コスパの高いPCがほしい

PC選び

デスクトップとノートパソコンの違い|デメリットも解説

デスクトップとノートパソコン

このページではデスクトップパソコンとノートパソコン(ラップトップ)のメリットとデメリット、そして迷う人のためにどっちがいいのかを紹介します。

それはデスクトップとノートパソコンの違いでもあります。

筆者はデスクトップとノートパソコンを併用し続けて20年以上は経過しているため参考になるはずです。

ちなみに日本でも海外でも2010年代ではノートパソコンの需要がデスクトップのそれを大きく上回ってきましたが、2020年からはデスクトップが少し回復しています。

デスクトップは世間では「いらない」「時代遅れ」とかいわれていますが意外とメリットも大きいんですよ。

目次

デスクトップとノートパソコンの違い【メリットとデメリット】

分離型デスクトップとオールインワン

デスクトップパソコンには分離型(セパレートタイプ)と一体型(オールインワン)があります。一体型はディスプレイ部分あるいは台座部分が厚くなっており、そこに各種のパーツが内蔵されています。一体型のほうが配線はシンプル。

分離型は本体とディスプレイが分離されているため、配線やホコリが煩わしいです。

このページでいうデスクトップとは基本的に分離型を指すものとします(世間では分離型が主流で、一体型は少ない)。

デスクトップの必要性は高性能域でこそ強い

以上を踏まえて下の表をご覧ください。

パソコンの種類と使い方の相性
必要スペック 分離型
デスクトップ
一体型
デスクトップ
ノート
電源ケーブルなしで使う × ×
自宅外で使う
長時間連続使用
文書作成
表計算
低~標準
動画や電子書籍を見る 低~標準
オンライン会議 標準
お絵描き 標準~やや高い
軽めのゲームや動画編集
音楽制作
標準~やや高い
グラボが必要なソフト 高い

上記の中で最もパソコンに負荷がかかる動作は高度なゲームや動画編集、3D制作です(=パソコンに高性能がもとめられる)。

高度なゲームはユーザーの操作に従って高速でキレイな描画を行うため、パソコンに高負荷がかかるのです。

で、たとえば普通サイズの乗用車と軽自動車を乗り比べるとわかりますが、一般に機械はサイズが大きいほど出力も発熱も排気量(PC類の場合は排熱性)も高いです。

PC類の場合、薄い構造であるノートパソコンやタブレットよりも、分厚い構造をしたデスクトップのほうが出力・発熱が高いパーツを多く搭載しやすいというわけ。

実際、CPUやメモリ、グラフィックボードといった主要部品はデスクトップのほうがサイズと性能・発熱が上です。

ノートパソコンに出力や発熱がかなり大きい部品を搭載することもできますが、その場合はバッテリー消耗が早まり熱トラブルが増えますから、メーカーは意図的にスペックをおさえているのです。

※一般的なノートパソコンの厚さは15mm~25mm、タブレットの厚さは7.5 mmくらい。一方、デスクトップの正面幅は50mm~250mmくらいあります。

※たとえば動画視聴についてノートパソコンが〇でデスクトップが◎なのは、デスクトップのほうが液晶サイズが大きくて迫力があるから。ほかの作業も液晶サイズが大きいほうが効率は高いです。

