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PC選び

CPUとメモリとストレージの選び方|これでわかる

プロセッサーとメモリとストレージの表記

このページではパソコンのスペック(とくにCPUとメモリとストレージ)の意味・役割、違い、関係、バランスのいい選び方・見方について料理に例えながら初心者にもわかりやすく説明します。

以上の用語はセットで知ってこそ理解が深まります。

CPUの読みはシーピーユー。CPUはプロセッサーとも呼ばれます。

そもそもスペックとは性能という意味。機械類のスペックは、たとえば自動車でいうと排気量や燃費があてはまります。

パソコンの場合、スペックを大きく左右するのがCPUとメモリとストレージ(HDD、SSD)という部品です。

パソコンを選ぶ際の項目はいくつもありますが、CPUとメモリとストレージにどれを選ぶかは最も重要なところ。

どのCPUとメモリとストレージを選ぶかで、動作速度やデータ保存容量が変わるからです。

7万円のノートパソコンがあったとすると、そのうちCPUとメモリとストレージだけで3万円はかかっているのが普通。

デスクトップパソコンもノートパソコンもスペックの選び方はほとんど同じ。

CPUとメモリとストレージの意味・違いをわかりやすく

まずはCPUとメモリとストレージの意味と、それがパソコン内で何を左右するかを簡単に見渡していきましょう。

←の正式名称 意味・役割
CPU Central Processing Unit 中央演算処理装置
メモリ RAM(Random Access Memory) 一時的な記憶装置
ストレージ SSD(Solid State Drive)とHDD(Hard Disk Drive)の総称がストレージ 長期的な記憶装置

演算処理装置とは、さまざまな計算をする機械だと考えてください。

メモリとはデータの一時的な記憶装置であり、電気が通っているときのみ機能します。

ストレージとはデータの長期的な記憶装置であり、故障しない限り電気が途絶えたとしてもデータを記憶し続けます。

CPUとメモリとストレージの意味・役割は料理の例えでわかる

前記の表だけではわかりにくいので次にわかりやすく料理に例えてみます。

CPUとメモリとストレージの関係

たとえばマグロの刺身をつくる場合、料理人が冷蔵庫からマグロを取り出して、マグロをまな板の上で切っていきます。

すごく有能な料理人だったとしても、まな板という作業スペースが狭かったらマグロを素早く切りにくいですよね。

マグロが少量だけならまだしも、ほかにもいろんな食材が多くあったら料理人は一層切りにくくなります。

また、そもそも冷蔵庫が一定量の食材を蓄えられるだけの容量がないと料理人は新鮮なマグロを得ることができません。

以上をパソコンのCPUとメモリとストレージに置き換えても同じことがいえます。

たとえばパソコンに毎月の家計簿の続きをつくらせるとします。

このとき、まずユーザーはストレージに保存してある家計簿の途中データを読み込みます。

そしてCPUに計算してもらうのですが、CPUが計算する際は作業スペースが必要。

この作業スペースの広さにあたるのがメモリの大きさです。CPUとメモリの関係は計算者と作業スペースなんです。

そして家計簿の入力作業が終わったら家計簿データを保存します。このときデータの長期保存を担うのがストレージです。

CPUとメモリとストレージのおもな関係

  • CPUとメモリの関係矢印計算者と、計算者の一時的な作業スペース
  • CPUとストレージの関係矢印計算者と、計算者が使う長期的なデータ記憶装置
  • メモリとストレージの関係矢印データの一時的な記憶担当と、データの長期的な記憶担当
意味・役割 ←の性能が悪いと
CPU 中央演算処理装置 ・動作速度は遅くなる
・消費電力は少なくなる
・発熱量は少なくなる
・価格は下がる
メモリ 一時的な記憶装置 ・同時起動ソフトが多いほど動作速度は遅い
・価格は下がる
ストレージ
(HDDやSSD)
長期的な記憶装置 ・データ保存量は少ない
・データ読み込み速度は遅い
・データ書き込み速度は遅い
・スリープからの復帰が遅い
・電源オフ状態からの起動が遅い
・価格は下がる

