PC選び

高齢者や家族にとってのパソコンの選び方【丁寧に解説】

今回は高齢者(シニア)や家族(ファミリー)にパソコンの選び方を解説します。

パソコンを買うなら家電量販店に行って店員がすすめてきた商品を買えば問題ないでしょ」と考える人も多いですが、この日本社会には高齢者に割高商品を売りつける者もいます

しかし、私は真実をお伝えします。

お年寄りにもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

高齢者や家族にとってのパソコンの選び方

そもそも最近の家族構成には高齢者が含まれている場合も多いでしょう。人間はだれもが歳をとりますし…。

そのため、高齢者にとってのパソコンの選び方と家族にとってのパソコンの選び方は共通点が多いです。

高齢者や家族が意識すべき選び方のポイント

  • ほとんどの家族や高齢者にはスペック(性能)は標準がおすすめ
  • モニターはノングレア(非光沢)で、サイズは大きいのがおすすめ
  • 家電量販店とテレビ通販の多くは高いし余計なオプションをつけてくるから買うのは避けよう
  • 家族の中にパソコンに詳しい人がまったくいないのであれば、サポートは日本人が対応してくれるメーカーがいい
  • 中古は家族に知識がある人がいる家庭向け
  • 最初の設置作業に自信がないのならオプションを一つだけ頼むべきかも
  • ノートだけでなくデスクトップも検討してみよう
  • 店員以外でパソコンに詳しい人に聞いてみよう(YouTube動画も使える)

多くの家庭には標準スペックが合っている

まずはスペック(性能)について。

そもそもパソコンは動作が速くてデータの保存容量が大きいほど値段は高いです。それはスポーツカーは大衆車よりも速くて値段が高いのと似たようなもの。

このように動作速度や保存容量の水準が高い機械はハイスペックと呼ばれます。

インテルとRyzenのスペック比較

多くの高齢者や家族には標準スペックが合っています。

ハイスペックのパソコンは画像や動画について高度なレベルで編集したり、高度なゲームをやるのに適しています。

それらをやる人は少ないですからハイスペックは合わないというわけ。

低スペックが合わないのは、低スペックは動作が遅くてストレスがたまるからです。

たとえば若宮正子さんという高齢者は、定年退職後に本格的にパソコンを始めて今では世界最高齢クラスのプログラマーになりました。若宮さんは「徹子の部屋」に出演したことでも話題になりました。

このように高齢者にもパソコン上達の可能性はありますが、低スペックのパソコンだとその才能は伸びにくいです。最低でも標準スペックは満たしましょう。

標準スペックの具体的な内容

具体的に標準スペックとは、CPUはCore i3~5(Ryzen3~5)、メモリは8GB、ストレージはSSD256GBが目安。

Core i3は「コア・アイスリー」、Ryzen3「ライゼン・スリー」と読みます。

それらの数値が大きくなるほど性能も値段も上がります。

家族の人数が多い、あるいは画像・動画・音楽などの保存ファイルが多くなりそうな世帯はストレージは512GBや1TBを選ぶのもあり。

ストレージとはデータを長期的に保存する装置のこと。

やはりストレージはパソコン1台を共有して使う人が多いほど余裕がなくなりますから、大人数が共有するなら少し多いほうがいいのです。

予算に余裕のある一家はCPUはCore i5(Ryzen5)を選ぶのもいいですよ。

CPUとメモリとストレージは別記事でわかりやすく解説しています。

家電量販店でもインターネット通販でもパソコンを販売しているところでは、かならずCPUとメモリとストレージが書いてありますので確認してみてください。

標準スペックのパソコンでできること

親子のパソコン

  • Amazonや楽天で買い物する
  • シュフーでスーパーマーケットや衣料品店の特売情報を探す
  • Microsoft Excelで家計簿をつくる
  • Yahoo!で天気予報、株価、ニュース、家族の写真を見る
  • 掲示板に書き込む
  • パソコンで電話する
  • メールを送受信する
  • 軽いオンラインゲームをする
  • 電子書籍を見る
  • 子どもが教育コンテンツを見る
  • VOD(ネトフリやU-NEXT)やYouTubeを高画質で見る

標準スペックがあれば上記を同時かつ快適に行うことができます。

低スペックだと読み込みが遅くなりがち。

Windowsが基本的にはおすすめ

次はOSについて。

OSとはコンピュータを動かすための基本ソフトを意味します。スマートフォンでいうとAndroidやiOSがあてはまります。

OSはWindows、macOS、Chrome OSがおもにあげられますが、家族向けとしてはWindowsがおすすめ。

  • Windows搭載のパソコン世界中にたくさんあります
  • macOS搭載のパソコンMacBook(Appleのノートパソコン)、Mac miniとiMac(Appleのデスクトップ)
  • Chrome OS搭載のパソコンChromebook(一部のメーカーによるノートパソコン)

