ネット環境

GoogleとBingの違いをわかりやすく比較

このページでは検索エンジンとしてのGoogle(グーグル)とBing(ビング)の違いについてわかりやすく解説します。

まずはその前提知識を簡単に示します。

GoogleとBingの違いをわかりやすく比較

開発・運営企業名 検索エンジン名 ブラウザ名
Google
(親会社はAlphabet)
Google検索
(俗称:Google先生)
Google Chrome
(通称:Chrome、クローム)
Microsoft Microsoft Bing
(通称:Bing)
Microsoft Edge
(通称:Edge、エッジ)

そもそも検索エンジンとはインターネットの世界にあふれる膨大な数の情報についてページごとに検索順位をつけるプログラムのこと。

たとえば「ヤフー」と検索したときに「ヤフー」という言葉が入ったインターネット情報を探り、結果として「Yahoo!JAPAN」を1位に順位づける仕組みが検索エンジンです。

ちなみにGoogleもBingも検索最上段付近に出てくる広告枠サイトは詐欺の場合がありますのでお気をつけください。

ブラウザの意味は別ページで解説

ヤフージャパントップ

ヤフージャパンのトップページ

おもなブラウザ

次にブラウザ(ウェブブラウザ)とはインターネット上のページを閲覧するためのソフトウェアのこと。

ブラウザはたとえば「Yahoo!JAPAN」「Amazon」のようなインターネットにおける各ページを表示します。

要するにインターネット情報を探して順位をつけるのが検索エンジン、インターネットの各ページを閲覧するソフトがブラウザです。

ChromeでBingを使うことや、EdgeでGoogle検索を使うことも普通にできます。

Googleはアメリカの大手インターネット広告企業、Microsoftはアメリカの大手ソフトウェア企業ですが、両者の事業分野は広い範囲に及んでいるため重複も結構あります。

検索エンジンのシェアはGoogle以外が少し上昇傾向

日本における検索エンジンのシェアは、

  1. Google矢印約77%
  2. Yahoo!Japan矢印約8%
  3. Bing矢印約16%
  4. その他(DuckDuckGo、Baidu、Yandex)

となっています。

Yahoo!Japanの検索アルゴリズムはGoogleとほぼ同じですから、実質的には日本におけるGoogleの検索シェアは約8割5分にのぼります(アメリカのYahoo!はBingのアルゴリズム)。

アルゴリズムとは:検索はアルゴリズムに沿って行う

アルゴリズムとは数的な手順のこと。

検索結果の順位は、それまでの検索ユーザーが滞在した時間(長ければユーザーの満足度は高い)、記事の文字数、記事公開・更新の年月日など実に多くの要素からできています。

そういった多くの要素をもとに検索エンジンが検索結果に順位をつけていることはアルゴリズムの一例です。

インターネットには膨大な量の情報があるため、基本的にはコンピューターが自動的に情報を処理して順位をつけます(一部に手動ペナルティあり)。

検索エンジンのアルゴリズムについて人間に置き換えた例を挙げると、合コン中の人が異性を経済力、容姿、年齢、性格、雰囲気など多くの要素にもとづいて候補の異性に順位をつけることがあてはまります。

結婚とアルゴリズム

結婚を意識している女性だと経済力重視が多いでしょうが、容姿重視の女性も中にはいるでしょう。異性の選び方のアルゴリズムは人によって違うのです。

検索順位を決めるアルゴリズム

以上が充実しているほど検索順位は上に来やすい(ほかにも要素あり)

アルゴリズムが違うと検索結果も違う

GoogleとBingでは運営元が違いますから検索結果を出す際のアルゴリズムもまた違い、それによって検索結果はズレているのです。

たまにBingでは検索1位の記事がGoogleでは検索圏外なんてこともあります。

そこでこのページではGoogleとBingの違いをわかりやすく比較した分析結果を示します。

なお各検索エンジンのアルゴリズムは刻々と変わりますし、すべて公にされていませんから主観的な推測の面を含むこともご理解ください。

検索アルゴリズムを公開すると、サイト運営者に変に対策されてしまうからトップシークレットになっている。

昔はGoogle検索のほうが優れていましたが、今では分野によってはBingのほうがまともですし、両者とも利用は無料ですから併用するのがおすすめです。

初期ブラウザ 初期設定の検索エンジン
Windows搭載製品 Edge Bing
Android搭載製品 Chrome Google
Chrome OS搭載製品 Chrome Google
Apple製品 Safari Google

