PC選び

パソコンの型落ちとは?【デメリットは小さいよ】

情報機器の世代

新世代が発売されるとそれまでの世代は旧世代になる

型落ちとは新しい製品が出たために古い形式に成り下がった製品のこと。

それは基本的に売れ残った製品であり不良在庫になりかけていますから、メーカーとしては価格を下げて早いところ売りたがるのです。

型落ち品は少し古い製品ではあるものの、新品を指す場合が多いです。

型落ちの正確な定義はないため、具体的にどのくらい古いかは個別に確認してください。この古さの基準はCPUの世代が要点になります。

そもそも個人向けパソコンの場合、1年間につき春と秋の2回にわたってニューモデルが発売されます(夏や冬がニューモデル発売のメーカーもあり)。

法人モデルはそれよりも発売間隔が広いよ。

今が2025年11月だとすると、2025年春モデルは10万円なのに、2024年春モデルの型落ち品は7万円なんてこともあります。

基本的に型落ち品はおすすめできるのですが、ちょっとしたデメリットや注意点もあります。

今回は買い方や出回る時期も含めて型落ちパソコン(ノートパソコンもデスクトップも)について解説します。

DELL XPSノートPC

DELL XPSノートPC

型落ち品の販売においてお店やメーカーは「このパソコンは型落ち品です」と訴求しているとは限りません。

型落ち品か否かはCPUという頭脳部品が古い世代か否かが見分け方として有力。

パソコンの型落ちとは?【デメリットは小さい】

  • 受注生産と見込み生産
  • どこの部品がどれだけ型落ちか
  • 型落ち品が出やすいメーカーと時期
  • 型落ち品の買い方

まず知っていただきたいのは、パソコンの生産は受注生産と見込み生産があるということ。

受注生産とは顧客から注文が入ってから組み立てること。

見込み生産は顧客から注文が入る前に適当な台数を生産すること。

どちらを重視するかはメーカーによって違います(両方こなしているメーカーも多い)。

ここで注目すべきは、もしメーカーが家電量販店で大量に露出して売ることを重視するなら見込み生産に力を入れるべきだということ。

家電量販店では客はパソコンを買ったら現品をすぐに持ち帰りますから、見込み生産が適しているのです。

しかし、見込み生産は生産台数・在庫数が過大になってしまうというリスクがあります。

そこでメーカーは古い在庫をいつまでも大量に抱えていたくないため安い価格で放出するわけ。これが型落ち品です。

この場合の型落ちパソコンはどの部品も古いです。

受注生産型のメーカーにも型落ち品はある

スリムタワー分解のマザーボード

そもそもパソコンメーカーは、CPU、マザーボード、メモリ、ストレージ、電源といった主要部品を外部の部品メーカーから調達して自社工場で組み立てるのが基本です。

それらのパーツにはさまざまなグレードがあり、ユーザーはある程度選ぶことができます。

こういう生産体系だと、受注生産メーカーによる受注生産PCだとしても特定のCPUだけは売れ行きが悪かったために古い世代に成り下がってしまうことがあります。

そのため受注生産メーカーも型落ち品を販売することがあります。

つまり見込み生産としての型落ち品はどの部品も古くなるのに対して、受注生産としての型落ち品は数少ない特定の部品だけが古いモデルになりやすいのです。

中古パソコンだと何年も前のモデルが多いけど、型落ち品は1年くらい前のモデルが多いよ。

CPUの型落ちはどこまでが許容範囲か

CPUとはパソコンの頭脳にあたる装置のこと。

CPUは同じ型でも世代差があり、それは新しい世代ほど価格が高くて高性能です。

CPUの世代の見方

たとえば現在の最新世代はインテルの第14世代だとします。この場合、第14世代のCPUを搭載したパソコンが普通の新品、第11世代CPUを搭載したパソコンは型落ちという感じです。

インテル第12世代はコスパが高いため型落ち感が低いですね。

でも、メーカーによっては3世代前のCPUを搭載したパソコンを新品として放出している場合もあります。

  • 2024年発売のPCだけどCPUは第13世代
  • 2023年発売のPCでCPUは第14世代

上記の場合、CPUの世代だけを見ると、より古い時代に発売されたPCに搭載しているCPUのほうが新しいのです。

要するにパソコンの型落ち感は発売年度だけでなく搭載しているCPUの世代も考えるべきだということ。

最新の重いゲームやクリエイターソフトを快適に動かすにはある程度の性能が必要な以上、新しい世代のCPUがおすすめ。

それらをやらない人は多少古くても大丈夫ですよ。

型落ち品のデメリット

型落ちパソコンには次のようなデメリットと注意点があります。

  • パソコン全体が型落ち、それともいくつかの部品だけが型落ち
  • カスタマイズの幅が通常よりも狭い、あるいはできない
  • 販売台数が少ない
  • 発売時期がよくわからない
  • もともとの価格が高いメーカーだと、型落ち価格になっても割安感が乏しい

とくに見込み生産としての型落ち品は、すでに存在する在庫としての完成品を安く売りさばくという主旨なのでカスタマイズの幅は狭い、あるいはできません。

通常であればパソコンのカラーやメモリは選べるはずなのに、型落ち品だと選べない場合があるのです。

型落ちPCの買い方:型落ちが多いメーカー

型落ちパソコンが多いのはNECや富士通など家電量販店に多く流通しているメーカーのパソコンです。

まあNECや富士通にしても型落ち品の販売台数はかなり限られていますが。

型落ちパソコンが出やすい時期

型落ちパソコンは、最新モデルが登場したときに古いモデルが売れ残っていると放出されるもの。

したがって、型落ちパソコンは新製品が発売されやすい時期(春と秋、あるいは夏か冬)の少し前のタイミングで出現しやすいです。

それは春や冬の大型セール期と重複していたりもします。

このあたりの具体的なタイミングは、そのときの需給(需要と供給)やメーカーによって異なります。

型落ちパソコンの中でも人気のある色は早く売り切れやすい。

重要:型落ちだとしてもお買い得とは限らない

型落ちパソコンのすべてがお買い得価格とは限りません。メーカーによっては型落ち品でも高いパソコンがあります。

したがって、消費者としては型落ちか否かでパソコンを買うのではなく、スペックの割に安いか高いかを気にするべき。

当サイトのまとめ記事で示しているノートパソコンと、デスクトップPCは基本的にスペックの割に安いものばかりです。

販売期間や販売台数が限定されているものも多いですけどね。

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