パソコン選びで最も重要なのは動作速度。つまり中身です。
しかしながら、同じような価格と動作速度なら、かっこいいほう、あるいはかわいいほうなど見た目がいいほうを選びたいもの。
そこで今回は「パソコンに関するかっこいいモノ」を紹介します。
「かっこいい」の基準は人によって違いますが、なるべく多くの人が「かっこいい」「かわいい」と思えるモノを紹介しますよ。
かっこよさ重視で選ぶことの注意点も少しあります。
タップできるもくじ
かっこいいパソコンの条件【かわいい場合あり】
かっこいいパソコンにありがちな特徴
- 金属ボディ
- ノートなら本体厚は薄い
- AppleやSonyのような超有名企業による高いブランド感(SonyはPC事業から撤退したが…)
- 画質が高い
- 画面はグレア
- ベゼルが細い
- キーボードはUS配列(英語配列)
- 淡い色
- 自分で組み立てた満足感
- タッチパネルという機能美にも注目
- ゲーミングデスクトップPCは片側側面が透明で内部が光るタイプに人気があるが、光るのを嫌う人もいる
かっこいいPCメーカーと機種シリーズ
- AppleのMacBook(アメリカ)
- MicrosoftのSurface(アメリカ)
- VAIO(日本)
- DELLのXPS(アメリカ)
本社や設計はアメリカでも製造国は中国だったりします。
Apple製品やVAIOは価格が高くで、SurfaceやXPSはそれより少し安いです。
DELL XPSは金属ボディで薄い
↑の画像はDELLというメーカーのXPSというノートPC。
「なんだ、普通のノートPCやん」と思うかもしれませんが、ちょっと違うんです。
XPSシリーズのボディは基本的にアルミニウムを削ってつくったもの。キーボード側の黒い繊維は繊維強化プラスチックです。
一般に価格が安いノートPCはボディの材質がプラスチックですが、高いノートPCのボディはアルミニウム合金やマグネシウム合金でできています。合金系のボディはプラスチック系よりも高級な質感でかっこいいですよ。
プラスチックボディは金型で安く大量生産しやすいのですが、合金系のボディは金属を削り出してつくるのでコストがかかりやすいのです。
合金類はプラスチックより丈夫であるため本体の厚さを薄くしたり、モニターのベゼル(額縁部分)も細くしやすいといえます。
ノートPCの本体厚は薄いほうが、さらにベゼルは細いほうがかっこいいですよ。
新型XPSのデザインは賛否両論あり
上の画像はDELL XPSの中でもとくに新基軸を帯びた製品です。
というのも一般にノートPCのキーボード下側中央の場所といえばタッチパッドがありますが、この機種はキーボード下側全面がタッチパッドになっているのです。
さらにファンクションキーまでもがタッチパネル化しています。
このあたりは賛否両論あるでしょう。
高級PCは箱までかっこいい件
高くてカッコいいPCは商品箱までもカッコいい傾向があります。Apple製ならヤフオクで500〜3000円くらいの値がつきます。
箱の開閉部分のフタにはちょっとした磁石が入っている場合があり、それは閉じる時にくっつきます。
高いPCの箱は白か黒で塗った厚手の箱ですが、安いPCの箱は薄手の茶箱が多いです(箱に塗装なし)。
Apple製品にも金属素材が浸透しつつある
あの有名なMacBook(AppleのノートPC)もアルミ削り出しボディです。
MacBookの価格が高いのは性能が高いのはもちろん、カッコよさにもこだわっているからだといえます。
ちなみにiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxにはチタンボディが採用されており、チタンボディはかっこいいという評判をよく聞きます。
チタンは航空機にも使用される価格が高くて、金属の割には軽めの高級感ある素材です。
MacBookの背面ロゴは光るほうがかっこいい?