Google検索の特徴

Google検索の大まかな特徴

  • 個人サイトより権威ある法人サイトを上位にしたがる(名高い企業、公的機関、大学が上位に来やすい)
  • 公式サイトを最上位にしやすい
  • YMYLが強い(YMYLとは金融や健康に関するジャンルの通称であり、その分野の検索上位は権威ある法人サイトばかり)
  • ポリコレが割と強い(政治的偏見に厳しめ)
  • たとえば「なんJ、野球」と検索すると「2chまとめ、野球」とGoogleは解釈しやすいように検索ワードを抽象的に処理しやすい(Bingで同じワードを検索すると「なんJ~」というサイトから「野球」が入った記事を示しやすい)
  • 被リンクやドメインの質を重視(被リンクとは外部サイトにリンクが貼られていること)
  • 検索結果の該当個別ページだけでなくサイト全体の評価を重視
  • Googleによる検索エンジンのアップデート期間中は検索順位が不安定だが、そういう期間ではないときの検索順位は割と安定している
  • Google検索のアップデートは世界中のネット関係者が注目する(ネット集客中心の企業はアップデートによって検索順位が変わるから売上も10~80%変動しうる)
  • 検索エンジンがGoogleであれば、主要ブラウザ(Chrome、Edge、Safari)では検索結果に差がない
  • たとえば「パソコン、選び方」のように2語以上で検索するとき、「選び方、パソコン」のように語順を変えても検索結果は少ししか変わらない

ドメインについて補足

NTTドコモのドメイン

ドコモのドメイン

たとえば昔のジャニーズ事務所にはMという超人気アイドルがいました。しかし、このMは事務所から独立したら露出と人気は暴落しました。

つまり、Mの露出と人気はジャニーズ事務所があってこそのものだったのです。

ネット記事についても、まったく同じ記事内容だとしても、無名の個人ブログに掲載されているのと、有名な企業や省庁に掲載されているのとではGoogleの検索順位はかなり違います。

Googleは有名な企業や省庁のサイトに掲載されていることを大きく評価しやすいからです。

その分野で事業を展開し登記している企業、とくに上場している大企業、省庁、知名度が高い、Googleに広告を多く出している、良質な被リンクが多い、といった要素が充実しているほどドメインは強くなり、検索上位になりやすいです。

たとえば通信分野だとドコモはかなり強いドメイン。

強ドメイン

たとえば、私は「スマホや携帯電話はなぜ普及した?【理由を解説】」という当サイト記事の質に強い自信をもっています。

しかし、「携帯電話 なぜ普及」でGoogle検索すると記事タイトルよりドメインの強さを優先するため、記事内に「携帯電話、普及、なぜ」が含まれている強いドメイン(この場合はWikipedia)を上位に表示するというわけ。

まあ強いドメインの記事内に「携帯電話、普及、なぜ」が含まれているとしても、検索ユーザーが満足できるかはまた別問題です。

健康関連のネット記事は人の命を左右しますし、金融関連は詐欺にもつながる以上、そのジャンルの個人ブログは上位に表示されないのはわかるとしても、それ以外のジャンルでの個人ブログの扱いは論争があります。

たとえばパソコンの選び方ジャンルは人のお金・使い方を少し左右しますが、健康分野に比べると重大性は低いです。

Bing検索の特徴

Bing検索の大まかな特徴

  • 検索キーワードと記事タイトルの一致率を重視
  • YMYLはGoogleほど強くはない(健康系では権威ある法人が強いが、金融系ならまだ個人でも上位表示できる)
  • Googleほど公式サイトを最上位にしない
  • ポリコレはGoogleほど強くない
  • サイト全体より個別ページの評価を重視
  • 被リンクやドメインの質はGoogleほど重視しない
  • 検索したときに広告ページと普通の記事ページとを見分けづらい
  • アップデート期間中ではないときでも検索順位は結構動く
  • たとえば「パソコン、選び方」のように2語以上で検索するとき、「選び方、パソコン」のように語順を変えると検索結果は大きめに変わる
  • MicrosoftのアカウントをもっていてEdgeというブラウザでBing経由で検索するとリワード・ポイントが貯まる(詳しくは「マイクロソフト、リワード」で検索)
Microsoftリワード