初心者だとしても低スペックはおすすめしない理由

つまり、CPU(料理人)とメモリ(まな板や机)とストレージ(冷蔵庫)が高性能だと作業が速く完了するというわけ。

でも、CPUとメモリとストレージは高性能であるほど価格も高いため、あなたがパソコンを何に使うかに合わせて選ぶ必要があります。

たとえばカップラーメンをつくるのに高級ホテルの料理人と料理道具と業務用冷蔵庫を使うのはもったいないよな。
カップラーメンづくりにその人材と設備はオーバースペックすぎるねw(高価格・高性能の設備を持て余している)

パソコンを何に使うかよくわからないというのなら、とりあえず標準レベルのパソコンを買うのがおすすめ。

低スペックを買うと動きが遅くてストレスがたまって嫌いになってしまうため、最低でも標準レベルを買うべきなのです。

パソコンのスペックはどれも数値化できる

実際の料理人の腕前は数値化しにくいですが、パソコンにおけるCPUとメモリとストレージの性能はすべて数値化できます。

つまり、実店舗でパソコンの動きを実際に確認しなくてもCPUとメモリとストレージの数値を見ればパソコンが動く速度や保存できる容量はわかるのです。

そのためパソコンを選ぶときにはなんとなく感覚的に選ぶのではなく、スペックをもとに理屈っぽく選ぶことが大事。

CPUとメモリとストレージの選び方【スペックの数値に注目】

ここからはCPUとメモリとストレージの具体的な選び方を解説します。

まずはCPUについて。

CPUは動作速度を総合的に左右する

CPUとはコンピュータ内で他の装置を制御したりデータを演算する装置を意味します。CPUはコンピュータの部品の中で最も高額な部類にあるパーツです。

CPUは料理でいうと料理人の賢さや作業速度にあたります。

料理の速さは手の動きだけでなく賢さ(段取り)にも左右されるよ。

乾燥したCPUの表と裏側

CPUグリスとはCPUを冷却する際に効率を高める物質のこと。

CPUグリスはゲーマーや動画編集者などCPUに負荷の高い動作をさせる人以外はほとんど気にする必要はありません。

CPUは頭脳だ

CPUが高性能であればあるほどパソコンは高速で動作しますが、性能の高いCPUは発熱量と消費電力も大きい傾向にあります。

ハイスペックのCPUは発熱が大きいため搭載するなら排熱性の高いデスクトップが向いています。

ノートパソコンのほうが排熱は悪いからね。

インテルとAMDのCPU一覧

このCPUはアメリカのIntel(インテル)社とAMD社の製品が世界の主流になっています。

AMDはアドバンスト・マイクロ・デバイセズの略。「エーエムディー」と読む場合が多いです。
Intel社 AMD社
低性能 Celeron(セレロン)
Pentium(ペンティアム)
Atom(アトム)
Athlon(アスロン)
標準性能 Core i3 Ryzen3
標準より少し上 Core i5 Ryzen5
高性能 Core i7 Ryzen7
超高性能 Core i9 Ryzen9
超超高性能
(サーバー用、業務用)
Xeon Platinum Threadripper
Core i3は「コア・アイスリー」、Ryzen3は「ライゼンスリー」と読むよ。