その3つのOSの中でWindowsは最も対応ソフト数が多いうえに、日本の企業や役所ではWindowsを使っている率がやたら高いからです。

ゲームやフリーソフトも含めて対応ソフトが多ければ、それだけユーザーにとって便利です。

さらに子どもが将来就職する職場や、親世代が働いている職場、引退世代(高齢者)が働いていた職場にしてもWindowsである率が高いはず。

そのためWindowsが無難というわけ。

高齢者や家族向けにはモニターは大きいほうがいい

子どもと共有しているパソコン

パソコンを使っている最中はモニター(画面)を見つめますからモニターの仕様も大事です。

家族で共有したり、高齢者が使うパソコンのモニターのサイズはそれなりに大きいのがおすすめ。

たとえば家族の写真やYouTube動画は家族数人でもって見ることもよくありますから。高齢者にとっては大きいほうが見やすいです。

あるいは子どもや孫が教育コンテンツを見ている際に、その横で親や祖父・祖母が教えるのなら画面は大きいほうが便利。

大きめのモニターサイズとは、ノートパソコンなら15.6インチ~、デスクトップなら24インチ~が目安になります。

ただし、15.6インチだと少し重いと感じるかもしれません。そのため持ち運びの頻度が多い人はもう少しだけ小さなサイズにするのもありです。

液晶の表面処理はグレア(光沢)とノングレア(非光沢)があります。

グレアは高齢者にはまぶしいと感じられますし、高齢者か否かは関係なく人物が画面に映り込みやすいです。そのためノングレアをおすすめします。

デスクトップでもいい

家族や高齢者向けのパソコンは居間(リビングルーム)のようなみんなの共有空間に置く率が高いでしょう。

そういう場所に置くパソコンはデスクトップがおすすめ。

世界市場でも日本市場でも現在ではノートパソコンのほうが多く売れています。

分離型デスクトップとオールインワン

ノートパソコンは自宅外に持ち運んで使うからこそ意味があるのであって、自宅でばかり共有して使うのならノートじゃなくてもいいんですよ。

デスクトップとノートパソコンは同じメーカーについて同じ価格帯であれば前者のほうが、

  • 性能が高い
  • モニターが大きい
  • 寿命が長い
  • 拡張性が高い(パーツの交換や増設がしやすい)