AppleのMacBookは一昔前のバージョンだと背面ロゴが光ったのですが、最近は光らないバージョンになってきています。
ロゴは光るほうが個人的にはかっこいいと思っています。
iPhoneもMacBookも画面がキレイ:グレアの罠
iPhoneもMacBookも基本的に画質が高いことで有名。これは価格の高さにも反映されています。
しかし、クリエイターじゃない人が、そういう画質の高い機種を使うことはオーバースペックともいえます。
参考記事
またMacBookの画面は基本的にグレアですから、見栄えはいいものの、暗くなったときに自分の顔が映り込みますし、目は疲れやすいです。
これは賛否がわかれるところ。
参考記事
iMacは一体型デスクトップPCの中では別格感がある
基本的に私は一体型デスクトップPCを以下の理由でおすすめしていません。
しかし、AppleのiMacは一体型デスクトップPCの中でかっこいいことは確かです。
なんというか未来的でファッショナブルな感じがします。通常のシルバー色のほかにも淡い原色のiMacも発売されています。
まあ、iMacがかっこいいのはいいとして上記のデメリットはぜひ知っておいてほしいですけど。
US配列はかっこいいか
Microsoft Surfaceもよく「かっこいい」といわれるノートPCです。
材質はアルミボディの場合もあれば、ほかの素材の機種もあります。
ここでポイントになるのはUS配列(日本語配列も選べる)。すなわちキーボードの印字に日本語・ひらがながないのです。
このほうが見た目はかっこいいかもしれませんが、使うにはちょっと不便な面もあったりします。
逆に日本人で母語は日本語なのに日本語配列のほうが使いにくいという人もいますけどね。
タッチパネルとかいう機能美
「MacBookとSurfaceは似ている」といわれることもあります。
しかし、基本的にMacBookはタッチパネル対応ではない一方で、Surfaceにはタッチパネルが搭載されている機種もあります。
タッチパネルとは画面に直接指で触れて操作できること。要するにスマホ感覚でも動かせるPCです。
こういうタッチパネルは一種の機能美ともいえます。
タッチパネルが搭載されている機種はタブレットとキーボードに分離できるか、タブレットに変形できます。
これは「2in1PC」とも呼ばれます。
参考記事
DELLのALIENWAREゲーミングデスクトップPCもかっこいい
DELL製品といえば基本的に安いことで有名ですが例外もあります。
というのも、DELLのゲーミングデスクトップであるALIENWAREはかっこいいのですが、ケースがほかに類を見ない先進的なデザインだけあって他メーカーよりも価格が高いのです。
DELL ALIENWAREのデスクトップ白色キーボードはかなりかっこいいと思っています。
光り方も調節できますよ。
上の画像はDELLが東京都の代官山で展示会を開いた時の案内オブジェです。
この青いオブジェのデザインもゲーム仕様っぽくてかっこいいと思っています。
DELLベアはかわいい件
DELLベアはDELL製品の宣伝をしているテディベア(くま、熊)型キャラです。
このDELLベアはヤフオクやメルカリでも手に入りますが、DELLのアンバサダーという制度に登録するともらえる機会が当たることがあります。
キャラ系PC:ムーミンとタイアップしたVAIO
「ムーミンとコラボレーションした『VAIO F16・F14』がVAIOストア限定で登場! 12月21日午前9:59まで『発売記念キャンペーン』で15%OFF!」 ソニーショップ★テックスタッフ|https://t.co/1kPeaEzTNP#ノートパソコン #ムーミン #VAIO #VAIOF16 #VAIOF14 pic.twitter.com/X9KVC66Udc
— ソニーショップ☆テックスタッフ (@tenin_sato) December 1, 2023
エヴァンゲリオンとタイアップしたASUS
ASUSのゲーミングブランド“ROG”が『エヴァンゲリオン』アスカと2号機EVA-02とのコラボ製品を発表
赤とオレンジのカラーリングがかっこいいPCケース、マザーボード、AIO クーラーなどが展開。キーボードやマウスなどのゲーミングデバイスも登場。#エヴァ