※CPUについてCeleronとCore i3の差は大きめ、Core i5とi7の差は小さめ、というのが定説です。

CPUの世代によってはRyzen7とCore i5の性能がほとんど並んでいることもあります。

CPUの世代の見方と重要性

CPUの世代

お店でパソコンのスペックを眺めると、CPUの直後にはたとえば「Core i5-10400」という形で4~5桁の数字が伴っています。

「Core i5-9600」ならインテルの第9世代CPU、「Core i5-10400」ならインテルの第10世代CPUを意味します。

つまり数字が4桁なら先頭の1桁、数字が5桁なら先頭の2桁が世代を示しているというわけ。

4~5桁の数字が大きいほど新しい世代のモデルであることを意味するため性能が上です。

少し前のCore i7よりも最新のCore i3のほうが高性能という場合もあります。

とくにインテルの最新である第12世代は第11世代よりも飛躍的に性能が上がりました。

中古や型落ちほど世代差を気にする必要がある

中古だと古い世代のCPUが多いですが、新品のパソコンならCPUは最新世代あるいは最新より1つ前の世代ばかり型落ち品だと2~3世代前の場合あり)。

つまり、CPUの世代差を気にすべきは中古品や型落ち品を買うときであって、最新世代の新品パソコンを買う際は素直にCore i9>Core i7>Core i5>Core i3という序列で見ればいいのです。AMDのRyzenにしても同じ。

ちなみに以前、Amazonで無名メーカーが約10年前のCore i7を搭載したパソコンを型落ち新品として売って批判されていましたが、大手メーカーの型落ちならここまで古い型落ちはありません。

以上のCPUのうち、どれを選ぶべきかは次のメモリとストレージの解説が終わったところでまとめて示します。

CPUについて高性能を選ぶのならメモリやストレージも高性能を選ぶのが普通であるなど、パソコンのスペックはバランスをとるのが基本だからです。

メモリは仕事場の広さを意味する

次にメモリとは、コンピュータで処理する情報を一時的に記録するための装置のこと。

メモリは正式にはRandom Access Memory(ランダムアクセスメモリ、RAM、ラム)といいます。

メモリが大きいことは机(=作業スペース)が広いことと似たようなものです。

机とメモリの関係

まな板が広いと料理人の作業効率はよくなるように、パソコンにおいてメモリが大きいとさまざまな処理を同時に実行したときでも速度も下がりにくいです。

たとえばゲームプレイと、そのゲーム映像をYouTubeへ生配信することと、チャットの3つを同時に行うというのはメモリをかなり必要とする動作です。

現代の個人向けパソコンのメモリに対する基準は以下のとおり。

  • 2GB矢印とんでもなく少ない
  • 4GB矢印ちょっと少ない
  • 8GB矢印標準的
  • 16GB矢印それなりに多い
  • 32GB~矢印高度なゲームや4K動画編集にこだわる人にはおすすめ

分離型デスクトップパソコンはCPUやメモリを素人でも簡単に増設・交換できますが、購入後のノートパソコンはそういった増設や交換がしにくいのでお気をつけください。

メモリとCPUのどっちを重視する?:一定以上のメモリは意味がない

たとえば、料理人にとってまな板が明らかに小さいと作業速度は遅いもの。

それでは、まな板を大きくすればするほど料理人の作業速度は上がるかといえば、それはありえません。

まな板はそれなりに大きければ役割を果たすのであって、一定サイズ以上からは作業速度と比例しなくなるからです。

パソコンのメモリと動作速度の関係もそれと似たようなもの。

たとえば、今あなたの使っているパソコンのメモリが4GBだとします。このパソコンでメモリが計5GB必要なソフトを複数動かしても、パソコンの動きは遅いです。

ここでパソコンのメモリを8GBに増やすと、パソコンの動きは目に見えて速くなったと感じることができます。

しかし、メモリが計5GB必要なソフトを動かすパソコンについてメモリを8GBから32GBに増やしても動作速度は4倍に上がるわけではありません。

つまり、メモリは過剰に増やしても意味がないのです。

CPUとメモリのスペックバランス

メモリは一般的な用途だと8GB、高負荷をかける人なら16~32GBあればほぼ大丈夫。業務用のクリエイター向けパソコンとかゲームについてかなりこだわる人でも64GBくらいです。