要するにパソコンで高度な動画編集やゲームみたいな負荷の高い動作をやりたいのならデスクトップのほうがおすすめだということ。

長時間連続の使用や、自宅外に持ち出すことがない人にもデスクトップがおすすめ。

デスクトップパソコンとノートパソコンのメリットとメリット

次にデスクトップパソコンとノートパソコンのメリットとメリットを表にて比較します。

下の表内部では黒太字がメリット、赤太字がデメリット。

デスクトップ ノートパソコン
本体価格 ノートのほうが少し安い
長期的なコスパ(超重要) 高い 低い
メーカー 無名メーカーもいる 無名メーカーはあまりいない
自作難易度 パーツ調達は面倒だが組立は簡単 自由度は低いし難易度が高い
維持費
(ランニングコスト)
ノートよりは少ない バッテリー交換や修理代が高い
消費電力 ノートより多い デスクトップより少ない
持ち運び 持ち運びにくい 持ち運びやすい
本体の置き場所 机の上か下に縦置きが基本 ひざの上でも使える
スペース 大きめにとる 小さめ
重量 重い 軽い
CPUの新発売順序 早い 遅い
ディスプレイのサイズ 大きい(最小17インチくらい) 小さい(最大17.3インチくらい)
人間の作業効率 速い やや遅い
動作時のケーブル類 常に数本必要 基本的に無線
最初の配線と組み立て 少し面倒 ほとんどいらない
本体の外観カラー 黒か白っぽいグレーばかり さまざまなカラーがある
スピーカー経由の音質 よい  普通
(スピーカーが裏にあると音がこもる)

キーボード関連と寿命関連の比較表はあとで述べます。

ここから先は上の表をわかりやすく解説していきます。

”本体価格だけ”ならノートパソコンのほうが安いが…

ノートパソコン側面とデスクトップ正面

左:15.6インチのノートパソコン側面、右:標準サイズの分離型デスクトップ正面

まずは価格について。スペックもメーカーも同じならデスクトップよりノートパソコンのほうが本体価格は少し安いです。

たとえばDELLやレノボの標準スペックのノートパソコンは6.5万円くらい。

デスクトップ本体も6.5万円くらいですが、モニターも買うと計8万円くらいですからデスクトップのほうが初期費用は高いです。

ノートパソコンの主流スペック・サイズは生産量と価格競争の規模が大きいため本体価格はノートパソコンのほうが少し安いといえます。

機械類は大量生産できると価格を下げられるよ。

※ノートパソコンの価格は生産数の多いサイズが安く、ここでは世界的な売れ筋である14~15.6インチの価格を参考。

※一番安いのはデスクトップの自作ですが、ここでは同じメーカー品同士の比較。

ノートパソコンのほうが寿命は短い理由

しかし、本体価格はノートのほうが少し安いとしても、ノートの故障率は高くて寿命が短いですからトータルの出費はノートのほうが多くかかります。

ノートパソコンのほうが寿命が短い理由としては、

  • 充電池の寿命は3~4年
  • 人間が持ち運ぶことでぶつけたり落としたりしやすい
  • 自動車や自転車で運んでいるときの振動が悪影響をおよぼす(自転車の場合、カゴよりもリュックのほうが振動を緩和できる)
  • 構造が薄いため耐久性に欠ける(たとえばベゼルを強めにもっただけで内部が損傷する場合あり)
  • 人間による開閉の頻度が多い(ヒンジが痛む)
  • キーボードに飲み物をこぼすとまるごと故障しやすい
  • 内部では部品同士の間隔が狭いうえに冷却ファンは小さくて排熱が悪い(熱は部品を劣化させやすい)
  • 劣化した部品を交換しにくい
  • 修理代が高いために下手に修理するよりは新品に買い替えやすい