私のMicrosoftリワード

※YMYLやキーワードといった専門用語はもう少しあとで解説します。

GoogleとBingの違いを表で比較

◎⇒○⇒△⇒×の四段階でGoogleとBingを評価:

Google Bing
相性のいいブラウザ Chrome Edge
AI Bard
(=吟遊詩人)
⇒Gemini
Copilot
AIチャット型回答の精度 凄いが誤りもある 凄いが誤りもある
検索範囲の指定 すべて
ニュース
画像
動画
ショート動画
地図
ショッピング
書籍
フライト
ファイナンス
すべて
ニュース
画像
動画
地図
旅行
ショッピング
ホテル
フライト
文字記事の検索精度 2023年9月までは○
2023年10月の生成AI導入からは×~△
△~○
画像の検索精度 2023年9月までは○
2023年10月の生成AI導入からは△〜〇
×~△
地図検索の利便性 ○~◎
動画の検索精度 △~○
ショッピングの検索精度 ×〜△
鼻歌の検索精度 △~〇
個人サイトに対する姿勢 かなり厳しい それなりに寛容
検索結果ページの広告量 普通 多すぎる
キーワードの抽象的な対応 強い やや弱い
メタディスクリプション
(検索結果での記事説明)
Googleの解釈を優先 サイト運営者の記述を優先
欠点 企業や役所サイトを優遇しすぎ 検索結果に広告が多い
Googleの検索画面

Googleでは書籍やフライトなども専門的に検索できる

たとえばGoogleで「プロ野球、順位」と検索すると個別ページをクリックしなくても検索結果の時点で順位表が出る。
いわゆるゼロクリック検索というやつだね。

ちなみにGoogleの検索エンジンの仕組み自体に疑問をもったらGeminiに、Bing検索の仕組み自体に疑問をもったらCopilotに聞くことをおすすめします。

GeminiはGoogleのAI、CopilotはMicrosoftのAIであり、それぞれの関係性は深いですから、より深い内容が聞き出せるからです。

Googleおよび検索エンジンのビジネスモデル

ここから先はGoogleとBingの検索結果の特徴と評価をさきほどの表にもとづきわかりやすく紐解いていきます。

なお基本的な方針としてGoogleもBingも検索ユーザーが満足することを目標としています。この根本的な方針が今後変わることは考えにくいです。

検索ユーザーが満足すれば、その検索エンジンを使い続けてくれますし、検索ユーザーが多いほどGoogleやMicrosoftに入ってくる広告収入は上がるからです。

GoogleがChromeというOSやブラウザを無料で提供し、さらにメーカー各社にChromeBookというパソコンをつくってもらうのも、それらはGoogle検索と相性がいいから。

それはAndroidスマホについても同じ。

つまり、Chromeブラウザ、Chrome OS、ChromeBook、Android、Googleの各種オンラインサービスについてユーザーが増えるほどGoogle検索の利用者も増えますから、Googleは無料でサービスを提供するのです。

Googleのオンラインサービスとは、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Gmail、ドライブなどのこと。有料プランもあります。

それゆえサイトの運営者としても検索ユーザーが満足するようなコンテンツを充実させる必要があります。

検索エンジンの顧客満足重視は変わらんだろうけど、そのためのアルゴリズムは変わるんだよな。

Googleの主力事業は検索エンジンおよびネット広告。Googleは検索エンジンが圧倒的な生命線ですから、生成AIの普及にはかなり神経を尖らせています(AIが普及すると検索されなくなりそう)。

一方、Microsoftの主力事業はPCソフトやクラウド事業であって、検索エンジンおよびネット広告事業にはあまり力を入れていません。

キーワードとタイトルの一致率が違う

まずはGoogleとBingで「映画 感動」と検索してみます。このような検索語句をキーワードといいます。

Bingの検索結果

Bingの検索結果

そうするとGoogleでは以下の3記事が1~3位にヒットします(2024年1月時点)。

  1. 【まとめ】絶対に泣ける感動映画52本!
  2. 【2023年12月最新版】映画好きが「号泣した」と高評価!「絶対泣ける映画」おすすめ59本
  3. 泣ける映画ランキング2024|涙活におすすめの感動名作35選