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— ファミ通.com (@famitsu) September 20, 2023
ガンダムとタイアップしたASUS
更新:前面のガンダムが光る!ASUSケース「ROG Strix Helios」にコラボモデル、重量18kg https://t.co/pyoRiUrOAh #自作PC #ASUS #機動戦士ガンダム pic.twitter.com/ocx0G3DKTc
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba) March 25, 2021
HPの木目PCからは上品さが漂う
HPという大手PCメーカーは見た目の一部が木目調のノートPCを発売しています。
これは「かっこいい」というよりは「上品」という感じでしょうか。
淡い色のほうが高級感がある
上側の画像はASUSの低スペックノートPCで、下側はMacBookです。
ASUSのほうが「赤色が濃すぎ」と思う人が多いでしょう。私も同じ。
色が原色系で濃すぎると、おもちゃっぽく見えるなど、かっこよく見られにくいです。
一方、MacBookのような淡い(薄い)色からは高級感が感じられます。
色は同系色でまとめたほうがかっこいい
たとえばデスクトップPCの本体色が黒なら、モニターもキーボードもマウスも同系色でまとめたほうがキレイに見えやすいです。
デスクトップモニターは白色が少ないですけどね。
VAIOのブランド魔力
VAIO製ノートPCって正直言って、HP、DELL、Lenovoといった大手外資系メーカーよりもスペックの割に価格が高いです。
しかし、VAIOにはあのSonyから受け継がれた高級ブランド感が漂っています。まあVAIOは耐久性も高いですけどね。
それにVAIOのノートPCを使っている人は珍しいですから、もし近くにVAIOユーザーがいたら2度見してしまいそうです。
ちなみに上記画像のようにVAIOノートPCの天面は文字で「VAIO」と表現されていますが、MacBookの天面はおなじみのリンゴロゴだけで文字表現はありません。
文字表現がかっこいいか、文字なしのロゴだけがいいかは好みがわかれるところです。
シール類のカッコよさ:インテルevo
Windows系のノートPCはパームレスト付近に上記のような搭載CPUのシールが貼ってあるはず。
左側がインテル製CPU、右側がAMD製CPUのシールです。
個人的にはシールのデザインについてはインテルのほうがかっこいいと考えています。
しかし、一部のインテル製CPU搭載機種は「intel evo」といって新しいタイプのシールがついています。
これはこれでカッコいいでしょう。
参考記事
自作PCは自作ゆえの満足感がこもっている
上記画像のデスクトップPCは私が自分で組んだPC。いわゆる自作PCというやつです。
正直言って私の自作PC以上にもっともっとかっこいい自作PCは数多く存在します。たとえば水冷にこだわったデスクトップPCはかっこいいです。
しかし、自分で組んだ自作PCというのは自分だけの特別な思いがあります。
そういう思いがあると、主観的にはカッコよく見えるというわけ。
一般にデスクトップPCの色といえば黒か白が多いですが、自作PCならかわいいピンク色のケースでも組めます。
光り方は白色か七色か
最近のノートPCはバックライトが光るタイプが結構あります。
光り方は七色、白色、ランダム七色、その他単一色のどれか。
ゲーマーなら七色がテンションが上がるともいわれています。
マウスの形状は賛否両論あり
AppleのMagic Mouseは、本体厚が薄い、クリックボタンが1つ、という珍しい特徴をもっています。
一方、下側のゲーミングマウスは左クリックと右クリックに加えてホイールがあり、両サイドにもボタンがあります。
ホイールはブラウザを上下スクロールするのに使います。サイドのボタンはブラウザを戻ったり進んだりするのに使います。
ここで重要なのは使い心地とかっこよさの関係です。
一般的にAppleのMagic Mouseのほうが「かっこいい」といわれそうですが、使いやすさはゲーミングマウスのほうが上です。
AppleのMagic Mouseはデザインおよび機能がシンプルすぎるため、むしろ使いにくい感じです。
「シンプルイズベスト」とはいいますが、シンプルにしすぎると使いにくくなることもあるのでしょう。