇒スマホ」という進化をたどってきましたが、現代のスマホは電話機の延長というよりパソコンに近い構造をしています。

たとえばAndroidやiOSというスマホ向けOS(基本ソフト)はパソコンと似たようなシステムですから、スマホは「小さなパソコン」ともいえます。

現代のスマホは電話機能は二の次でかなり多機能になっているのです。

スマホとPCの共通点

デスクトップPCの背面ポート

デスクトップPCなら周辺機器の接続台数が多い

パソコンの周辺機器

入力速度の違い

フリック入力
入力手段の基本は、スマホではフリック入力、パソコンではマウスとキーボードによる入力です。

フリック入力の達人とキーボード入力の達人とでは約1.5倍も日本語の入力速度が違います。

もし「スマホのほうが文字入力は速い」と言っている人がいったら、それはキーボード入力の技量が低いだけ。
スマホは押し間違い(ミスタッチ)に時間を少しとられるんだよな。
Windowsのキーボード

PCキーボードのキー数はデスクトップ向けで109、ノート向けで84~87ある(メーカーによって多少のズレあり)

とくに日本語の文章はひらがなから漢字への文字変換があり、これはキーボードのスペースキーやタブキーを使うほうが速いのです。

他にもF1~F12までのファンクションキー、シフトキー、タブキー、コントロールキーは便利です。

フリック入力だと予測変換に頼りがち。
予測変換はイレギュラーなパターンのときに入力が遅くなる。

キーボード入力は慣れればキーボード(手元)は見ずに画面だけ見て両手を使えます。これはタッチタイピングと呼ばれます。

フリック入力でも両手入力はできますが、キーボードと両手を使ったタッチタイピングには根本的にかないません。

タッチパネルと誤タップの問題

光るゲーミングマウス

マウスは左クリックと右クリックがある(左クリックは基本動作、右クリックは補助動作に使う)

基本的にパソコンで何らかの記事を読んでいるときにリンク先に行くにはマウスを左クリックします(左側のクリックボタンを押す)。

パソコンのUI(ユーザーインタフェース)ではリンクのうえにカーソルをあてるだけではリンク先に移らないのです。

しかし、スマホやタブレットのようなタッチパネル式端末は画面を軽くコツンと(タップ)するだけでリンク先に行けます。

タッチパネルは便利なように見えますが、リンクが密集しているような文章を読んでいるときだと誤タップしやすくて少しのストレスを感じます。

タッチパネルは音ゲー(音楽に合わせてボタンを押すゲーム)では楽しいのですが、タッチパネルだと誤タップしやすいゲームがあるのもまた事実。

自分の指が太いほど誤タップしやすいよな…

使用時の環境と姿勢の違い

スマホはトイレや風呂、電車内、寝床でも使いやすいです。

迷惑や不健康という批判はありますが、寝転んだままや歩きながらでもスマホは使えます。

しかし、パソコン(とくにデスクトップ)は使用時の環境と姿勢が限定されやすいです。

これもキーボードの有無が大きく作用しています。キーボードがあると寝転んだまま操作しにくいですし、普通の通勤電車内では邪魔になるんですよね。

とくにゲーミングノート(ハイスペックのノートパソコン)は発熱が大きいから、ふとんみたいな発火しやすいところで使うのは危険。

スマホは片手でも操作しやすいがゆえに、街中で落として故障させることがぼちぼちあります。この類の修理代は結構かかります。

しかし、パソコンは机や膝の上で操作するだけに落下させることはほとんどないですね。

画面サイズの違い

平均的なスマホの液晶サイズは縦11cm、横6cmくらいで面積は約70平方センチメートル。

スマホは小さいですから画面一つにつき一つのアプリかサイトを眺めるだけです。

いちいち画面を切り替えるのもパソコンに慣れた人からすると面倒。

スマホはスクロールしないと多くの情報に出会いにくいよ。
スクロールしなかったところに出ている情報は切り捨てられるということだね。
スマホとタブレットとパソコンのサイズ比較