「映画 感動」と検索した際の引用

上の3つの箇条書きはそれぞれの記事のタイトルですが、「映画 感動」と検索したのにタイトルに「感動」が含まれているのは1位と3位。

しかし、2位は「泣ける映画」の記事であり、それは実質的には「映画 感動」と意味が近いです。

そのためGoogleは「映画 感動」と「泣ける映画」を同視して上位に入れたのです。

「泣ける映画」の記事内には「感動」という文字も入っていますし。

このようにGoogleは日本語キーワードを抽象的に理解するアルゴリズムが優れています(この抽象化が失敗している場合あり)。

一方、Bingで「映画 感動」と検索すると上位には記事のタイトルに「映画 感動」の2語を含む記事が多くヒットします。

つまり、Bingは記事タイトルと検索キーワードの一致率を重視しているのです。

Bingの検索で不満なのは、記事タイトルと検索キーワードの一致率が重視されていて抽象性の理解が弱いために的外れなページが表示される場合があることです。

Googleとて日本語の抽象性を理解していない検索結果があるように、検索エンジンに日本語の抽象性を理解させて最適な結果を上位表示するのは難しいのです。

助詞との関係が違う:キーワード検索からフレーズ検索へ?

Google検索

完全一致ではない検索

Googleで「パソコンの選び方」あるいは「パソコン、選び方」と検索した場合、両者の検索結果に大きな違いはありません。

しかし、Bingで「パソコンの選び方」あるいは「パソコン、選び方」と検索した場合、両者の検索結果はぼちぼち違います(私のサイトの検索順位は「の」があるほうが下がる)。

日本語は膠着語であり英語よりも助詞がややこしいように、GoogleとBingは日本語の助詞に対するアルゴリズムが違うのです。

膠着語とは語同士が接合している言語のこと。

助詞とは「が」「は」「の」「を」「と」「も」など、それ自体は活用せず「パソコンスマホ」のようにほかの語と合わせて使う言葉のこと。

現代の日本人は「パソコンの選び方」より「パソコン、選び方」のような形で検索する人が多いのですが、AIチャットにたずねる場合は「パソコンの選び方」で検索するほうが多いでしょう。

このあたりはAIチャットの浸透とともに変わっていきそうな感じがします。

カニバリゼーションへの対応

たとえば「コスパ最強の光回線○選」という記事タイトルと「おすすめの光回線の比較」という記事タイトルは「光回線」以外は重複していません。

しかし、記事内容がどちらもいくつかの光回線業者をおすすめするモノだったらGoogleから重複コンテンツと見なされやすいです。

この重複コンテンツによって検索順位が下がることは俗にカニバリゼーション(共食い)と呼ばれます。

逆に記事タイトルが似ているとしても記事内容が違うなら、Googleからカニバリゼーションと見なされない傾向があります。

一方、Bingのカニバリゼーションは記事内容で判定するというよりは、記事タイトルで判定している比重が大きいです。

カニバリゼーションへの対応はGoogleのほうが優れていますが、Bingもいずれ改善していくと思います。

YMYLに対する姿勢の違い

「感動 映画」と検索したときにはもう一つ隠れた特徴があります。

それはGoogleは法人が運営するサイトを上位にしやすい一方で、BingはGoogleほどには法人サイトを上位にせず個人ブログも上位にしてくるということです。

Googleとて個人ブログを上位にする場合もありますが、大まかな傾向としてはGoogleは法人サイト(会社や公的機関による運営サイト)を重視するのです。

それはYMYLと呼ばれる分野ではもっと露骨になってきます。

YMYLとは「Your Money, Your Life」の略で人々のお金(金融)や健康に関する分野のこと。

たとえば、ある病気の治療法に関して個人ブログがデタラメな情報を記し、それをGoogleが検索1位にしてしまうと人々の健康を広く害してしまいます。

そのためGoogleはお金や健康に関する分野の検索では法人サイトを上位にもってくる傾向が強くあります。

GoogleによるYMYLは最近では不動産、政治・選挙などの分野にも及んでいます。

選挙でもデタラメ情報を流すサイトはありますし、選挙のデタラメ情報は社会全体の問題になってしまいますからね。

まあ法人サイトがデタラメ情報を流してしまう場合もありますが、個人ブログよりはまだ信頼できる確率が高いです。

そのため個人がYMYL分野のブログを運営しても検索上位にヒットする率は低いため、YMYL関連の個人ブログは少なくなっています。

IT、娯楽全般、旅行、勉強などは個人ブログでも法人サイトに対抗できます。

BingにもYMYLに似たところはありますが、Googleほど強くありません。

そのため法人サイトの堅苦しい記述よりも個人ブログのざっくばらんな感じが好きな人は、Bingで検索すると個人ブログが多めにヒットするのでおすすめ。

昨今の検索結果は法人サイトが強すぎてつまらんよな。文体も堅いし。
Googleは生成AIでつくった低品質の記事を排除したがっている。これを排除するための措置として良質な個人ブログも巻き込まれたのかも。