高負荷とは、高度なゲームや動画編集、音楽制作など。

それでも動作速度を上げたい人はCPUのスペックを上げるべき。あるいはインターネット回線を見直せば回線速度は上がります。

あとで述べるようにCPUとメモリはバランスを重視すべきだよ。

ストレージはまず容量に注目

次はストレージについて見ていきましょう。

ストレージとはパソコンのデータを長期的に保存する場所のこと。

ストレージは料理でいうと冷蔵庫の容量や、そこに入っている食材の引き出しやすさがあてはまります。

たとえばユーザーがパソコンで文書を作成している途中の場合、その途中データはストレージに保存し、作業再開時はこのストレージからデータを取り出します。

要するにストレージを選ぶ際は、そのストレージがどれだけのデータ量を保存できるか、そしてそのデータを保存したり取り出したりするときの速度が重要なのです。

まずは各要素のデータ量に注目。

データ量の目安

  • 文字のみのデータデータ量はかなり少ない。
  • 画像データ画質が高くて画像サイズが大きいほどデータ量は多い。
  • 音楽基本的にデータ量が多い。そして音質が高くて再生時間が長いほどデータ量は多い。
  • 動画やゲーム基本的にデータ量が多い。そして画質が高くて再生時間が長いほどデータ量は多い。

つまり、画像、音楽、動画を自分のパソコン内に多く保存する人ほどストレージは大きな容量を選ぶべきだということ。

量に加えて音質や画質にもこだわるのならなおさらです。

文字だけのデータ量は小さいから気にしなくて大丈夫。

パソコンのストレージが256GBだとすると、デジカメの写真だけなら約5万枚分、音楽ファイルだけなら約5万曲分、フルHD映像だけなら約20時間分を保存できます。

※容量の単位はGBが使われやすいです。1GB=1000MB、1TB=1000GB

家族でパソコンを共有する人は、あなた以外の意向もくむ必要があります。

ゲーマーや動画編集者、音楽制作者などは、そのパソコン使用者が一人だとしてもストレージは大きくすべきです。

  • ストレージ120GBちょっと少ない。データの多くをクラウドに保存するなら120GBでも大丈夫。
  • ストレージ240~256GB現代では標準的か少し多い。大半の人におすすめ。
  • ストレージ500GB以上動画編集や高度なゲームをやる人。動画や画像をたくさん保存する人。パソコンを家族や組織など多人数で共有して使う人。

パソコンでYouTube動画を見る際はストリーミング再生といってパソコン内のストレージにデータは保存されません。

YouTube動画をストレージに保存するには特定の手順を踏まないと保存されませんから、普通はパソコンの容量を圧迫しません。

ゲームについてもブラウザですぐにできるゲームは手軽ですが、大きなファイルをダウンロードして行うゲームはそれなりのスペックが必要です。

ストレージはデータの出し入れのしやすさも重要

ストレージの種類としては大きく分けてHDDとSSDがあります。これはデータの保存と引き出しの速度、そしてパソコン起動時の速度を左右します。

HDDはハードディスクドライブの略、SSDはソリッドステートドライブの略。

冷蔵庫とHDD・SSD

SSDはHDDの上位版みたいな存在です。

HDD SSD
価格 やや安い やや高い
読み込み速度
書き込み速度
起動時の速度
遅い 速い
大きさ 大きい やや小さい
重量 少し重い 少し軽い
動作音 うるさい 静か
耐久性 やや低い 高い
壊れたときの復旧 SSDよりは復旧しやすい 難しい

現代では速度を重視するユーザーがとても多いため、価格が少し高くてもSSDを選ぶユーザーが多いです。

パソコンメーカーの完成品としてもSSDを組み込んでいるものばかり。管理人としてもSSD搭載機種をおすすめしています。

とくにHDDの遅さがしみ込んでいる人は、SSD機のスリープ状態からの復帰の速さに感動するほど。

具体的にSSDはスリープ状態から1秒くらいで復帰できますが、HDDのそれは20秒くらいかかります。

ストレージについて普段の耐久性はSSDのほうが高いですが、ひとたび壊れるとSSDのほうがデータを復旧しにくいという弱点があります。

そのため大事なデータは外付けHDDやUSBメモリ、クラウドなどでも保存するのが基本。

ちなみにハイスペックのパソコンだとSSDとHDDの両方が搭載されていたりします(=デュアルストレージ)。

使用頻度の高いデータはSSDに入れ、使用頻度の低いデータはHDDやクラウドに入れれば節約できるのです。

SSDはデータの書き込みを何度も行うことで劣化します。

自作派はより細かい知識が必要になる

パソコンは大雑把にいうと以下のような構造をしています。

パソコンの構造

これに関して、たとえば「○○というCPUを搭載するにはマザーボードはこれじゃないと搭載できない」とか「メモリは規格にも注意」とかいわれますが、そこまで気にすべきは自作PC派や自分でパーツを交換・増設する人だけ。