スマホとタブレットとパソコンのサイズ比較

一方、PCデスクトップモニターのサイズは縦51cm、横28.4cmくらいで面積は約1450平方センチメートル。

パソコンの液晶サイズはスマホの約20倍もあるのです。2画面にするのも簡単。

ノートパソコンだともう少し小さいですが、それでも動画やゲームの迫力はスマホに比べると段違い。

しかもパソコンは高性能のCPUとメモリとグラフィックボードと冷却装置を搭載できるなど処理速度もスマホよりも上です。

これによって複雑なオンラインゲームも快適に動作できます。

ゲーマーではなくても、たとえばパソコンの左画面はMicrosoftエクセル、右画面はGoogle検索と株価ボードの計3つを同時に起動・閲覧できます。

マルチウィンドウ

パソコンなら同時にさまざまなことがやりやすい

たとえば大学生がレポートを書くにしても、オンライン授業とMicrosoft WordとGoogle検索を同時表示しながらキーボードで入力するほうが速いです。

あるいはゲーマーがゲームをやる場合、プレイしているゲーム、攻略サイト、動画サイトの3つを同時表示できます。

こういう多画面の同時表示はパソコンでないとほぼ不可能。

つまり、遊ぶにしても仕事にしてもパソコンのほうが効率的なのです。

スマホでも画面分割機能が一応あるけど分割すると1画面はますます小さくなるわな。

情報の網羅性が段違い

YouTubeのスマホ版とPC版の違い

PC版YouTubeなら18以上のサムネイルを一度に表示させて動画選択が可能

上の画像のようにパソコンとスマホでは情報の網羅性が段違い。パソコンのほうが情報の全体像を把握しやすいのです。

たとえば株式投資を行う場合、スマホだと数銘柄しか表示できませんが、パソコンなら1画面につき数十銘柄を表示できます。

ほかにも、たとえば確定申告のやり方を調べる場合、パソコンなら少ないスクロールで多くの情報を表示できますが、スマホはスクロールしまくらないと確定申告に必要な情報を表示できません。

何かを調べながら入力する場合、パソコンを使うほうが時間を節約できるのです。

スマホよりパソコンのほうが早く終わるで

  • 会計、確定申告
  • 資料作成
  • オンラインショッピング
  • ブログ運営
  • 画像や動画の編集
  • プログラミング
  • 投資情報の閲覧、IPO(新規公開株)の申込

SPIの試験結果はスマホとパソコンで違う

統計にもパソコンの優位性は表れています。

たとえば、大学入試センター試験の現代文をスマホ画面で解くのとパソコン画面で解く光景を想像してみてください。

どちらが速いかといえば、どう考えてもパソコンのほうが速いでしょう。

最近の就職試験の中にはスマホからでも受験できるタイプもありますが、同じ問題ではパソコンで解いたほうが統計上の正解率は上がることがわかっています。

原因としては、選択肢ボタンの押しやすさ、問題文全体の読みやすさ、スクロールのしやすさなどが影響しています。

そのため就職試験の中には公平を期すためにパソコンでしか受験できないタイプもあるくらい。

これは就活大手のリクルートも公式に出している見解です。

遅いパソコンを経験したからって嫌いにならないで

ゲーミングノートと低スペックノート

ハイスペックノートと低スペックノートPC

この記事を読んでいる中高生の中には「オレ・私が通っている学校のパソコンは動作が遅くて使いにくかった」という感想をもっている人もいるでしょう。

それは学校のパソコンが「古いCeleron、メモリ4GB、HDD」みたいな低スペックだったからかもしれません。

将来有望な若者に低スペックPCを押し付ける構造は日本の役人や国産パソコンメーカーに問題があります。

そういう低スペックしか知らない人が現代の標準スペックである「Core i3(Ryzen3)~、メモリ8GB~、SSD」を使うとパソコンへの感想は変わるはずですよ。