公式サイトの優先性の違い

たとえばGoogleで「八王子駅、時刻表」と検索すると、JR東日本公式サイトの八王子駅時刻表が最上位に現れやすいです。

一方、Bingで「八王子駅、時刻表」と検索すると、駅探やジョルダンといったJR運営ではない時刻表掲載サイトを最上位にすることが結構あります(JRが1位の場合もある)。

人によっては時刻表は駅探やジョルダンのほうが見やすいでしょう。

つまり、Googleのほうがその道の公式サイトを最上位にしたがる一方で(正確さ・権威性重視)、Bingは検索ユーザーの好みを反映したがるということ。これはほかのジャンルでも通用します。

駅探やジョルダンも上場企業運営のサイトですから時刻表の表示は基本的に間違っていないと思いますが、それでもGoogleは権威性を重視する傾向があります。

被リンクの質と数

それからGoogleは被リンクの質と数も重視しています。

被リンクとは、外部サイトからリンクされること。

被リンク

たとえば、今回の私の記事である「GoogleとBingの違いをわかりやすく比較」を気に入った人は、他のサイトでも取り上げてリンクを貼るでしょう。これが私にとっての被リンクです。

つまり、他人から推薦される記事やサイトは良質の証明であるため、Googleは被リンクがたくさんついた記事を上位にもっていきやすいのです。

Googleが権威主義だと批判されやすいのは、YMYLの強さと被リンク重視に原因があります。

たとえば企業サイトの中には記事の質は大したことないのに、被リンクおよびドメインが強いというだけで検索上位に来ているのは珍しくありません。

被リンクは自演で行うとか、質の低いサイトから低料金で貼ってもらう手段もありますが、これらに対してGoogleはペナルティを課することもあります。

そのためサイト運営者にとって被リンクは数だけでなく質も重要だといえます。具体的には公的機関や企業、大学など権威ある組織からリンクされるとポイントは高いです。

法人はグループ会社も含めて組織力が優れていますから運営サイトの自演リンクも巧妙にできています。

Bingも被リンクの質と数を見ていますが、Googleほどには重視していません。

Googleは全体を重視し、Bingは個別ページを重視する

次はサイト全体か、個別ページかという問題について。

  • AサイトはIT系が専門の権威ある法人サイト、記事数は計500
  • Bサイトは個人の雑記ブログ、記事数は計200で、そのうちIT系の記事数は40

たとえばAサイトにもBサイトにも「インターネットの意味」を解説する個別ページがあり、雑記にもかかわらず「インターネットの意味」の解説においてはBサイトのほうが記事の出来がよかったとします。

こういう場合、GoogleはAサイトを上位に、BingはBサイトを上位にもってくる傾向があります。

そもそもGoogleは検索ユーザーがもとめている個別記事だけでなく、そのサイト全体の専門性や記事数も重視しています。

検索ユーザーは「インターネットの意味」を解説している個別記事を読んだ後、そのサイトの他の記事も読むことがあるからです。

運営者にとっては同じジャンルにおいて数十記事以上は書けるだけの専門性がないとGoogleから評価されにくいともいえます。

検索ユーザーがGoogleに不満をもつとしたら「このサイトは権威ある法人が運営しているけど、検索で上位に表示された個別ページについては出来がよくない」というパターンです。

Googleはサイト全体の権威・専門性やページ数を評価しやすいため、個別ページに対する順位付けがおかしい場合があるのです。

低評価の記事削除で順位が上がる

たとえばサイト運営者が計200の記事をもっているとします。このときサイト運営者が質の低い記事・読まれない記事を削除するとGoogleは他の記事の順位を上げてくれる確率が高いです。

これもGoogleには全体評価を重視するアルゴリズムがあるから。

あまりにも全体の記事数が少ない段階でこの手法を使っても意味はありませんから、低評価記事の削除は記事数が増えたときに行うべき。

Googleに評価されるにはサイト全体の記事数と専門性と権威性、そして回遊性(内部リンクを使って複数の記事を見てくれる)が重要だと覚えておきましょう。

BingよりもGoogleから評価されるほうが難しいです。

一方、Bingはそういった全体的な評価よりも個別ページとして優れている方を上位にもってくる傾向があります。

全体的な記事数や専門性はAサイトのほうが優れているとしても、「インターネットの意味」を解説する個別ページはBサイトのほうが優れているのならBサイトを上にもってくるのです。