などが挙げられます。ノートパソコンは寿命が短いというより「寿命をまっとうしにくい」ともいえます。

ノートパソコンのほうが寿命は短いからメーカーのサポートや修理の世話にもなりやすい。

パソコンへの出費は寿命や故障も考慮しよう

壊れたヒンジ

壊れたヒンジ

ベゼルとはモニターの額縁部分のこと。

ヒンジとはちょうつがいのこと(ドアのように開く部品)。

もしノートパソコンをまったく移動させなかったら寿命は延びますが、それではノートパソコンの意味がありません。

たとえばノートパソコンのバッテリーは3年くらいで寿命を迎えます。

最近のノートパソコンのほとんどは厚さ15mm~25mmくらいの部分に精密部品とバッテリーを詰め込んでいるため、専門家でないと交換しにくい構造になっています。

素人が下手に分解すると感電したり故障したりすることもあります(保証対象外)。バッテリーの交換に伴う費用はメーカーの技術料も込みで8000~3万円くらいはします。

まあ一部メーカーのノートパソコンのバッテリーは別パーツになっており着脱が簡単ですが。

ノートパソコンは場所をとらなくて持ち運びやすいし、自分のひざの上も机代わりになるところはいいんだけどな。

ノートパソコンは使い捨て感が強い

しかもノートパソコンを修理に出す際は、壊れていないパーツも含めて本体まるごと業者に預ける必要があります。

もしノートパソコンのディスプレイが壊れると手数料込みで3万~5万円くらいの修理代を請求されます。これだと中古ノートパソコンや安い新品が買えてしまいます。

ノートパソコンはすべてのパーツが一体となっているため、他のパーツは壊れていないのに全体としてあきらめたほうがいいという場合があるのです。

高い液晶で壊れていないのに、ほかの部分が壊れているために捨てるとかなったらもったいないな。ノートは使い捨て感が強い。
液晶パネルなら交換品が売っている場合もあるけどね。

※パソコンは水没でもない限り、すべてのパーツが同時に壊れるなんてことはほぼありません。

※たとえば液晶が壊れたノートパソコンであっても、CPUやメモリなどにはそれなりの買取価格がつく場合があります。

デスクトップは買い替え時に使いまわしやすい

一方、デスクトップパソコンはどこか机の上に固定させたまま使いますし、スペースを大きめにとるのが基本。

重量も結構ありますが(一番ありふれたサイズのデスクトップの重さは約6kg)、デスクトップは固定させたまま使いますから重いのは大したデメリットになりません。

ずっと同じところに置いておけば故障する機会は少なくなるため寿命も長くなりやすいです。

デスクトップパソコンの名称イラスト

デスクトップはバラバラにできているから使いまわしやすい

また分離型デスクトップは本体が壊れてもモニターやキーボードが壊れていなければ、次に買うパソコンへと使いまわすこともできます。

この場合、次に買うパソコンに対してはすぐにモニターやキーボードを買う必要がない以上、費用は浮くことになります。

もしデスクトップ(分離型)のモニターが壊れたとしてもモニターだけ買い換えればいいだけですから出費は1万~3万円くらい。

普段、デスクトップモニターを2台使っているのなら、新しいモニターが家に届くまでは残るモニター1台を使って作業することができます。

さらにデスクトップならCPUやメモリみたいな内蔵の主要部品も使いまわしやすいです。

パソコンへの出費は本体価格の安い・高いだけでなく、寿命や修理代、長期的な使いまわしも含めて考えましょう。

もしデスクトップのキーボードに飲み物をこぼしても壊れるのはキーボードだけだしキーボード単体の価格は安い。
ノートパソコンのキーボードに飲み物をこぼしたら全体的にヤバイだろうね。

インテル、AMD、NVIDIAによる新発売のCPUやGPUは、まずデスクトップ向けの単体部品として発売され、そのあとそれを搭載したデスクトップ完成品、そしてノートパソコンという順序になりやすいです。

要するに新発売の部品を早く搭載したいのならデスクトップにすべき。

作業効率や迫力はデスクトップが上

PCモニターとノートパソコンのサイズ比率

PCモニターとノートパソコンの液晶サイズ比率

たとえば、スマホで絵を描くのとノートパソコンで絵を描くのとでは後者のほうが画面が大きいため効率的に作業できます。

同じようにデスクトップとノートパソコンだとデスクトップのほうがディスプレイやキーボードが大きいため効率的に作業できます。

これはお絵描きの分野に限らず、表計算やレポート作成、プログラミングなどにも言えます。

ゲームや動画視聴にしても画面が大きいほうが迫力があるため満足感は高いでしょう。

解像度の高いディスプレイや性能の高いグラフィック処理装置は消費電力が大きめ。

※たとえば17.3インチのモニターはノートパソコンとしては特大サイズですが、デスクトップだとかなり小さい部類に入ります。デスクトップのモニターサイズは17~30インチ以上まで幅広くあるのも魅力。