ぜひお試しあれ。

本体価格の違い

次は本体価格の違いについて。

PC価格をおもに左右するスペック

パソコン本体の価格は中古で2~5万円、新品で6~12万円くらいが目安となります(もっと高い機種もあります)。

一方、スマホ本体の価格は新品で2~18万円くらいが目安となります。

最新のiPhoneやハイスペックのAndroidスマホはインフレおよび円安の波を受けてかなり高くなりました。

スマホ本体の価格は月額料金として分割請求される場合があるため把握しづらい面もあります。

最近のiPhoneは価格が上昇傾向だよな。
iPhoneはスマホにしては性能が高いから値段も高い。
最新のiPhoneは多くの人にとってオーバースペックかもね。

ストレージはPCのほうが多め傾向

ストレージ(画像や動画といったデータの長期保存装置)はパソコンのほうが多めにする傾向があります。

スマホで撮った写真や動画をパソコンに移して編集したりバックアップするというユーザーも結構います。

スマホは偵察機で(機動力がある)、PCは空母みたいなイメージ(積載量が多い)。
iPhoneのストレージ選択肢

iPhoneのストレージ選択肢と価格変動(128GBあたり約1.5万円)

iPhoneの価格はストレージの選び方によって結構違いますが、Windowsパソコンならそこまで価格差は大きくありません。

iPhoneは内蔵ストレージの価格が異様に高いんです。

とくにApple製品は何でもかんでも高いからな。

パソコンのSSD価格

PC向けストレージならストレージは数千円と安いです。

ただし、パソコンについて内部から自主的に拡張しやすいのはWindowsパソコンであって、Macは購入時以外の場面で自主的に増やすのが困難な構造をしています。

通信料金と決済体系の違い

一般に日本人のスマホ料金は1ヶ月あたり1000~1万円くらいでしょう(端末代の分割払いは含まない)。

スマホは個人単位で通信契約しますから内部にはSIMカード(加入者識別カード)が入っています。

スマホで買い物を決済すると、その料金はスマホの名義人に請求されるのです。

スマホのキャリアや月額料金プランは家族であっても統一する必要はない。
家族割があるスマホキャリアなら家族間ではキャリアは統一したほうがいいよな。料金プランは別でもいいけど。

suica新型自動改札

それにスマホは片手で持ち歩きつつ液晶画面を下(読み取り部分)に向けてタッチしやすいです。

スマホは「おサイフケータイ」をはじめとして決済系の機能・アプリが優れているのはこのため。

※たとえばYouTubeプレミアムについてiOSからの登録だと、俗に言うApple税(アプリ手数料)がかかります。スマホ、とくにiPhoneは独自の上乗せ料金があるのが厄介です。

一方、パソコンに多い通信体系である光回線の料金は世帯ごとに契約します。

たとえば光回線の料金は1ヶ月あたり3000~6000円くらいですし、速度も安定して速いです。光回線の通信量は無制限ですし。

つまり、光回線は大人数で利用する家庭や法人だと1人あたりの料金に割安感が出てくるわけ。

そう考えると、大人数の家庭にとっては光回線の料金よりもスマホ料金のほうが高いといえるでしょう。

光回線を契約するならスマホ料金が割引になるパターンで申し込むのがおすすめ。

スマホそのものを共有しにくい理由

ちなみに家族であってもスマホを共有しにくい理由はスマホには個人に紐づけられたSIMカード・電話番号・支払い口座があるから。

家族に自分のLINEを見られるのも恥ずかしいでしょう。

しかし、パソコンは基本的にはSIMカードがありませんから共有しやすいのです。

端末と通信とその他サービスの分離具合

d払いとPayPayとau

ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天は基地局を自社系列で所有し、自社のウェブサイトや実店舗でスマホ機種を売り、dポイントのような還元制度や楽天市場のようなネット通販運営によって自社の経済圏ユーザーを増やすことに熱心です。

ドコモや楽天は端末メーカーと組んで開発するなどオリジナルのスマホ機種も発売しました。

一方、パソコンメーカーはパソコンの設計・開発・組み立て・メーカー直販に熱心であって、インターネット回線やソフトウェア開発、経済圏ポイントのほうには深く関わってきません。