完成品としてのパソコンを買う分にはそこまで細かい知識は必要ありません。

おすすめスペック一覧

次にCPUとメモリとストレージについてどれを選ぶべきかの目安を表に沿って解説します。

推奨CPUは最新世代~1つ前の世代を前提としています。たとえばブロガーにCore i7はオーバースペックですが、そのCore i7が昔のモデルならオーバースペックとはいえません。

推奨CPU 推奨メモリ 参考ストレージ
子ども
中高生
主婦・主夫
高齢者
ブロガー
ビジネスマン
文系の学生と教員
オンライン会議をやる人
長期の投資家
Core i3~5
Ryzen3~5
8GB SSD120~256GB
家族で共有する人 Core i3~5
Ryzen3~5
8GB SSD240~512GB
理系の学生
プログラマー
Core i5~7
Ryzen5~7
8~16GB SSD240~512GB
ライトゲーマー Core i5~7
Ryzen5~7
16GB SSD500GB~
短期の投資家 Core i5~7
Ryzen5~7
16GB SSD240~256GB
芸術系の学生
軽めの絵描き
軽めの動画編集者
Core i5~7
Ryzen5~7
8~16GB SSD500GB~
理系や芸術系の教員
音楽制作者
写真編集者
2D CAD使用者
Core i5~7
Ryzen5~7
16~32GB SSD500GB~
3Dの絵描き
アニメ制作者
Core i7~9
Ryzen7~9
16~32GB SSD500GB~
4K動画編集者
本格派ゲーマー
3D CAD使用者
Core i7~9
Ryzen7~9
32GB SSD500GB~
一部の3Dソフト使用者 Core i9
Ryzen9
64GB SSD500GB~
特殊な人 Xeon Platinum
Ryzen Threadripper Pro
128GB~ SSD1TB~

※たとえば文系学生でゲーマーという人は、スペックが上であるゲーマーのほうを優先して見てください。

ここでいうゲーマーとは、ハイスペックPCでなければまともに動かないゲームをプレイする人のこと。ロースペックでも動くゲームはあります。動画編集や音楽制作についても同じ。

※ゲーマーや動画の編集者、3Dの絵を扱う人などはグラフィックボード(グラボ)という高価なパーツが搭載された機種を選ぶ必要があります。グラボのスペックはやりたいソフトの推奨環境を調べて買いましょう。

※Core i9のようなハイスペックCPUはノートではなくデスクトップで使うべき。Core i9は発熱が大きいため、排熱に優れたデスクトップでないと使いこなしにくいからです。

※メモリについて「私はソフトやブラウザを数多く同時起動させたまま作業したい」という人は少し多めを意識しましょう。

※表中の特殊な人とは、プロ棋士、YouTubeで目立ちたい人、ものすごい演算処理がしたい科学者など。ちなみにYouTuberヒカキンさんのメモリは1.5TBとぶっ飛んでいます(ストレージの間違いじゃないです)。

※例外的にChromebookというノートパソコンの場合、スペックはもう少し低くても大丈夫です。

Chrome OSは軽いですし、Chromebookの保存はGoogleのオンラインサービスを使う形になっていますから低スペックでも大丈夫なのです。

ChromeBookはPCでインターネットを見るばかりでゲームや動画編集みたいな重い動作は行わない人に向いている特殊な機種。

現代におけるパソコンスペックの最低限

スペックのバランス:ストレージは別

CPUとメモリのバランスは以下が大まかな目安。

  • Core i3(Ryzen3)矢印メモリは8GB
  • Core i5(Ryzen5)矢印メモリは8~16GB
  • Core i7(Ryzen7)矢印メモリは16~32GB
  • Core i9(Ryzen9)矢印メモリは32~64GB