※CPUやディスプレイについて消費電力が大きいというのはデメリットですが、それは出力が強いということも意味しますからメリットともいえます。

スピーカー経由の音質はデスクトップが上

ノートパソコンはスピーカーが小型であるためスピーカーからの音質はよくありません。

とくにキーボード付近にスピーカーがなく、底面から音を出力するタイプだと音がこもってしまいがち。

ノートパソコンに音質をもとめるのなら外付けのスピーカーを使うか、高音質のイヤホンを使いましょう。

色のバリエーションはノートパソコンが上だが…

ノートパソコンでもデスクトップでも売れ筋の色といえば、白系、グレー系、黒系の3つ。この3色は無難な感じが強いため売れ行きがよいのです。

しかし、ノートパソコンは他社との差別化やオシャレのために淡い(薄い)ゴールドやピンクなども発売されています。期間限定カラーも結構あります。

これに関してデスクトップパソコン(メーカー品)の色で淡いゴールドやピンクは見たことがありません。

ノートパソコンは自宅外で他人から見られるから個性をアピールしたくなるけど、デスクトップは他人から見られないからな。

ケーブル類と配線作業の違い

次はケーブル類の違いについて。

ノートパソコンは充電ケーブルをつないだり有線マウスを使うのでなければケーブルは一本も使わなくていいなど見た目はスッキリしています。

新品のノートパソコンを買って充電残量があるのなら配線作業をする必要性はなく、すぐに電源を入れて使い始めることができます。

一方、デスクトップ(とくに分離型)は何かとケーブル類が多いです。ケーブルだらけのジャングルになってしまう人も珍しくありません。

新品のデスクトップを買ったら最初にちょっとした組み立てと配線作業をしなければなりません。

それはとくに難しくありませんが、ノートパソコンほどすぐに始められないことは確かです。

  • マウスのケーブル1本
  • キーボードのケーブル1本
  • モニター1台につきケーブル1~2本
  • LANケーブル1本
  • 本体の電源ケーブル1本

デスクトップパソコンのケーブル

マウスやキーボードは無線化できるとはいえ、それでもデスクトップのケーブル類はゼロにできません。

それは見た目が汚らしくなったりホコリがたまりやすいといったデメリットにもなります。

デスクトップの配線は煩わしいけど、本体とモニターとキーボードのメーカーはバラバラに組み合わせられるよ。

自作難易度とメーカーの違い

デスクトップは主要パーツさえ調達すればプラスドライバー1本で組み立てられますから、都心のオフィスビルで生産している中小メーカーもあります。

デスクトップは部品同士の間隔が広いですし、配線や部品選択の自由度が高いです。

デスクトップのメーカー品の色は黒か白ばかりですが、自作ならもっと個性的な色を選べます。

一方、ノートパソコンは個人では組み立てにくいため委託生産でもなければ自社工場をもっているような大きめの企業が多いです。

ノートパソコンの裏蓋を外したところ

ノートパソコンのパーツと配線は上記のように薄い部分に押し込められているため、パーツ選択の自由度は狭まるとともに組立難易度が上がってしまうのです。

そもそもノートパソコンを自作しようとする人は少ないため、自作ノートパソコン向けのパーツはあまり売っていませんし。

キーボードの違いは好みで考えよう

デスクトップとノートパソコンのキーボードを比較

キーボードの厚さや傾斜に注目

ノートパソコンとデスクトップではキーボードも基本的な形が違います。

それはメリットとデメリットというよりは「好みの違い」と呼ぶべきものです。

デスクトップのキーボード ノートパソコンのキーボード
キーボードの厚さ 薄い~厚い 薄い
キーストローク 浅い~深い 浅い
キーボードの角度 やや傾斜している ほぼ水平
キーボード全体の面積
キーピッチ
広い 狭い
テンキーの有無 基本的にはついている 15インチ未満ではついていない
キーボード表面の温度 とくに熱くない スペックが高いほど熱い
キーボードとモニターの間隔 自由自在、バラバラ 一体的
キーボード入力時のモニターの揺れ なし わずかに揺れる
打鍵音 大きめ 小さめ
タッチパッドの有無 なし あり
キーボード入力時の姿勢 疲れにくい 疲れやすい
テンキー