NECや富士通はグループとしてソフトウェア開発にも関わっていますけどね。

要するにスマホ業界は構造が大手通信企業を中心に包括的で、パソコン業界は構造が分離的だといえます。

寿命の違い:スマホは電源ONの時間が長い

基本的に起床~就寝までのスマホは電源ONの待機モード(スリープ)になっているはずです。

電話着信やLINEへの対応、時刻確認などを素早く行うのなら電源ONにするしかないですから。

つまり、1日の大半においてスマホはあなたが直接手にしていないときでも電力や各部品は微妙に消耗しています。ノートパソコンのスリープも似たようなもの。

しかし、デスクトップは旅行や出張などで自宅に長く帰らない場合、電源をOFFにしておけば消耗を避けられます。

スマホのバイブレーションや着信音も少し電力を消費するんだよな。
パソコンのバイブレーション機能は一部のコントローラーについているくらい。着信音は基本的に使わない。

デスクトップパソコンは経済的

デスクトップパソコンの名称イラスト

またパソコン、とくにデスクトップは簡単に分解でき、自分好みのパーツに入れ替えたりグレードアップできます。

古いパソコンで使っていたパーツを、次に買ったパソコン内部のパーツへと使いまわしたりもします。

つまり、デスクトップは電源オフの時間がかなりあってパーツ交換がしやすいため寿命を延ばしやすいのです(=デスクトップは経済的)。

スマホユーザーばかりの家庭であっても、私が家庭内の共有端末としてデスクトップをおすすめするのはデスクトップは大きくて見やすいうえに経済的だから。

スマホでも外部機器の接続はできますが、パソコンに比べると数は少ないです。

改造したスマホで電波を使うと日本では電波法違反になります。

パソコンとスマホとタブレットの使い分け【生産者と消費者の視点】

パソコンとスマホの違いを知るうえで大切な視点は、スマホユーザーは消費者にしかなりにくい一方で、PCユーザーは消費者と生産者の両方になれるということ。

たとえばスマホでも動画を見ることはできますが(=消費者の視点)、スマホに高度な動画編集ソフトを入れて素早く編集するのは難しいです(=生産者の視点)。

この点、パソコンなら高度な編集を素早く実行できます。

デュアルモニター

モニター2台なら生産性はさらに上がる

他にも長い文章(小説や論文)、ブログ、イラスト・漫画、音楽、アニメ、動画の制作、そしてデザイン、会計処理、データ分析、プログラミングなどはパソコンのほうが速度が明らかに速いです。

みんなが好きなスマホ向けゲームもパソコンを通じて開発されています。

単にコンテンツを消費するだけならスマホでも間に合いますが、生産者としての仕事をしたいのならパソコンが必要なのです。

自分の成果物を世の中に出せるってワクワクする。
消費してばかりだと飽きるんだよね。
クリエイティブな才能を開花させるなら、やっぱりパソコン。才能があるのにパソコンを使わない人はもったいない。