Bingにもサイト全体を考慮するところはありますが、それはGoogleよりも弱いとおぼえておきましょう。

そのため新しいサイトでまだ記事数が少ないとしても、個別記事の質がよければBingでは上位になる可能性があります。

Googleは画像検索でも優位に立っている

次は画像検索について。

Googleの画像検索は画像数、検索精度、新しい画像のインデックスの早さ、どれもかなり優れています。

インデックスとは、この場合、新しい画像が検索エンジンに登録されること。登録されることで検索エンジンの表示候補になります。

たとえばGoogleで「西田敦子」と検索すると西田敦子という名前の女性がヒットします。

しかし、Bingでは「西田敦子」と検索すると、名前がよく似ている有名人である前田敦子さんの画像ばかりがヒットします。

Bingの画像検索は正直言ってかなり頼りないです。

Bing検索はおかしい件

あるいはBingで「四十八」と検索すると、検索上位に成人向けコンテンツが含まれていることがあります。

確かに「四十八」は成人向けコンテンツとして解釈できる面もあるのですが、マイナーな解釈です。

実際、Google検索で「四十八」と検索しても成人向けコンテンツは上位に来ません。

その検索ワードはいたって普通なのに成人向けコンテンツが含まれているのはいろいろまずいでしょう。

Bingは検索サジェスト(検索候補)にまでも成人向けコンテンツが入ったりするなど、成人向けコンテンツの区別が弱いのです。

動画埋め込みコンテンツの位置づけが違う

bingの動画検索結果

Bingで「デスクトップ ノートパソコン どっち」と検索すると1ページの下のほうに私のサイトが動画検索結果の1つ(bing.com/videos)として表示されます。

その記事内の下方で私はYouTube動画を補助として埋め込んでいるため、Bingはそれを動画コンテンツととらえたのでしょう。

しかし、ブログにYouTube動画が埋め込まれている場合、Googleは基本的に動画コンテンツとしてはとらえず通常の検索結果としてとらえます。ブログの主体はあくまでテキストだからです。

ニュースサイトだと動画ニュースはそのサイトの主体ですから動画検索の結果として表示されます。

このような動画埋め込みコンテンツの検索位置づけはGoogleのほうが優れています。

地図検索でもGoogleの勝ち

Googleは地図の検索もかなり優れています。

Googleのストリートビューとアースという機能を使えば世界各地の住所を自在に探ることができるからです(一部にエリア外もあり)。

最近ではインドアビューといって施設の内部まで見えるところもあります。

こうなると、ストリートビュー内の人物にはモザイクがかかっているとはいえ、プライバシーが問題になるくらいよくできています。

Bingにもストリートビューはありますが、それはアメリカ合衆国の大部分や西欧の一部しか対応していません。

Googleストリートビューは日本の田舎までも詳細に対応しているというのに。

GoogleはYouTube内のセリフ検索や本の全文検索も一部でできるようにあらゆるモノを検索可能にしたがっている。

Googleのクチコミはひどい

グーグルの口コミ

Googleで会社や病院などを検索したときに上のようなクチコミが表示されますが、これはデタラメな場合が結構あります。

競合他社が営業妨害として悪いクチコミを書いたり、自社従業員が自作自演していることもあると聞きます。

これはGoogleのせいというよりデタラメな投稿をした一部のユーザーが悪いのですが、Googleも策を講じるべきでしょう。

Googleのそういったクチコミはあまり参考にすべきではありません。

まとめ:GoogleとBingはどっちがいい?

正直言って検索エンジンの総合力は現状ではGoogleのほうが上です。

しかし、分野によってはBingのほうがあなた好みの検索結果が上位に出ることも十分ありえます。

そのためGoogleでよい検索結果に巡り会えない場合、Bingも試してみるべき。

検索エンジンの利用は基本的に無料ですからどんどん試してみましょう。

アメリカではBingのシェアが上がっていますから、いずれ日本でもBingのシェアが上がるかも。

Googleは独占禁止法に反するとして各国政府から訴えられているからな。

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