以前、あるパソコンメーカーがCore i7とメモリ4GBという組み合わせの機種を販売していましたが、上記の目安に沿うとバランスが悪いといえます。

それは一流の料理人がいるのに作業場が狭くて使いにくいようなもの。これでは「宝の持ち腐れ」であるように、CPUとメモリのスペックはセットで考えるべきです。

ただし、ストレージは考え方がちょっと別枠です。ストレージはSSDで空き容量があれば速度は速いのであって、パソコン内に保存するデータ量は人によって違うからです。

CPUとメモリとストレージ

※ストレージは空き容量が少ないと速度は下がります

たとえばパソコンで音楽制作はしないものの、パソコン内に楽曲をたくさん保存しておきたい人はストレージは大きなものがおすすめ。

音楽は保存するだけで自らは音楽制作をしないのであればCPUやメモリはハイスペックでなくても大丈夫です。

音楽データは外付けHDDやオンラインストレージに保存してもいいですから、まあ選択肢はいくつかあります。

マウスコンピューターみたいな受注生産系のメーカーのパソコンの内蔵ストレージは最低256GBか512GBで、あとは有料オプションで増やせるようになっているのも人によってストレージは必要量が違うから。

オンラインストレージは出し入れ速度が遅いという欠点もある。

基本的にはパソコン内でよく操作するデータほどパソコン内に保存すべきであって、あまり使わないデータはオンラインストレージや外付けHDDに保存します。

とくに自分にとって大事なデータはパソコン内と外付けHDDを併用するなど複数ヵ所に保存しておきましょう。

ゲームの中にはすすめていくほど保存すべきデータ量が増えるものもあるよ。

注意点:カタログスペックが同じでも実際の速度は同じとは限らない

  • M社とF社の新品Windows11ノートパソコンのカタログスペックは、CPUとメモリとストレージが同じで、さらにWi-Fiも同じ

カタログスペックとはパソコンメーカーや販売会社のサイトに載っている、メーカーが公表しているスペックのこと。

この場合、両者とも新品でカタログスペックは同じですから動作速度もまったく同じかに見えます。

でも、実際には動作速度はまったく同じとは限りません。その代表的な原因としてはセキュリティソフトがあります。

というのもセキュリティソフトをインストールしてあるパソコンは動作が少し遅くなりやすいのです。最悪の場合、フリーズします。

要するに、パソコンの動作速度はCPUとメモリとストレージが大半を占めるけれども、そこにインストールしてあるソフトの影響も受けるということ。

防御力は高まるがスピードも遅くなる

この状態は、いうなれば冷蔵庫は金庫のような重い鋼鉄製で、料理人は鎧を着たまま料理しているようなものです。

そのため管理人は、新品購入の時点で無駄に多くソフトが入っているパソコンをおすすめしていません。

セキュリティソフトはパソコンの防御力を上げるという利点もありますが、最近のパソコンはセキュリティソフトを入れなくてもそれなりの防御力があります。

セキュリティソフトは人によって「いる・いらない」が分かれるよ。

まとめ:ユーザーの動作速度も重要

ここまでパソコン内部のスペックの選び方について料理に例えながら解説してきました。

CPUは料理人、メモリはまな板、ストレージは冷蔵庫に相当するのですが、実際にパソコンを操作するのは生身の人間です。

生身の人間がパソコンを操作する際はモニターサイズやキーボードの感触なども作業効率を左右します。

つまり、CPU、メモリ、ストレージはパソコン内部での動作速度や保存容量を左右しますが、モニターサイズやキーボードなどは人間の動作速度を左右するのです。

当サイト「PC選びん」ではスペック以外の選び方も充実させていますのでご覧ください。

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