右側の赤い丸エリアがテンキー

※キーストロークとはキーが沈み込む深さのこと。ノートパソコンは薄い構造であるため、どうしてもキーストロークは浅くなってしまうのです。

※厚さについてデスクトップのキーボードは厚いものが多いですが、一部には薄いものもあるように選択肢が多くて自由に取り換えやすいのがメリット。

※キーピッチとはキーとキーの間隔のこと。

※テンキーとは数字と計算記号だけを集めたキーのこと。一般にキーボードの右側についています。

※打鍵音についてノートパソコンは周りに他人がいる環境で使うことも多いとあって「パタパタ」という感じで静音性があります。一方、デスクトップの打鍵音は「カチャカチャ」という感じで音が適度に出ます。

※以上のようなキーボードの特徴は多数派であって、デスクトップのキーボードの中には例外的な特徴をもったものもあります。

操作時の姿勢の違い

キーボードは一般論としては面積が広くて、水平よりも少し角度がついていたほうが叩きやすいと思います。

パソコンスタンドの上にノートパソコンを置いてキーボードに軽く角度をつけたほうが叩きやすいという感想は多いからです。

パソコンスタンドの姿勢

ノートパソコンを使っているときの姿勢は上の画像の左側のように悪くなってしまいがち。

しかし、パソコンスタンドを使えば右側のように姿勢を上げることもできます。

デスクトップはモニターとキーボードが分離しているから姿勢は楽になりやすい。
デスクトップは机に置いて操作するけど、ノートパソコンはひざの上でも操作するなど場所の自由度が大きい。

ノートパソコンはキーボードとモニターが一体化しているため、キーボードを操作するときはモニターも近くなってしまいます。

さらにノートパソコンが軽くてキーボードを強めに叩くとモニターも一体的に少し揺れます。

まあノートパソコンのキーボードを無効化して外付けキーボードをつけるという手もありますが、ちょっと面倒。

ノートパソコンとデスクトップはどっちがいい?【安全性や寿命】

デスクトップ ノートパソコン
停電や落雷への耐性 弱い 強い
ホコリのたまりやすさ たまりやすい たまりにくい
故障対応や使いまわし バラバラにできる 運命共同体
故障する機会 少ない 多い
盗難の可能性 低い やや高い
排熱性・冷却性 よい 悪い
長時間つけっぱなしの使い方 まあできる よくない
寿命 やや長い やや短い
各種端子の数 多い
少ない
メモリやストレージの量 多く積みやすい 多く積みにくい
分解掃除 分解掃除しやすい 分解掃除しにくい
部品交換の難易度 やりやすい やりにくい
可動部を見たりいじる楽しさ 透明なら見られるし楽しい 見にくいし、いじりにくい
拡張性 高い 低い
情報の機密性 高い 低い

次はノートパソコンとデスクトップの違いの中でも電源、故障、停電、耐久性、寿命などについて述べます。

一般にノートパソコンは内蔵の充電池によって駆動します。

もし停電が起きても充電池に残量があれば画面が急に消えることはありません。

バッテリー駆動であるため大地震や停電が起きたときでもノートパソコンを動かせるのは心強いです。

停電時でもノートパソコン自体は動くとしてもネット接続できるかは回線の状態によります。

デスクトップで停電はまずい件

一方、通常のデスクトップにパソコンを動かせるほどの充電池はついておらずコンセントから供給された電力によって駆動します。

そのため停電が起きるとパソコンの画面は消え、それまで保存していなかった部分の作業データは消失する可能性もあります。

同じく落雷が発生したときもダメージを受ける可能性があります。

そのため停電や落雷を恐れるのなら、そのときだけはパソコンの電源を落とす必要があります。

業務用レベルのパソコンはUPS(無停電電源装置)を使って非常電源を確保しています。

UPSは停電時でもパソコンを動かすというよりは、いきなり電源が落ちて故障したりデータが吹き飛ばないように保存とシャットダウンを安全に行うまでの時間稼ぎ装置みたいなもの。

