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パソコンとスマホの違い【どっちがいいの?スマホだけで十分?】

パソコンとスマートフォン(スマホ)、どちらも現代人にとってなくてはならない文明の利器ですね。

このパソコンとスマホについて「どっちがいい?」「違いは何なの?」と疑問に思う人も多いでしょう。

スマホ派(とくに若者)の中には「スマホがあればパソコンはいらない、スマホだけで十分」と考える人さえもいます。

ホリエモンこと堀江貴文さんもそんなことを言っていました。

そこでこのページではパソコンとスマホの違い、そしてどっちがいいのかを示します。

パソコンとスマホの違い
パソコン スマホ
新品の本体価格 標準スペックだと7万円前後 最新のiPhoneだと10万円ちょっと
寿命 デスクトップは延命しやすい 3~5年
主流のOS Windows、macOS、Chrome OS Android、iOS
インターネット接続 Wi-Fiが基本だがモバイルデータ通信にも対応可 Wi-Fiとモバイルデータ通信
通信制限 光回線なら通信制限がほとんどない モバイルデータ通信には通信制限がある
通信契約の違い 光回線は世帯ごとに契約する モバイルデータ通信は個人ごとに契約する
YouTubeプレミアム料金 通常 iOSアプリからの登録だとApple税がかかる
液晶面積 23インチの場合は約1450平方センチメートル 約70平方センチメートル
ベゼル やや狭い かなり狭い
グレアorノングレア ノングレアが主流 グレアが主流
重さ ノートなら1Kg~2kgが主流 180g前後
入力方法 キーボードとマウスorタッチパッド タッチパネル
入力速度 キーボードは速い 遅い
カメラの役割 顔認証やオンライン授業など自分を撮るもの 外部を撮るのに適す
電車内での操作 普通の通勤電車内でPCを使うとうざがられる キーボードがない分だけ使いやすい
歩きながらの操作 歩きノートパソコンは無理がある(迷惑行為) 歩きスマホは一応可能…
使用時の姿勢 自由度が低い 自由度が高い
机に置かず空中で片手で使用 ×
周辺機器や部品の使いまわし デスクトップなら◎、ノートなら▲ ×
GPSの有無 ついていないのが普通 標準搭載
バイブレーションや着信音 振動機能はほぼないし着信音は使わない よく使う
職場の状況 職場ではパソコンが基本で、スマホは連絡系統に使いやすい
分解の難易度 分解のしやすさは、デスクトップ>>ノートパソコン>スマホ
拡張性 拡張性の高さは、デスクトップ>>ノートパソコン>スマホ
端子の数 端子の数は、デスクトップ>ノートパソコン>スマホ
忘れ物の可能性 スマホは小さくて忘れ物になりやすいが、ノートパソコンは忘れにくい
目の疲れやすさ スマホ>パソコン(スマホのほうが目と距離を近づけやすいため疲れやすい)
スマホにあってPCで使いにくい機能 (後述)

このときの論点は以下の5つ。

  • 入力のしやすさ
  • 画面の見やすさ
  • 機械および通信の速度
  • 価格(料金、寿命)
  • スマホにあってPCで使いにくい機能

結論から言うと、自宅やオフィスなど固定された場所で使うのならデスクトップパソコンがいい、電車やカフェ、大学など外出先で使うのならスマホかノートパソコンがいいという感じです。

また消費者として使うならスマホだけで十分ですが、生産者として使うならパソコンでないと話にならない、という観点もあります。

どういうことかわかりやすく解説していきます。

パソコンとスマホ、どっちがいい?【違いは何なの?】

まずは設計思想の違いについて。

そもそもスマホは「自動車の車載電話⇒ガラケー⇒スマートフォン」という進化をたどってきましたが、現代のスマホは電話機の延長というよりパソコンに近い構造をしています。