といったメリットがあります。

ちなみにデスクトップのおもなデメリットは、電源ケーブルがつながったままでないと使えない(停電に弱い)、スペースをとる、購入当初の組み立てが少し面倒など。

一体型なら配線は楽だが寿命は短い

分離型デスクトップとオールインワン

デスクトップパソコンには分離型と一体型(オールインワン)があります。

一体型は本体とモニターが一体になっており配線がかなり楽ですが、分離型に比べると寿命がやや短いという欠点もあります。

テレビをパソコンに一本化させる手もあり

パソコンはテレビチューナーをつけるとテレビを見ることができます。

そのため居間にテレビを置かず、テレビが見られるパソコンを置いてもいいわけです。

見やすいキーボードを選ぼう

PCキーボードのコントラスト

パソコンのキーボードは上級者なら手元をほとんど見ずとも入力できます。

しかし、慣れない子どもや高齢者は手元を見ることもしばしば。

そのため、キーボード・印字の色はあなたにとって見やすい色を選ぶべきです。

具体的には、白地に黒、あるいは黒地に白というように対極にある色同士のキーボードがおすすめ。

家電量販店とテレビ通販は基本的に高い

ここで「これまで見た説明をもとに家電量販店に買いに行ってみよう」と考えた人もいるでしょう。

しかし、見るだけならいいとしても家電量販店で買うのはおすすめしません。家電量販店のパソコン価格は基本的に割高だからです。

家電量販店は駅前や幹線道路沿いなど地価が高いところに立地しているうえに、店員は冷やかしの客にも対応するなどコストがかかっています。

これではメーカー直販サイトに比べてパソコン価格が割高になるのは当たり前。

また家電量販店の店員は割高で余計なオプションをいくつもすすめてきますから、おすすめできないのです。

中古のパソコンはスペックや取引相手について他にもチェックすべきところが増えるため基本的にはおすすめしません。

サポートとパソコンメーカーの関係

「パソコンは国産メーカーから買いたい」と考えている人もいるでしょう。

しかし、現代のパソコンは、ソフトウェアはアメリカ企業、CPUはそれとは別のアメリカ企業、マザーボードは台湾企業というように世界中の部品を組み合わせています。

要するに国産メーカーのPCでも外国メーカーのPCでもほぼ同じ部品からできているのです。同じ部品からできているのなら当然、安いほうが望ましいでしょう。

※パソコンの組み立ては、そんなに難しくないため、日本人でも中国人でも組み立て技術は大して変わりありません。

※外資系メーカーの中には中国人が日本人ユーザーに対してサポートするところもあります。

この点、国産メーカーのパソコン価格は基本的に高いためおすすめできないのです。

ただし、一般論として国産メーカーは外資系メーカーよりもサポートが手厚いですし、サポート担当者は日本人です。

とくにご家族の中にパソコンに詳しい人がいなくて、メーカーに手厚いサポートをもとめるなら国産メーカーを選びましょう。

メーカー直販サイトで買うのは難しい?

家電量販店やテレビ通販のパソコン価格は基本的に高いですから、私としてはメーカー直販サイトをおすすめします。

とくにマウスコンピューターは国産の割に価格が高くないことで有名。サポートは日本人ですよ。

しかし「メーカー直販サイトで買うのは難しい。実店舗で買わないと不安」と感じる人がいるのもまた事実。

確かにメーカー直販サイトで買うのは実店舗で買うよりも少し難しいです。

これは当サイトを参考にしたり、ご家族やご友人に話を聞きながら乗り越えて欲しい壁です。

オプションは1つだけ頼むべきかも

ノートパソコンは充電池の残量がゼロでなければ、自宅に届いたらすぐに始めることができます(少しの初期設定あり)。

しかし、デスクトップパソコンは最初にちょっとした組み立てと配線作業があります。これは高齢者や初心者にとっては難しいですし、パソコンは重いかもしれません。

そのため、担当者にご自宅に来てもらって最初の作業を頼むという手もあります。

このオプションは家電量販店でもメーカー直販でも頼むことができますが、+2万円前後はかかってしまうのが欠点です。

このオプションは高いですが、パソコンを壊したり、組むことができず途方に暮れるのであれば仕方ない出費かなと思います。

YouTubeで「パソコン、設置」「Windows、初期設定」という風に検索するとかなり参考になる動画がいくつかヒットします。

スマホやテレビでその動画を参考しながらパソコンの設置や初期設定もやってみましょう。

まとめ:高齢者や家族共有におすすめのパソコンスペック

  • CPUはCore i3~5(Ryzen3~5)
  • メモリは8GB
  • ストレージはSSD256GBくらい(家族構成員が多いならSSD512GBくらいにするのもあり)
  • OSはWindows11が無難
  • モニターは大きめのサイズでノングレア(ノートパソコンなら15.6インチ、デスクトップパソコンなら24インチくらい)
  • メーカーによるサポートは日本人がいいのなら国産メーカー
  • その他のオプションはなし(パソコンが超苦手な人は担当者に自宅に来てもらうオプションを選ぶべし)

私の知り合いにパソコンがかなり苦手なお年寄りがいましたが、その人にインターネットの無料動画の楽しさを教えたらハマってパソコン操作もそれなりに上手くなりました。

パソコンを買ってインターネットを楽しみましょう。

マウスコンピューターのデスクトップパソコン上記スペックを満たした国産の分離型デスクトップ(モニター別売り)。

日本人が24時間サポート

マウスコンピューターmouse SL5

国産の中では安い

ノートパソコンは以下で紹介しているモノのうち「標準スペック」と書いてあるものがおすすめ。

PCの最新・期間限定セール

【標準スペック】Ryzen5,メモリ8GB,SSD256GB,IPS液晶│レノボ14インチノートが約6.5万円

【標準より少し上】Core i5,メモリ32GB,SSD1TB,GeForce GTX1650│マウスコンピューター15.6インチノートが約14万円

【ゲーミングノート,ハイスペック】Ryzen5,メモリ16GB,SSD512GB,GeForce RTX3050 Laptop,IPSパネル,リフレッシュレート165Hz│レノボ16インチノートが約12.7万円

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動作速度や保存容量を左右する要素

CPU,メモリ,ストレージはセットでわかる(ユーザー別の目安) インテルとAMDの違い グラフィックス(グラボ)

デスクトップ本体

いろいろな形状や外観

デスクトップとノートはどっちがいい? 形状(種類)がわかる 2in1パソコン(タブレットにも変形) 色の奥深さ

ディスプレイ関連

画面サイズの見方とおすすめ モニターのパネルや諸機能 ベゼル グレアorノングレア リフレッシュレートとフレームレート

ベゼルとタッチパッド

入力や出力

端子・インターフェース 光学ドライブの有無 指紋認証や顔認証

ノートパソコン特有の意味を解説

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ソフト類

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