日本では地震や落雷はそれなりに起きますから災害対策もしておきたいところです。

デスクトップの拡張性は高い

ノートパソコンとデスクトップでは拡張性も違います。

たとえばデスクトップでは大きくて高性能なグラフィックボードを搭載したり、メモリを交換・増設しやすい構造になっています。こういうのは「拡張性が高い」と呼ばれます。

メモリースロット

メモリスロット:デスクトップのメモリは交換・増設しやすい

メモリのサイズの違い

ノートパソコンや小さなデスクトップに搭載するメモリのサイズは小さくて、一般的なデスクトップ本体に搭載するメモリのサイズはそれより大きい

デスクトップは主要部品の交換が素人でも簡単にできますが、ノートパソコンの分解系作業は専門家に頼まないと難しかったりします。

ノートパソコンの薄型・軽量構造は各メーカーによる独自設計となっている部分があるため、専門家でないと分解・修理は難しいのです。

デスクトップの周辺機器

デスクトップは本体ケースや周辺機器をいろいろ組み合わせられる

デスクトップは各種端子の数も多い。USBポートだけで4~8個はついているから周辺機器も数多く接続しやすい。
ノートパソコンだとUSBポートは2~3個だし、光学ドライブがついていない場合も結構あるよね。
デスクトップのほうがUSBポートと交換・増設パーツが豊富である以上、個性化しやすいといえるね。

※ノートパソコンはUSB端子の数が少ないとしてもUSBハブを導入すればUSB端子を増やすことができます。

排熱性の悪さは寿命の短さにつながる

デスクトップの冷却ファン

デスクトップの冷却ファン。ここまで分厚いとノートパソコンに入らない。

ノートパソコンの冷却ファン

ノートパソコン内部の冷却ファン

最近のノートパソコンは薄さと軽さを優先してつくられているため、冷却装置と排熱性が弱いです。

熱は機械類(とくにバッテリー)を劣化させますから排熱性が弱いことは寿命の短さにつながります。とくにハイスペックのノートパソコンは発熱が大きいです。

クーラーをつけても熱が静まらない場合は電源を切ったりスリープにしなければ、フリーズや故障に至ってしまいます。これでは作業効率が悪いです。

ノートパソコンやスマホのバッテリーは熱や経年劣化によって膨張することがあります。

デスクトップも熱によって劣化する部品もありますが部品同士の間隔に余裕があり、また大きな冷却装置もついているため熱を強く気にする必要はありません。

デスクトップの分離型の本体はホコリが入りやすいけど、ノートパソコン本体はゴミが入りにくいよ。
デスクトップはホコリが入りやすいけど分解して掃除もしやすい。メンテナンスのしやすさは寿命の長さにつながる。
デスクトップを分解すると知識がつくしパソコンの構造に興味も出てくるんだよな。
ゲーミングパソコンのような高性能パソコンだとデスクトップでも排熱性を気にする必要があります。

デスクトップはつけっぱなしの使い方もできる

パソコンの使い方の中でもシミュレーションゲームや理系向けのシミュレーションソフトだと、パソコンを長時間にわたってつけっぱなしにしたくなる場合があります(スリープやシャットダウンにしない)。

たとえば街の発展をシミュレートするソフトの場合、ユーザーが席を離れるときや寝るときでもパソコンをつけっぱなしにして、数時間後に発展を見るという形です。

こういう「つけっぱなし」はデスクトップのほうが向いています。

ノートパソコンで「つけっぱなし」をやるとバッテリーの寿命が減りますし、熱に弱いため途中でフリーズしてしまう場合もあるからです。

※分離型デスクトップをつけっぱなしにして放置する場合、モニターの電源だけはOFFにしたほうが消費電力は少なくなります。ノートパソコンでもモニターだけをOFFにすることは一応できますが、きちんと設定しないと自動でスリープやシャットダウンになってしまいます。