たとえばAndroidやiOSというスマホ向けOS(基本ソフト)はパソコンと似たようなシステムですから、スマホは「小さなパソコン」ともいえます。

現代のスマホは電話機能は二の次でかなり多機能になっているのです。

入力速度の違い

フリック入力
入力手段の基本は、スマホではフリック入力、パソコンではマウスとキーボードによる入力です。

フリック入力の達人とキーボード入力の達人とでは約1.5倍も日本語の入力速度が違います。

もし「スマホのほうが文字入力は速い」と言っている人がいったら、それは単にキーボード入力の量が足りないだけ。

Windowsのキーボード

とくに日本語の文章はひらがなから漢字への文字変換があり、これはキーボードのスペースキーやタブキーを使うほうが速いのです。

他にもF1~F12までのファンクションキー、シフトキー、タブキー、コントロールキーは便利です。

フリック入力だと予測変換に頼りがち。

キーボード入力は慣れればキーボード(手元)は見ずに画面だけ見て両手を使えます。これはタッチタイピングと呼ばれます。

フリック入力でも両手入力はできますが、キーボードと両手を使ったタッチタイピングには根本的にかないません。

使用時の環境と姿勢の違い

スマホはトイレや風呂、電車内、就寝前の寝床でも使いやすいです。

迷惑や不健康という批判はありますが、寝転んだままや歩きながらでもスマホは使えます。

しかし、パソコン(とくにデスクトップ)は使用時の環境と姿勢が限定されやすいです。

これもキーボードの有無が大きく作用しています。キーボードがあると寝転んだまま操作しにくいですし、普通の通勤電車内では邪魔になるんですよね。

とくにゲーミングノート(ハイスペックのノートパソコン)は発熱が大きいから、ふとんみたいな発火しやすいところで使うのは危険。

画面サイズの違い

平均的なスマホの液晶サイズは縦11cm、横6cmくらいで面積は約70平方センチメートル。

スマホは小さいですから画面一つにつき一つのアプリかサイトを眺めるだけです。

いちいち画面を切り替えるのもパソコンに慣れた人からすると面倒。

スマホはスクロールしないと多くの情報に出会いにくいよ。
スクロールしなかったところに出ている情報は切り捨てられるということだね。
パソコンの画面は網羅性が高いから、そういうのは少なくなるんだけどね。
スマホとタブレットとパソコンのサイズ比較

スマホとタブレットとパソコンのサイズ比較

一方、PCデスクトップモニターのサイズは縦51cm、横28.4cmくらいで面積は約1450平方センチメートル。

パソコンの液晶サイズはスマホの約20倍もあるのです。2画面にするのも簡単。

ノートパソコンだともう少し小さいですが、それでも動画やゲームの迫力はスマホに比べると段違い。

しかもパソコンは高性能のCPUとメモリとグラフィックボードと冷却装置を搭載できるなど処理速度もスマホよりも上です。

これによって複雑なオンラインゲームも快適に動作できます。

ゲーマーではなくても、たとえばパソコンの左画面はMicrosoftエクセル、右画面はGoogle検索と株価ボードの計3つを同時に起動・閲覧することができます。

マルチウィンドウの例

2画面でのマルチウィンドウの例:左からGoogleスプレッドシート、Thunderbird、Yahoo!トップ、YouTube

たとえば大学生がレポートを書くにしても、オンライン授業とMicrosoft WordとGoogle検索を同時表示しながらキーボードで入力するほうが速いです。

こういう多画面の同時表示はパソコンでないとほぼ不可能。

つまり、遊ぶにしても仕事にしてもパソコンのほうが効率的なのです。

YouTubeのスマホ版とPC版の違い

PC版YouTubeなら18以上のサムネイルを一度に表示させて動画選択が可能

スマホではスクロールしないと表示できない情報でもパソコンでは一気に表示できるように網羅性が段違いだよな。

SPIの試験結果はスマホとパソコンで違う

統計にもパソコンの優位性は表れています。

たとえば、大学入試センター試験の現代文をスマホ画面で解くのとパソコン画面で解く光景を想像してみてください。

どちらが速いかといえば、どう考えてもパソコンのほうが速いでしょう。

最近の就職試験の中にはスマホからでも受験できるタイプもありますが、同じ問題ではパソコンで解いたほうが統計上の正解率は上がることがわかっています。

原因としては、選択肢ボタンの押しやすさ、問題文全体の読みやすさ、スクロールのしやすさなどが影響しています。

そのため就職試験の中には公平を期すためにパソコンでしか受験できないタイプもあるくらい。

これは就活大手のリクルートも公式に出している見解です。

Twitterで妙なリプを連発している人は、文章の一部分だけを切り取って都合のいい解釈をしているだけであって、文章全体の主旨や行間が読めていないんじゃないかと思います。