パソコンスキルは経済格差にもつながる

大学の様子

社会人として仕事でパソコンを使うのなら学生時代からパソコンに慣れておくべきですから、中高や大学ではパソコン関連の授業があるわけ。

KDDIみたいな携帯キャリアの従業員やSonyみたいなスマホメーカーの社員でもオフィスでの仕事はパソコンを使うのが普通です。

学生や社会人はパソコンスキルの有無によっても経済格差ができそう。

大学生がパソコンを買うときは学割適用がありますが、スマホ端末には学割がほとんどありません(通信料への学割適用はある)。

端末メーカーは、学生にとってパソコンは学用品ですが、スマホ端末は娯楽用品と見なしているのでしょう。

次世代の産業・商品でもITスキルが重要

  • 自動車やドローンの自動運転ソフト
  • 農作物の再現性を高める生産管理
  • 倉庫の自動管理

PCと直接的には関係ないように見える業界でもPCやITスキルは高確率で役立つはずです。

スマホにあってPCで使いにくい機能

スマホは外出先での簡易的な連絡や確認、娯楽に向いています。

具体的には、道端で電話する、カーナビにする、内蔵カメラで自分以外を撮る、電車内で時刻を確認する、簡単なゲームをする、おサイフケータイなど。

たとえば最近のスマホにはGPSが標準的に搭載されているため、スマホから消防や警察に通報すると場所も自動的に伝わる場合が多いです。

パソコンでも環境を整えれば電話できますが、パソコンを使って道端から電話している人は見たことがありません。Skypeを使っての通話はありふれていますけどね。

さらにパソコンの内蔵カメラはオンライン会議やオンライン授業に使うものであって、自分以外に向けて上手く撮るのは難しいです。

パソコンでの顔認証は顔認証対応のカメラでないとできません。
電車内で現在時刻を確認するだけならスマホのほうが便利だよな。

スマホとタブレットとパソコンの使い分け

pcとノートとタブレットとスマホの使い分け

  • パソコン矢印文書や表計算の作成、動画や画像の制作・編集、プログラミング、音楽制作、高度なゲームに向いている
  • タブレット矢印動画や電子書籍を見ること、イラスト制作のようにキーボードをあまり使わなくて、なおかつスマホより大画面で見たい場合に向いている
  • スマホ矢印自宅外での情報閲覧やコミュニケーション、決済、外部撮影、簡単なゲームなどに向いている

たとえばパソコンとスマホを所有していて動画編集をやる人の場合、動画編集はパソコンで行って、簡単な情報閲覧やLINEはスマホで行うというように使い分けます。

この場合、パソコンは標準より少し高いスペックにして、スマホは標準スペックにおさえます。

スマホでもパソコンでも動画編集は少し高いスペックを必要としますが、パソコンの大画面のほうが動画編集はやりやすいです。

またスマホやパソコンはスペックをおさえたほうが安上がりですから、この場合はスマホのスペックをおさえるわけ。

まあ無駄だとわかっていても全部ハイスペックにしたがる人もいますけどね。

スマホやタブレットは寝ながら使うのにも便利。
パソコンは寝ながら使うのには適していないからね。

スマホは何でもできる端末。

しかし、処理性能はハイスペックPCのほうが上、ゲーム性能ならゲーミングPCのほうが上、カメラ性能は高級一眼カメラのほうが上、時計としてのカッコよさは高級腕時計のほうが上、というようにスマホは中途半端な端末ともいえます。

インターネットの接続方法を考慮した使い分け

スマホとノートパソコンとタブレットはインターネットの接続方法からいっても使い分けができます。

端末単体でインターネットに接続できれば○、できないのであれば×
モバイルデータ通信 Wi-Fi
スマホ(SIMカードあり)
スマホ(SIMカードなし) ×
一般的なノートPC ×
LTE内蔵ノートPC
(SIMカードあり)
Wi-Fiのみのタブレット ×
セルラーモデルのタブレット
(SIMカードあり)

いずれもWi-Fi経由ではインターネットに接続できますが、モバイルデータ通信だと可否が分かれるのです。

※モバイルデータ通信とは携帯電話の基地局経由の通信のこと。モバイルデータ通信を多く行うほど「ギガ」を消費します。

たとえば自宅にネット回線も端末も何もない人が自宅でインターネットをやりたい場合、自宅が基地局のエリア内で、スマホを契約すればすぐにインターネットを始められます。

しかし、パソコンの多くはモバイルデータ通信には対応していませんから、パソコンのほかに光回線やモバイルルーターなども必要です。

つまり、スマホのほうが手軽にインターネットを始めやすいというわけ。

まとめ:日本人はiPhoneを買えなくなるだと…?

パソコンは大量の情報とともに複雑な作業をすすめることに向いています。

会社や役所の実務、そして大学ではパソコンばかりが使われる理由が見えてきたでしょう。

しかし、先進国の中でもとくに日本の若者はパソコンの所有率・使用率は低いです。

これでは外国の若者や企業に負けてしまいますから、とくにパソコンができる中年男性は若者および日本の将来を心配しているんですよ。

これに関して一般にスマホのシェアは先進国ではiPhoneとAndroidが同じくらいですが(日本はiPhoneのほうが上)、途上国ではAndroidが上回ります。

なぜならiPhoneの価格は高いため、先進国以外の国民は経済力がなくて買えないからです。

iPhone mini

iPhone mini

しかし、今の日本の若者がスマホばかり使ってパソコンがますます使えなくなると日本全体の経済力が下がって日本の一般人はiPhoneを買えなくなるかもしれません。

iPhoneを買いたいのならスマホで消費ばかりしておらず、iPhoneをもてるだけの経済力(とくにパソコン能力)がないといけないのです。

スマホとパソコンではコストに大差がない以上、日本の若者にもまともなスペックのパソコンが必要です。

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