※つけっぱなしの使い方はデスクトップでも連続してやりすぎると熱を帯びすぎるため、様子を見ながら行うことをおすすめします。

透明なデスクトップは可動部を見たりいじったりする楽しさがある

上の動画は側面が透明なゲーミングデスクトップを撮ったところ。

電源を入れるとCPUやグラボからは熱が発生して、その熱を冷却するために冷却液が循環しつつ冷却ファンが回転し、内部には光が灯ります。

「光るのはダサい」と思う人もいますから光り方は調節できます。LEDの発熱はほとんど熱くありません。

こうやって未来的でSFっぽい機械が間近で動いているのを見ると心がときめく人もいるんですよ(男性に多いはず)。工学系の人、バイクや自転車のチューンナップが好きな人、プラモデラー、ラジコン操縦者などはハマる可能性が高いです。

身近な機械類の中で内部の可動部が見えるまま動く製品ってゲーミングパソコン以外にはほぼ存在しませんし。

内部にお気に入りのフィギュアを飾ることもできますよ(発熱によってはフィギュアが変形する可能性あり)。

一方、ノートパソコンは動作中に可動部を見るのは無理がある構造をしています。

もし透明なノートパソコンがあったとして小さな冷却ファンが回っているのを見ても迫力がないよな。

機密性の違い:デスクトップの固定性はメリットにもなる

最後は情報の機密性について。

デスクトップは特定の場所に固定されるがゆえに不便ですが、それは安全性を高めることにもなります。

たとえばA社の重要情報についてA社の従業員のノートパソコンやスマホからでもアクセスできるようにすると外部に漏れやすいです。

ビルの守衛とゲート

しかし、A社オフィスのデスクトップからしかアクセスできないようにすれば、A社の重要情報はそのオフィスに入ってデスクトップを操作できる人にしか見ることができません。

さらにA社オフィス内ではUSBメモリなどの記憶媒体の持ち込みを禁止にしたり、デスクトップにUSBメモリを差し込んでも認識しないように設定すればセキュリティはますます上がります。

つまり、デスクトップは職場環境と相性がいいため法人需要が大きいのです。

法人レベルだとさらなる対策の必要性もあるけどね。
職場のPCでしか作業できないのなら、自宅での残業も減るな。

まとめ:どちらが向いているか、併用や使い分けもいいよ

ノートパソコンが向いている人

  • 自宅外でも使いたい人
  • 自宅にデスクトップを置くスペースがない人
  • 移動が多い人
  • 授業ごとに教室を移動する大学生
  • 2台目として活用したい人
  • 文書作成やちょっとしたネットサーフィンでしか使わない人
  • 購入後、数年で使い捨てになっても構わない人

デスクトップが向いている人

  • 自宅での作業が多い人
  • パソコンに高負荷をかける人(高度なゲームや4K動画編集など)
  • 大きな画面で高画質の動画を見たい人
  • 個性的な拡張がしたい人
  • パーツを使いまわしたり、いじりたい人(ノートパソコンの使い捨て感がイヤな人)
  • 自宅で家族と共有して使う人
  • 長時間つけっぱなしにしたい人
  • 職場外に漏らしたくない情報がある法人

全体的にお手軽な作業や娯楽にはタブレットやノートパソコンが向いている一方で、大量の重い作業にはデスクトップが向いているといえます。

ちなみに管理人のおすすめは、自宅ではデスクトップ、自宅外ではノートパソコンというように両方を使い分けること。

  • ゲーム、動画編集、音楽制作、文章作成、表計算矢印自宅ならデスクトップ、出先ならノートパソコン
  • ソファや寝床で寝転がって使う、風呂で使う、電車内で使う、キッチンでレシピを見る、電子書籍を読む矢印スマホやタブレット
メインPCはハイスペックなデスクトップで、サブPCは標準スペックのノートパソコンという人は結構いる。
ネット閲覧や文書作成みたいな軽負荷動作をハイスペックなパソコンで行うのはもったいないから、ハイスペック派にこそサブ機が必要。

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