遅いパソコンを経験したからって嫌いにならないで

この記事を読んでいる中高生の中には「オレ・私が通っている学校のパソコンは動作が遅くて使いにくかった」という感想をもっている人もいるでしょう。

それは学校のパソコンが「古いCeleron、メモリ4GB、HDD」みたいな低スペックだったからかもしれません。

将来有望な若者に低スペックPCを押し付ける構造は日本の役人や国産パソコンメーカーに問題があります。

そういう低スペックしか知らない人が現代の標準スペックである「Core i3(Ryzen3)~、メモリ8GB~、SSD」を使うとパソコンへの感想は変わるはずですよ。

ぜひお試しあれ。

本体価格の違い

次は本体価格の違いについて。

パソコン本体の価格は中古で2~5万円、新品で5~12万円くらいが目安となります(もっと高い機種もあります)。

一方、スマホ本体の価格は新品で2~12万円くらいが目安となります。

スマホ本体の価格は月額料金として分割請求される場合があるため把握しづらい面もあります。

最近のiPhoneは価格が上昇傾向だよな。
iPhoneはスマホにしては性能も高いから値段も高い。
最新のiPhoneは多くの人にとってオーバースペックかもね。

通信料金と決済体系の違い

一般に日本人のスマホ料金は1ヶ月あたり2000~1万円くらいでしょう(端末代の分割払いは含まない)。

スマホは個人単位で通信契約しますから内部にはSIMカード(加入者識別カード)が入っています。

スマホで買い物を決済すると、その料金はスマホの名義人に請求されるのです。

suica新型自動改札

それにスマホは片手で持ち歩きつつ液晶画面を下(読み取り部分)に向けてタッチしやすいです。

スマホは「おサイフケータイ」をはじめとして決済系の機能・アプリが優れているのはこのため。

※スマホ料金は格安スマホかそうでないかで差があります。

※たとえばYouTubeプレミアムについてiOSからの登録だと、俗に言うApple税(アプリ手数料)がかかります。スマホ、とくにiPhoneは独自の上乗せ料金があるのが厄介です。

一方、パソコンに多い通信体系である光回線の料金は世帯ごとに契約します。

たとえば光回線の料金は1ヶ月あたり3000~6000円くらいですし、速度も安定して速いです。

つまり光回線は、大人数で利用する家庭や法人だと1人あたりの料金に割安感が出てくるわけ。

そう考えると、大人数の家庭にとっては光回線の料金よりもスマホ料金のほうが高いといえるでしょう。

光回線を契約するならスマホ料金が割引になるパターンで申し込むのがおすすめ。

光回線で具体的に何台まで接続できるかは事業者や環境によって違います。

ちなみにパソコンのインターネット接続はホームルーターやモバイルWi-Fiルーターを使うことでもできます。その通信料は1ヶ月あたり3000~5000円くらい。

寿命の違い:スマホは電源ONの時間が長い

基本的に起床~就寝までのスマホは電源ONの待機モード(スリープ)になっているはずです。

電話着信やLINEへの対応、時刻確認などを素早く行うのなら電源ONにするしかないですから。

つまり、1日の大半においてスマホはあなたが直接手にしていないときでも電力や各部品は微妙に消耗しています。ノートパソコンのスリープも似たようなもの。

しかし、デスクトップは旅行や出張などで自宅に長く帰らない場合、電源をOFFにしておけば消耗を避けることができます。

スマホのバイブレーションや着信音も少し電力を消費するんだよな。
パソコンのバイブレーション機能は一部のコントローラーについているくらい。着信音は基本的に使わない傾向にある。

デスクトップパソコンは経済的

またパソコン、とくにデスクトップは簡単に分解でき、自分好みのパーツに入れ替えたりグレードアップさせることができます。

モニターを複数つないだり、ペンタブレットやゲーム用コントローラーなども接続することができます。

古いパソコンで使っていたパーツを、次に買ったパソコン内部のパーツへと使いまわしたりもします。

つまり、デスクトップは電源オフの時間がかなりあってパーツ交換がしやすいため寿命を延ばしやすいのです(=デスクトップは経済的)。

スマホユーザーばかりの家庭であっても、管理人が家庭内の共有端末としてデスクトップをおすすめするのは、デスクトップは大きくて見やすいうえに経済的だから。

スマホでも外部機器の接続はできますが、パソコンに比べると数は少ないです。

またスマホでも内部のパーツを入れ替えることはできなくありませんが、それなりに技術がある人でないと難しいですし、パソコンほどパーツの選択肢がありません。

パソコンとスマホはどっちがいいか【生産者と消費者】

パソコンとスマホの違いを知るうえで大切な視点は、スマホユーザーは消費者にしかなりにくい一方で、パソコンユーザーは消費者と生産者の両方になれるということ。

たとえばスマホでも動画を見ることはできますが(=消費者の視点)、スマホに高度な動画編集ソフトを入れて素早く編集するのは難しいです(=生産者の視点)。

この点、パソコンなら高度な編集を素早く行うことができます。

他にも長い文章、ブログ、イラスト、音楽、アニメ、動画、デザイン、会計処理、データ分析、プログラミングなどの制作はパソコンのほうが速度が明らかに速いです。

みんなが好きなスマホ向けゲームもパソコンを通じて開発されています。

単にコンテンツを消費するだけならスマホでも間に合いますが、生産者としての仕事をしたいのならパソコンが必要なのです。

自分の成果物を世の中に出せるってワクワクする。
消費してばかりだと飽きるんだよね。
クリエイティブな才能を開花させるなら、やっぱりパソコンだよな。才能があるのにパソコンを使わない人はもったいない。

高度な動画編集や音楽制作を行うにはパソコンの中でも上位機種が必要。

パソコンスキルは経済格差にもつながる

社会人として仕事で電子機器を使うのなら学生時代からパソコンに慣れておくべきですから、中高や大学ではパソコン関連の授業があるわけ。

KDDIみたいな携帯キャリアの従業員やSonyみたいなスマホメーカーの社員でもオフィスでの仕事はパソコンを使うのが普通です。

学生や社会人はパソコンスキルの有無によっても経済格差ができそう。
デスクトップを分解していると機械への興味もわいてきてメーカーの研究・開発部門に就職したくなる。でもスマホは分解しにくいから、そういう分野への興味がわきにくい。
そういう興味をもつか否かも経済格差につながりそうだな。

スマホにあってPCで使いにくい機能

スマホは外出先での簡易的な連絡や確認、娯楽に向いています。

具体的には、道端で電話する、カーナビにする、内蔵カメラで自分以外を撮る、通勤電車内で時刻を確認する、簡単なゲームをする、おサイフケータイなど。

どれも消費者的な視点であり、ノートパソコンでは使いにくいところですね。

たとえば最近のスマホにはGPSが標準的に搭載されているため、スマホから消防や警察に通報すると場所も自動的に伝わる場合が多いです。

パソコンでも環境を整えれば電話できますが、パソコンを使って道端から電話している人は見たことがありません。Skypeを使っての通話はありふれていますけどね。

さらにパソコンの内蔵カメラはオンライン会議やオンライン授業に使うものであって、自分以外に向けて上手く撮るのは難しいです。

パソコンでの顔認証は顔認証対応のカメラでないとできません。
電車内で現在時刻を確認するだけならスマホのほうが便利だよな。

まとめ:日本人はiPhoneを買えなくなるだと…?

パソコンは大量の情報とともに複雑な作業をすすめることに向いています。

会社や役所の実務、そして大学ではパソコンばかりが使われる理由が見えてきたでしょう。

しかし、先進国の中でもとくに日本の若者はパソコンの所有率・使用率は低いです。

これでは外国の若者や企業に負けてしまいますから、とくにパソコンができる中年男性は若者および日本の将来を心配しているんですよ。

これに関して一般にスマホのシェアは先進国ではiPhoneとAndroidが同じくらいですが、途上国ではAndroidが上回ります。

なぜならiPhoneの価格は高いため、先進国以外の国民は経済力がなくて買えないからです。

しかしというか当然というべきか、今の日本の若者がスマホばかり使ってパソコンがますます使えなくなると日本全体の経済力が下がって日本の一般人はiPhoneを買えなくなるかもしれません。

iPhoneを買いたいのならスマホで消費ばかりしておらず、iPhoneをもてるだけの経済力(とくにパソコン能力)がないといけないのです。

スマホとパソコンではコストに大差がない以上、日本の若者にもまともなスペックのパソコンが必要です。

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